3月17日、卒業検定。
受検番号、43番。

見つけたときは、嬉しかった。
でも…複雑すぎた。
友達の番号が、ない。
普段の勉強と違って、技能なんて個人のレベルとその時の状況次第で変わるけど、
一緒に頑張ってきて、一緒に仲良く修了検定1回落ちて(笑)、次はクリアして、ってやってきたのに…
本人は、検定中にやったミスで、落ちたことを確信していたみたいだけど、
落ちたら延泊、受かった人は卒業式(卒業証明書授与)終わったら、あっさり帰れ、と帰される。
一番たくさん教えてもらった教官二人と写真撮ってはもらったけど、
2週間頑張ってきたこの場所から、終わるのが
あまりにもあっさりとしすぎてた。
駅まで送られるバスの中、ずっと後ろ見ていた。
おそらくもう二度と来ないし、教官たちとも、もう二度と会わないわけで。
「そういう場所」だから、別にいいけど、なんかすごい寂しかった。
そして、
一緒に帰れなかったことが
何よりも苦しくて、
駅に着いて、新幹線待ってる間、ひとりでずっと泣いた。
ひとりだけ先に帰るのなんて…
仕方ないことだけど、
あまりにも残酷すぎて、
耐えれなかった。