双子のパパ SnowWarsの奮闘記

双子のパパ SnowWarsの奮闘記

妻、少2の娘、0歳の一卵性双子の息子を持つ5人家族のパパ。
現在在宅勤務をしながら双子育児奮闘中なので、そこでの発見や感じたこと、または仕事に関することについて思うところを記録していきたいなと思っています。

Amebaでブログを始めよう!

少し前のことになりますが、2016年6月某日、Project Management Professional (PMP) を受験しました。新生児の双子を抱えながらの受験勉強でしたので、一般的に言われる100時間の勉強時間を確保することは難しく、その半分未満で試験に臨みましたが、無事合格出来ました。

 

同じく子育てに励みながら受験しようとしている方、通常業務が忙しくてなかなか勉強時間が取れない方はたくさんいらっしゃると思いますので、少しでも参考になればと思い、私の受験勉強記録を公開します。

 

==========================

<受験資格取得まで>

- PMP受験資格の一つ、認定教育機関での教育受講による35PDU取得。私はグローバルナレッジの研修を使い、2015年12月に21PDU、2月に14PDUを取得。
 

- 4月後半に受験申請。私は4年生大学出身ではないため、7500時間及び60週のプロジェクトマネジメント経験(過去8年以内)が必要だった。入社した頃から携わったプロジェクトを片っ端から列挙してなんとか条件をクリア。これが今年までPMP受験できなかった最大の理由。運良く(?)監査には引っかからなかったので、そのまま受験予約へ。
 

<試験まで>

- 本当は5月中に受験するつもりでいたが、3月に双子が産まれ、NICU・GCUに毎日通っていたことや、5月頭に退院を控えていたこともあり、多少育児に慣れてからにしよう、という甘い考えで6月13日に試験予約。
 

- グローバルナレッジの研修で全体概要は把握できていたため、必要なのは詳細理解と暗記だと考え、試験前2週間で集中して勉強する作戦に決め、5月30日から本格的に勉強スタート。使った教材は下記。
 

  >PMPパーフェクトマスター

  >PMP試験対策テキスト&問題集

  >グローバルナレッジの研修で使った練習問題集
 

- 勉強開始時に考えた勉強方針:テキストは最低2回ずつ読む。模擬問題が合計600問分(200,100,100,200)あるので、最低1回ずつ、できれば2回解く。

- 模擬問題は、まぐれ当たりをそのままにしないために、問題を解いていて迷ったものにはマークをつけておいて、正解していても必ず根拠を理解するようにする。それから、大事なポイントとして、丸暗記だと試験でも実戦でも応用が利かないので、内容理解に努めることにした。
 

- 方針に沿って、平日は仕事を終えた夕方から夜にかけて、育児しながら細切れに合計2時間程度。予想以上に集中できないため、妻に協力をお願いして、週末2日は某コーヒショップで4時間ずつこもって勉強することに。参考書は細切れでも読めるけど、模擬問題は時間配分の感覚をつかむためにもまとめて解きたいので、某コーヒーショップで実施した。
 

- 6月4日に模擬試験実施

   >67%の正答率。(本番では60%が合格ラインと言われている)とはいえ模擬問題なのでまだまだ不安が残る結果。
 

   >200問解くのにかかった時間は2時間15分程度。本番は4時間あるので時間の心配はしないことにした。模擬問題を解いて気づいたことは、47あるプロセスのインプット、ツール、アウトプットをある程度把握していたとしても、それぞれの中身までよく理解していないと解けない問題が予想以上に多い事。このままではまずいと思い、テキストの読み方を変え、自分が試験問題にするとしたらどうなるかなという事を考えながら読むようにした。
 

- 6月5日は再び某コーヒーショップでテキスト読み込み。その後平日の合間でグローバルナレッジでもらったテキストの模擬問題100問x2を実施して苦手なエリアを認識(品質マネジメント、リスクマネジメント、調達マネジメント、一部の計算問題系が苦手だった)
 

- 6月10日金曜日は年休取って以前解いた模擬問題に再挑戦。今度は87%。残りの13%については、なぜ間違えたのか(記憶?内容理解?その他?)を分析した。
 

- 翌日6月11日、まだ手をつけていなかった模擬問題200問を解いた。83.5%の正答率。うーん、試験2日前としてはかなり不安が残る結果。(90%は欲しかった)前日同様間違えた問題の原因分析実施。
 

- 試験前日である6月12日には勉強できなかった。
 

- 試験に向けて気持ちに余裕を持つため、PMPパーフェクトマスターを最後に読み通しておきたかったので、当日は3時過ぎに起きて勉強開始。電車と試験会場近くのカフェで試験開始1時間前まで使って読破&計算式を暗記しているか最終確認
 

- 結局2週間で勉強できた時間は50時間に満たなかったので不安だったけど、今更何を考えても遅いので、早く解いて早く帰ろうというモチベーションに切り替えて試験会場へ。

 

<本番>

- 9:00から受験予定だったので、余裕を持って8:30に受付。9時まで最後の悪あがきしようかなと思っていたら、準備できていれば試験開始できますよと言われたので、早く帰りたい虫が騒ぎ、即受験開始。
 

- 8:40から問題を解き始め、11:08に終了。問題を解きながら、後で見直ししても迷うだけで合否に影響するほどではないと感じたので、200問解き終わったら迷わずENDボタンをポチッと。勢いは大事。
 

- 結果は・・・・・・のその前に、アンケートを求められて拍子抜け。

 

- やきもきしながらアンケートをサクッと終わらせ、ENDを押したところで、Congraturation の文字が!思わず、”良かったー”と、ため息とともに言葉が出てしまった。
 

- ちなみに、試験内容は噂に聞いていた通り、日本語だと理解しにくい問題が多数。日本語の問題で、”ん?”と思ったものは英語を読むとしっくりくるものが多く、4時間かけるつもりなら英語だけで受験しても大丈夫そうだなという感覚。
 

- これは合ってるだろうと確信できたのは半分程度、あとは自分なりの論理を持って回答したけど、正解してたのかどうかは不明。

==========================

 

通常100時間は必要と言われるPMP受験ですが、その半分で合格できた背景には、日頃のプロジェクトマネジメント実戦経験と、その中で受けるPMPを持っている諸先輩方からのアドバイスや、PMO業務を通して得られる知識があったからこそです。置かれた環境、頑張った自分、協力してくれた家族に感謝です。