皆さんこんばんは。星砕リリィ、もといほしりりと申します。
まずは先ずに、申し訳ありませんでした。
これから書く内容は私の心をそのまま書き出しておりますので過激な内容が含まれております。
ですが、ぜひとも読んでいただけると幸いです。
まず私がなぜ引退しようと決意した理由です。
これは様々な要因があり、
「今回のマジカルミライ2019に思ったこと」
「最近のボカロ界隈における炎上」
が主な二点となっております。
どちらも少し長い内容ですが読んでいただけると幸いです。
「今回のマジカルミライ2019で思ったこと」
今回のマジカルミライはおそらく皆さんが思ったであろう「少し雰囲気が違うな」とのことです。
私はそのことで思ったことを書いていきます。
・公式が「今回のマジカルミライは新しいことに挑戦していく」と話していたこと。
新しいことに挑戦していくのは悪いことではないです。ずっとそのまま続けていくとどうしてもマンネリが起きてしまいますし。
ですがそれを「今回」やっていく必要ありました?って部分が多いんですよね。
しかも少しずつ変えたらいいものをかなり変えたんですよね。私は今回それでかなり落胆しました。
まず「マジカルミライ」とは、私の解釈なんですけど
「今の初音ミク、ボーカロイドを取り巻く環境の祭、フェスではなく文化祭」
だと思っているんですよ。
私は2018年からの参戦でしたけど、過去のアフターレポートやライブのセットリストを見る限りおそらく本当に文化祭みたいな感じだったと思います。
ですが、2019年は違いました。
企画展、およびそれ周りのなかで気になったのが
「祭壇の廃止」
です。
元々祭壇とはファンや同士が集まって有志で作り上げた文化だったんですよ。そしてそれをやるにあたって公式の禁止ラインには触れていなかった。
だからこそボーカロイドの「ドール文化」や「ぬいぐるみ文化」が発展し、それによりボーマスのドールやSEGAのぬいぐるみがどんどん開発されていったんだと思います。
ですが前回の一部の使い方のなっていない人達のせいで今回、祭壇はなくなってしまいました。
ですが果たしてそれって「使い方がなっていない人達」だけのせいでしょうか?
公式は祭壇に関しては放置です。それじゃあ見るまでもなく荒れますよね。
それならいきなり禁止にする必要ってありましたか?
公式がしっかりと管理していればこんなことにはならなかったんじゃないですか?
「公式」が「禁止」してしまったせいで今回おそらくドールやぬいぐるみを抱えている人はきっと過ごし辛かったでしょう。
「公式が禁止してしまった」、それすなわち「ボーマスやSEGAに発展させすぎないでね」っていうメッセージにもなっているんですよ。事実だけ見たら。
だからこそ今回の公式の安易な解決方法にすごく落胆しました。もう少しうまくできなかったのかと憤りを感じております。
そして次に気になったのが
「企画展ステージのファイナルステージによる公式による「脱ボカロ」発言」
です。
脱ボカロってなんですか?
ボーカロイドから脱出するってことですか?
でもそれって「アイデンティティ」がなくなりますよね。
人間みたいに調声できる人はすごい、なんては言われますが
人間「みたい」だからすごいんですよ。
人間じゃないみたいに機械声でも歌えることがボーカロイドの特徴なんじゃないでしょうか。
それをわざわざ潰してあたかも「ボーカロイド自体が未発展の技術で、本当は世の中に出す予定のものじゃない」
みたいな言い方。あまりにも酷すぎやしませんか。
必ずしも「人間」だからいいってことじゃないんですよ。
ボーカロイドだから、ボーカロイド「じゃないと」できないことがあるから。
それに惚れて今のボカロPは書いてる人も多いんじゃないでしょうか。
それをあたかも悪みたいな言い方をして・・・本当に失望しました。
独自の技術だかなんだか知りませんけど、それをわざわざいう必要ありました?
