※※※※※※雑談※※※※※※※
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「で一郎君とこいつらと?どんな関係?まさかと思けど?危ない関係?」

と言いながら、茜は一郎の前に二杯目の水割りを置いた。すると、百合は笑いながら、左手を大きく左右に振りながら

「危ない関係っ?ないっ、ない。絶対にないっ。こいつらに限ってっ、ホスト修業すら逃げ出した、奴らだよぉ~。そんな、根性ないって」

と勝と真司を見ながら、言った

「まぁ~ねぇ。そんな根性があったら、百合ちゃん、結婚してるわよねぇ~。どっちかと」

と茜は勝と真司顔を見ながら言い、そし勝とて真司のの二杯目の水割りを置いた

「私達も!!もう一杯、もらうよ。ママ、追加」

と今度は茜がママに言い、空いたグラスを二つ、持つと、茜は立ち上がり、カウンターへと行き、そしてウーロン茶の入ったグラスを二つ持って、席に着いた

「いっ、命の恩人」

と蚊の泣くような声で言うと、顔を臥せた。茜は横を向き、一郎の顔を覗き込んだ

「えっ!!なにっ?なに?なにか?言った?」

と百合は耳に手を当てながら、一郎に聞いた。

「命の恩人」

と顔を赤くしながら、一郎は怒鳴るような大きな声で言うと

「へぇ~。まだ、隠してる根性があるんだっ!!

と茜が言うと、茜と百合は勝と真司の顔を見つめ、笑った
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「百合は、一郎君の隣。茜ちゃんは俺の隣。真司君の隣は・・・ママっ!!

と勝が勝ち誇ったような顔で言うと、驚いた顔で

「勝は熟女が好きだから、勝の隣はママっ!!茜ちゃんは、この真司様の隣と・・・」

とすぐに真司は言い返した。すると、百合と名乗った女性が笑いながら

「私が・・・勝と真司の間。嬉しいでしょう。茜ちゃんは、一郎君のと・な・り。文句あるっ!!

と勝と真司を睨み付けながら言い終わると、百合と名乗った女性は勝と真司の間に座り込んだ

「失礼しますっ。」

と言うと、茜ちゃんと呼ばれた女性は一郎の隣に座った

「勝っ、真司っ、私達も飲んでいいでしょ。ママっ!!ウーロンっ!!二つっ!!

と百合は元気な声で、着物を着た女性に向かって言い放った言った。

着物を着た女性が、ウーロン茶の入ったグラスを二つ、百合が座っている席へ持って来た

そして、着物を着た女性が百合と茜にグラスを手渡すと同時に百合が

「乾杯っ!!

と言いグラスを上に上げた。

すると、ボックス席に座っている皆が、次に次に「乾杯っ!!」と言いながら、グラス同士をぶつけ始め、一気にその一杯を飲み干した

そしてグラスをテーブルに置き始めると、同時に百合と茜は二杯目の水割りを作り始めていた
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勝と真司は、急に借りてきた猫ように大人しくなった

「さぁ、あなたもこっち」

と着物を着た女性がその男に言うと、その男もゆっくりとボックス席へと向かって行った

三人がボックス席に座ると、茜と呼ばれた女性と入り口で挨拶した女性がお酒の用意を持ってボックス席に向かった

ボックス席に二人の女性が着くと

「三人とも水割りで良いよね?」

と答えが返って来る前に、入り口で挨拶した女性が水割りを作り始めていた

「茜ですっ!!宜しくねっ!!まぁ、勝と真司は知ってるいるけど、あなたのお名前は」

と茜ちゃんと呼ばれた女性はその男に自分の名前を言うと

「一朗、田中一郎と言います」

とその男は自分の名前を言うと、スーツの内ポケットから名刺入れを取出し、その中から、一枚、名刺を取出すと、茜と名乗った女性に名刺を手渡した

「桜並木証券営業課課長・・・って、桜並木証券と言えば一流企業中の一流、その課長さん・・・。エリート中エリートじゃないの。なんで、そんな人が勝と真司と・・・」

と言い終わると、茜は勝と真司の顔を不思議そうに見つめていた

「百合と言います。宜しくねっ!!

と入り口で挨拶した女性は水割りを作り終えと、一郎と名乗った男に名前を名乗った