RedCentre赤い大地の旅
2025年5月18日
朝3時頃から目が覚めた。やはりエコノミーはなかなかゆっくりとは寝られない。しかしウトウトしていただけでも疲れが少しはとれただろう。
4時に朝食が来た。食欲は低いが朝からの甘いマフィンに挑戦だ。
往路ではHDソローの『森の生活』(上)を読み終えた。150年ほど前の話とはいえ、自分一人で森の中で快適に生活していく力が生き生きと描かれていた。今は、藤井旭の『星の旅』を読んでいる。旅に本は欠かせない。違った場所で読むと違う感覚で読み進める気分がいい。キャンプ場も読書には良いが機内も最高の環境だ。
朝5時20分、さあ、羽田に着いたぞ。入国審査はアプリのVisitJapanWebで簡単に通過した。次はカルーセルで荷物を待とうう・・・・?・・・・?・・・・?1時間待って遂に出てこなかった!!! 初LOST。近くの係員に話すと事情聴取になった。羽田にはQantasの荷物受託はないからJALが委託としてやっているらしい。最後の最後でドラマが待っていた訳だ。騒いでも仕方ない。戻ってくるのを待つしかない。
ターミナルをバスで移動し国内線へ移った。身軽になって楽ではあった。アラスカから帰国した時と同じ宮崎便のフロアに行き、同じ小さな食堂を見つけた。以前と違ってJAL直営店になっている。朝早くなのに丁寧な男性スタッフで気持ち良い。まずは帰国祝いだ。(あっ、まだ朝7時半だ⋯)
食事後、鼻水が出る。風邪でもひいたのだろうか。キャンプは寒かったし、アデレード空港ではボーディングブリッジを歩くときにえらく寒いのを感じた。あそこは南極に近いからもう冬の始まりなのだろう。コンタックを飲んでしのごう。
12時15分、宮崎空港に到着した。すぐに特急に乗った。列車内で一人の外国人登山客風な方がすぐ後ろにいたので聞いてみると「アタに行く」という。私は理解できなかったので「アタ?」と聞き返すと、「もうまったくぅ、英語ぐらい理解しなさいよ」ってな素振りでスマホの翻訳アプリを出した。それがうまくいかないので、今度は列車の切符を差し出した。それには「大分」と書いてあった。「アタではなく、オーイタね。」と私が言うと、「ああ、オーイタ!」と納得したようだ。さらに私が「あと2時間くらいかな。」と教えるとビックリしていた。ここは日本だ。今度は私が旅行者をウエルカムしなきゃという一幕だった。
午後1時半、無事帰宅した。航空機を初めとした交通機関での移動やレンタカーの運転、知らない土地でのトラブルなど無く無事に戻って来れて何よりだ。アラスカの時は本当に久しぶりの海外旅行で緊張感が強かったが、今回はその緊張感の中にも訪れている「今を楽しもう」という意識は強かったと思う。テーマである「Enjoy the Process!」は実現できたようだ。
初めに掲げた、4つの目標である「1 赤い大地を車で走る」「2 南天の星を撮る」「3 アボリジナルの文化を知る」「4 赤い大地でキャンプをする」 この4つについて、3項目については達成できたと思っている。3番目のアボリジナル(アボリジニという表現から訂正)の文化については体験活動、アクティビティそのものができなかったので残念だった。事前予約して確認しておかなかったのがいけない。真にネイティブの文化に触れようと思えば、こういう観光客向けのアクティビティではなくその土地にどんどん入って行く方がよいことは分かっているが、「当たって砕けろ」の若者ではあるまいし、初めての土地でいきなりというのはなかなかできるものではない。一般の観光客が訪れる場所ではあったが、カタ・ジュタやウルルを巡れたことやカルチャーセンターで学んだこと、地元のスーパーで買い物をしたことなどで、少しは空気感に触れることだけは出来たように思う。これからは書物を通して理解を進めたい。中学生の頃から夢見たオーストラリアのレッドセンターに行けて本当に良かった。 See,ya!
【後記】
帰宅後5日目にして荷物が届いた。お土産も結構入っていたので本当に良かった。手配をしてくれたJAL関係者に感謝である。それから該当する部分で書いたように、今後乗り継ぎが発生する場面では、しつこいと思われようと、タグと半券の確認を怠らず、タグについては目的空港がわかりやすい貼り方をしてあるかの確認もしたい。それから荷物や身の回り品の画像もきちんと撮っておくことが大事だと学んだ。
また、ベルトについては、シドニー空港の遺失物係に問い合わせたがこちらは出てこなかった。
完




