初めて記事を投稿したいと思った。

なぜなら、同じ悩みを持っている人が大勢いるはずだからだ。

私が未経験からPMになり、早7年。ずっとウォーターフォールのプロジェクトしか担当をしてこなかった。

そんな私がひょんなことから今の会社に入って1年目でまさかのアジャイル開発のプロジェクトマネージャーをすることに。

PMPも持っているし、知識はあるし、段階リリースに似た様なものでしょ!

とタカをくくっていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。

この経験をぜひ誰かに伝えたいと思い、初めてブログを書こうと思いタイピングをしています。

 

プロジェクトの具体的なことはここにはもちろんかけないので、一旦書ける内容を書いてみようと思います。

<概要>

開発手法:アジャイル

開発ツール:AI

開発環境:Azure

開発メンバー:3名

ツールのユーザー:約20名

開発期間:約3か月

 

当時のプロジェクトは、2か月でAIが人1名分の業務量をこなせる学習をしている想定でした。

ですが、開発を始めてみたらそもそも開発担当者との認識相違が発覚、加えて現場と開発担当者とのコミュニケーションもうまくいかず最初の1か月半は、うまく開発が進みませんでした。

このプロジェクトでの最大の課題は、「コミュニケーション不足」「事前の認識合わせ不足」と考えています。

原因は・・・

・お互いがお互いの作業範囲以外は関係ないと思い、うまくコラボレーションができなかった

・ウォーターフォールの開発だと思い込み、変化に対してネガティブな反応をしてしまっていた

(それにより、開発担当者とうまくコミュニケーションをとれなくなってしまった)

 

このまま進めると、ツールはリリースしても業務効率が上がらず、野良ツールになるリスクが高い=投資損になると判断しました。

 

この課題に対し、私はPMBOKにある下記「12の原則」の観点のうち青字の内容を用いて解決に取り組みました。

  • スチュワードシップ(請け負ったことを責任を持って行う)
  • お互いを尊重し協力し合うチーム
  • ステークホルダー(利害関係者)との連携
  • 価値の創造に焦点を当てる
  • 包括的思考:システムの相互作用を認識して対応する
  • リーダーシップ
  • テーラリング(状況に応じた調整や仕立て直しを図る)
  • 品質をプロセスと結果に組み込む
  • 事態の複雑さに対処、適応する
  • リスク(好機と脅威の不確実性)に対処する
  • 適応性と回復力を備える
  • 変化することであるべき未来を達成する
それぞれどのように行動に落とし込んだかというと。。。。
  • スチュワードシップ(請け負ったことを責任を持って行う)
    →自分に対してはPMという自負を持ち、何とかプロジェクトを成功させようという想いをもちました。
     チームメンバーに対しては、すでにお客様にコミットした内容のため、何とかリカバリしてこれを乗り切るように鼓舞し、その責任がみんなにあるという事を伝えました。説得が難しいメンバーに対しては、第三者を間に挟んで説得をしてもらうようにしました。
  • お互いを尊重し協力し合うチーム
    →ユーザーは使い手のプロ、開発はユーザーがやりたいことを実現させるプロという意識を持たせ、
     不安は常にその場でチャットや対面での打ち合わせを開催し、お互いに解消をしていくことで信頼関係を築き、尊重しあえる関係を築きました。
  • テーラリング(状況に応じた調整や仕立て直しを図る)
    →アジャイル的な開発(あえて”的な”と使っているのは、誰も明言をしなかったためである)ということを念頭に置き、定期的な会議では常に状況を確認し、スケジュールや要件の変更があった際にはその場で変化に対応したスケジュールや内容に更新をしていきました。
  • 事態の複雑さに対処、適応する
    →AIだけではユーザーの希望を実現できないという課題に対しては、他のツールと組み合わせて実現する方法を提案しました。また、そのツールを使用するためにお客様との調整も疎むことなく速やかに実施をし、要件の実現をしました。
上記を行ったことで、コミュニケーションエラーがなくなりドキュメントやスケジュールの線引きを何回もし直すなどの手戻りが減少し、合意形成がスムーズに進むようになりました。
また、プロジェクトオーナーへ報告する際も、その場で疑問など提起されることがなくスムーズに進められるようになりました。
 
今回のプロジェクトでの学びは以下の通りです。
  • 開発手法が何なのかをまず認識合わせる
  • 開発手法に則ったプロジェクトマネジメントを行う
  • ステークホルダー同士の橋渡しをしっかりと行い、役割を明確に定義する
  • 定義した内容、あらかじめ決めた内容について具体的な作業に落とし込み、各々が自発的に動ける環境を整える必要がある。
  • 会話のキャッチボールが難しい相手とのコミュニケーションをとるときには常に「私が」と自分を主語にして話すようにする(そうすることで、責められているという誤解を生まず心理的安全性を確保し、お互いが信頼しあえる関係性を築くことができる)
 
ここからは、私の感想です。
今回は開発のリーダーが社内でもコミュニケーションをうまくとりにくいと評判の方でした。
そのリーダーは、基本的に自分のいいたいことをまくしたてて、会話のキャッチボールができずコミュニケーションの取り方に非常に苦労しました。
ただ、何度も何度も繰り返し話をし、相手のことを理解しようとする姿勢、戦うのではなく協調したいという姿勢を見せ続けることで、終盤は会話のキャッチボールができ、定期的な社内の進捗会議でもトラブルが起きなくなりました。
今後もその姿勢は崩さず、如何なる方とでもうまくやれるようにしていきたいと改めて思いました。。。