昨日は久しぶりに好きな雑貨屋、南蛮屋さんに行き珈琲豆を買った。

OKストアのブレンドがかなり値上げしたので買う気になれず
少量でも美味しい豆をとフラフラ立ち寄った。
たまに陶器などの掘り出し物があるので・・・

母が亡くなる3ヶ月前の2011年7月。
気管支にガンが転移した為、鼻からチューブを胃に通してそこからエンシュアという医療用の栄養剤を摂っていた母に、有名な料理家の辰巳芳子さんの書籍を見ながらいろいろなスープ(と言うよりお出しに近い)作ってあげて、そのスープを入れるカップを買った。
といっても少しだけ口に含む位しか出来なかったが。
母はそのカップをとても気に入ってくれて、南蛮屋に行きたいと言った。そして一時入院し退院した日の帰りに寄る計画を立ててていた。
それなのに、急に天候が変わった。
あの頃頻繁に起こったゲリラ豪雨だ。

それでも母は「南蛮屋に行きたい」と子供のように言った。(もう行けないと感じていたのかな…)
運転手の弟は首を縦に降らなかった。
そして「運が悪いよなぁ」と小声で呟いた。

その後暫くはその雑貨屋には行く気になれなかった。
次に訪れたのは3年後位だと思う。
人見知りの私が気兼ね無く話しかけれる笑顔の店長さんはいらっしゃらなく、やり手の感じの方に替わってしまったのでまた遠ざかった。

しかし3年前に歩いて行ける程のマンションに越してきたのを機にたま~に行ってみるも、なかなか落ち着けなかった。(自分の心のせいと思う。今なら感じ方も違うだろう)

昨日いらした方は、店長さんかは分からないが、40代くらいで可愛らしいホッとする笑顔の方だった。そしてキリマンジャロブレンドを試飲させてくれた(写真)。昔もよく素敵なカップで試飲させて頂いたなぁ🍀
店内には他にお客さんがいなくて、私が頼んだ豆を挽く音がBGM。
娘のプレゼントのミルは暫く使ってなかったので挽いてもらった😅

「小さな贅沢を売る店」南蛮屋さんに、たまに買い物に行けるようなゆとりを持てる自分になろう。