もうすぐ
わたしの
誕生日がきます
もし
神様から
誕生日プレゼントをもらえるとしたら
わたしは
たったひとつ神様におねだりしたいものが
あります
それは
電話です天国にかけれる
電話です
もし
天国にかけれる電話を
電話を神様からもらえたら
わたしは
お母さんとお喋りします
わたしの誕生日に
誕生日に天国にいるお母さんと
お母さんとお喋りできる
電話がほしいですお母さんに会えなくなってしまった
寂しさを
こんなに
精一杯こらえて
生きている
ご褒美に１年に１度の
わたしの誕生日に神様
お母さんとお喋りさせてください
でも
お母さんとお喋りできてしまったら
きっと
わたしは
泣きだしちゃうかなお母さんがいなくなって
さみしい
さみしい
って
心の奥に
しまいこんでいる
寂しさをお母さんにぶつけてしまうかな
そして
しくしくしくしく泣いちゃうかな
そしたら
お母さんはきっと
とっても
悲しんじゃうなきっと
とっても
心配しちゃうな
この地上にいる
わたしのもとに
戻ってあげたくても
戻ってあげれなくて
苦しんじゃうな
だから
神様
やっぱり
天国にかけれる電話は
電話はいりません
その代わりに
神様
わたしの誕生日に
誕生日にお母さんの
夢を
夢をみさせてください
お母さんに
夢で逢えたらきっと
お母さんは優しい優しい
笑顔で
お誕生日おめでとうと言ってくれるでしょう
優しい
優しい
声音で
よい歳になるようにと言ってくれるでしょう
そうしたら
わたしは
ほがらかな心で誕生日の朝を迎えることが
できるでしょう