それなら最初から「ボーカロイドは進化します!」
といえばよかったんじゃないですか。それならきっと前向きにとらえることができたと思います。
次はライブについてお話します。これに関しては賛否両論別れるとは思います。私個人の意見だと思ってください。
私が個人的に気になっていたのは
「メッセージ性の高い楽曲、コラボについて」
です。
個人的に気になったのは(楽曲名は伏せます。Pの名前も伏せます。)
四曲目、十九曲目、二十曲目、二十四曲目
です。一曲ずつ説明いたします。
四曲目
なぜこの楽曲が気になったかというと、
「このボカロPは実は直接初音ミクを使っておらず、間接的にしか使ったことがない(コラボのみ)」
ということです。
先ほども言いましたが、マジカルミライは文化祭なんですよ。別にカバーが悪いとは言っていませんが、
「何らかの要因がなければ良い曲はカバーしないのか?」
という疑問です。
おそらくこのボカロPは今年中に復活すると思います。(調べた上での予測です。)
だから歌った、とのことなんでしょうけど。
そういう要因があったからカバーした、歌ったのならそれは完全に運営からのメッセージであり、
「初音ミク」からのメッセージでも何もないわけです。
確かにボーカロイドのライブを見に来たわけですし、運営がいないと実現しないのは明らかです。
ですがそれに運営の意思を反映する必要があったのでしょうか?
私は生で聞いていて感動しましたが、その奥に運営の意図が見えてきてしまってどうしても感動しきれませんでした。
私はボーカロイドのライブを見に行ったわけで運営の用意されたビデオを見に行ったわけではないんですよ。
十九曲目
たぶんこれは全体を通じての感想で、きっとわかってくれると思うんですけど、
「KAITOソロの曲がなく、出てきたのはこれっきり」
なんですよね。
KAITO単推しの気持ちを考えたことありますか?運営は。
ある日のとある推しのツイートを見て衝撃だったんですよ。
「どうしても曲数が少ないボカロは出番が終わった後一つライブが終わったような感覚になる」
これを見た時に本当に衝撃を受けました。私は初音ミク推しでしたが、すごくその人の気持ちがわかりました。
それでいてきっとその日初公演で、きっと過去のライブとかみてワクワクしていて、KAITOソロが来なかった人の気持ち、痛いほどよくわかります。
ショックだったろうし、きっとペンライトが全体青で染まるのを楽しみにしていたでしょう。
その気持ちを簡単に裏切って。それでそれ以降KAITO推しがライブこなかったらどうするんですか。
話は少し変わりますけど、マジカルミライってボーカロイド文化の「今」を映し出すイベントなんですよ。
私もあまりこういうのは口に出したくないのですが・・・
運営が今回KAITOソロを出さなかったのは「今」「KAITO」が「そういうことになっている」
っていうメッセージに他ならないと思います。KAITO推しのことをなんだと思っているんですか。
あまりにも酷すぎる。本当にひどすぎる。そんなことすら考えることができなかったのかと思うと頭が痛くなります。
そして全部運営がやってきたこと、言ってきたことがこうやって跳ね返って自業自得な目にあっているわけです。
無責任さがかなり目立ってきて非常に運営には不快しか感じません。
二十曲目
これはなんで?盛り上がったでしょ?って人が多いと思います。ですが私が感じた事は、
「コラボが終わった後に終了記念みたいにやる」
感じがしてあまりいい気持ちはしませんでした。
前述しましたが、私はボーカロイドのライブを見に来たんですよ。運営から企業への接待ライブを見に来たわけではないです。
そこにも運営のメッセージが見え隠れしていてあまりいい気持ちになれませんでした。
二十四曲目
これは確かに良かったです。私も泣きました。でもですね、
「これをアンコール後にやるのは少し違う」
と思います。
なぜかと申しますと、
アンコールとは本来「本編のライブが終わって観客が物足りないときにするコール」
なんですよ。毎回マジカルミライではお決まりのようにアンコールをしますが確かに足りない、だからこそ全力でアンコールをすると思っています。
ですが今回のこれはアンコール後に特別演出までして、アンコールをしてこの曲で。
「今回悲しかった出来事を思い出させるような、追悼するような」
雰囲気だったのはきっと誰の目にも明らかだったでしょう。
わざわざ悲しい思いをしてまでアンコールする人なんていないでしょう。
それなのに運営はアンコールが毎回される当たり前のものだと思って、泣かせる演出だと思ってこれを仕込んだ。
そういうお涙頂戴みたいなやり方、すごく大嫌いです。
なんで物足りなくてアンコールをして悲しい思いをしなくちゃならないんですか。それなら本編ライブのなかにさらっと混ぜてほしかった!
人死を客寄せに使わないでください。それこそアーティストに失礼だと思います。
そして全体を通じて思ったのが
「定番曲がかなり削られた」
のがすごく残念でした。
なぜ定番曲って言われてるかわかりますか?
