子育ては過ぎ去ってしまえば　

一瞬のように思うけれど、　

真っ最中のときは　

感情が揺さぶられてイライラする。　

それでも子どものふっと仕草や表情は愛おしく　

心が救われる。　

＊＊＊＊＊

数日前、社会人1年生になった息子が　

ネタが大きく新鮮で　

なかなか予約の取れないお寿司屋さんへ　

連れて行ってくれたんです。　

　

「なに食べる？」

「ビール飲んでもいいで」　

そう聞いてくる息子の表情が　

どこか誇らしげでもあり　

嬉しそうでねぇ(*´ー｀*)

ちょっぴりウルッと。　

数ヶ月ぶりのお酒は体にくる。笑　

普段飲まないので　

一杯飲むのにかなりの時間がかかりました

ネタの大きさが伝わるでしょうか？　

会計を済ませてくれた息子に

「ご馳走さまでした。ありがとうね。嬉しかったよ」

そう伝えると　

「プレゼントは炊飯器でいい？」　

ㅤ

ㅤ

え！炊飯器まで？！！((((；ﾟДﾟ)))))))

ㅤ本気？！！！

ご飯をご馳走してくれたただけでも嬉しかったのに　

息子の気持ちにガクブル

写真はマグロの頬肉です。
鶏肉のような食感でぷりぷりしてて美味しかった〜♡　

息子が幼い頃は愛してやまないぼーろを
小さな指で懸命につまんでは、　

満面の笑みと喃語が入り混じった　
つたない言葉で、　

「あい、どうじょ」

自分のぶんをそっちのけで　
姉や私や夫に分け与えてくれる優しい子でね、

「美味しい〜♪」と言うと　
これまた満面の笑みでニコッと。

私たちにあげたせいで無くなっても
泣き出すこともなくニコニコ。

末っ娘を妊娠中は　
切迫早産で安静を言い渡された私のために　

「ママは寝てて！！」　

姉と力を合わせて　

洗濯物を干してくれたり　
野菜を切ってくれたり
掃除機をかけてくれたり　
窓を拭いてくれたり　
　

たくさん手伝ってもくれました。　

誕生を待ちに待った妹とは今でも仲良し。

誰とでも打ち解けるのが早く　
友人や先生からの信頼も厚くてね、　　

「○○のお母さん、○○が△△してたで」

息子の友だちやママ友から呼び止められることが　
毎日のようにありました。笑

"息子の周りには常に人がいてみんな楽しそう”

葛藤はたくさんあっても　
私から見たこれまでの息子の印象です(*´꒳`*)

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自分の親のようにはなりたくなくて　
でも認められたくて　
いいお母さんになろうと必死だったし　
　

待ったなしの子どもたちにうんざりすることも　
余裕がなくなって怒鳴り散らすこともたくさんあって　

そのたびにに自己嫌悪に陥っては
「こんな母親でごめんね」と申し訳なさで　
子どもたちの愛情を受け取れないこともありました。
　

周りから一人で3人育ててすごいって　
幾度となく言われてもピンとこず
　

ひとり親あるあるの葛藤や無力さや
母親役と父親役のバランスの取りかたといった　
悩みや問題も乗り越えてきたけれど

私がこの子たちの笑顔を守る　　
　
そう思っているのと同じように　
　
むしろ、子どもたちの方が　
私の笑顔を守ってくれている。

特に息子は家族の中で男1人ですからね。　
より"守らなくてはいけない" と思ってきたと思います。　
　　

だから今でもたま〜に聞くんです。　

「しんどくなってない？」と。　

「なってへんよ。無理してまでやってへん」
　

不満を抱えた以前の私がひょっこり現れると
息子に重ねて不安になることがあるから　
　
その時は負担になっていないかを聞いてもいい？　
と、事前に伝えてあるんです。
　

子どもたちから向けられる愛情は　
どこまでも深くとてつもなく大きく　
男の子は好きな人のヒーローになりたい。
　

息子を通して学び得た１つです。
　
　
またひとつ　
忘れることのない思い出ができました(*´-`)