それは定番曲がどれも「その時のライブの雰囲気を知らない人にも直接わかるようなわかりやすい楽曲」
だからなんですよ。だから非常にやりやすい。
そしてその曲を聴いてライブに行きたい!と感じた人の心をがっちり掴むことが出来る上に古参も新参も同じように盛り上がれる。
だからこそ定番曲なんですよ。それを今回のマジミラは変えます、新しくしますっていう飽きさせないという古参の為だけにやって。
新参の気持ちは全く無視なんですか?マジミラ初参戦で予習するためにテーマソングやよくやる曲を聞いてた人の気持ちは無視なんですか?
どうしてもそこでお金さえもらえればいいという意思を感じてしまってなんとなく千秋楽終わった後も燻っていました。
そして次の話に行く前におそらく私とリアルにあった人が思うであろう
「もしかして楽しそうにふるまっていたのはうそだったのか?」
ですが、これだけはNOと言わせてください。というか今回きっとソロ参戦だったらあまり楽しめていなかったと思います。
きっと私が多少の疑問を抱きながらも全力で楽しめたのはフォロワー様のおかげです。本当にありがとうございます。
そしてごめんなさい。次はこの界隈に入り浸って時々炎上したこと等について触れます。
炎上について
これは私が界隈にいる間に見た炎上について触れます。
「ボカロ衰退論」
まずはこれです。
昔から言われている、とはいいます。
ですが現に終わってないじゃないですか。むしろ盛り上がってるじゃないですか。
衰退論じゃなくて自分の思う界隈じゃなくなったからそう言っていただけでは?
自分の思っている気持ちを主語大きくして話さないでください。それで傷つく人だってたくさんいるんですよ。
そういうの、もう辞めにしませんか。どうせそういう話をするなら
「今はこのボカロジャンルが流行ってるみたい!」
という話をしたほうがきっと建設的だと思います。
「マジカルミライのチケット、それについての談合について」
こればっかりは判断しようがないと思います。チケットを流そうが流さないだろうが人の勝手ですよね?
転売も多少はありましたからそれについては怒っていいと思います。
ですが今回はチケット高額転売の罰則が法律で定められました。
それで私の見た限りだと
「転売に怒っている人よりもチケット複数応募や談合に怒っている人」
が多かったと感じられます。
つまりいうとそれは
「自分が当たらなかったのを転売ヤーのせいにできなくて怒りの矛先を向ける相手がいないからいるかどうかもわからないような複数応募、談合に怒っている」
としか見えませんでした。結局は大体その人らの後の言い訳が
「これでチケット当たらなくていけない人もいるんだぞ」
と。正しく言い直したらどうですか?
「私はチケットが当たらなくて悔しいので複数当たってる人に文句を言っています。ちなみに譲ってくれる仲のいいフォロワーさんに交渉してません」
って。ハッキリいいます。馬鹿なんじゃないですかね。
公式で禁止しているならまだしも、禁止していないことにまで怒りの矛先を向けるのは界隈の人らにかなり失礼じゃないんですかね。
トレードリセールはあくまで「公式が推奨」しているだけです。必須ではないんですよ。
それにその理論で行くならほぼもれなく2連番してる人全員に喧嘩売ってませんか。それに文句を言うならツイッターではなく公式のアンケートではないですか。
吐き出す場所間違うにも限度があると思いますよ。
「ボカロとは?」
道具だったり、ソフトウェアだったり、人だったり楽器だったり。様々な意見があると思います。
でもそれを人に押し付けるのは間違いでは?押し付けなくても、とある有名Pがいった
「道具のこと舐めすぎじゃない」
みたいな発言もありましたが。そういう意図じゃないんですよ。多分舐めてる人なんていないでしょう。
それぞれの愛の形なんですよ。それを自分の物差しだけで測るのは辞めにしませんか?非常に不毛だと思います。
結論はありません。今書きだした全てのことはきっとこれからもずっと続くでしょう。
ですが、やりすぎも厳禁だと思います。きっと私以外にも好きな界隈が炎上したりして不快になる人もちらほらいるでしょう。
だから、まずそのツイートボタンを押す前に少し考えてみませんか。
現にこうやって心の中が傷付いて離れようとしてる私がいます。
そして謝ります。ごめんなさい。今回は私が炎上する側にまわってしまったと今この文章を書いてる時点で思ってます。沢山の人を傷つけてしまうこと、本当に申し訳ないです。
ですが私はこの界隈が嫌いになる前に、ボーカロイドが嫌いになる前に、
「初音ミク」が好きでいられるように。
ここから離れます。
実際にあったり、次も会おうねって約束した方へ。約束を守れなくてごめんなさい。
そして私と関わってくれた様々な方々へ。
本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
星砕リリィ