3月20日、唯一の祖母が永眠しました。
年齢は96歳。もう少しで1世紀でした。

私の両親はどちらも末っ子の為、自分が生まれて
もの心知れた時には父方の祖父母と母方の祖父は
亡くなっていて、母方の祖母しか私にはいませんでした。
なので、『唯一』の祖母でした。

19日夜に「もうだめかもしれない」と連絡をもらい、20日の昼に会いに行きました。
行ったときにはもちろん寝たきりでほとんど動けない状態ですがうっすら
意識もあり、返答もありました。ただあきらかに状況は良くなく、覚悟は
していました。
会いに行った日の夜、亡くなりました。
最後の最後まで頑張ったのでしょう。最後に会わせてくれたんだと感じています。

自分は親族内でも有名な「お婆ちゃん子」でした。
生まれた時からずっと面倒を見てくれていて、いろんなところに
連れて行ってくれていたことを思い出します。
よく遊びに来てくれて、一緒に寝てくれたことを思い出します。




『自分は何か恩返しが出来ただろうか?』





と、感じています。




出来たとすれば




『自分の結婚式に参加させてあげられたこと』




だと思っています。
6年前ですが自分が結婚する時、祖母は体の調子があまり良くなく
親族からは祖母の結婚式出席を反対されていました。
ですが本人は出席したがっていたこともあり、親族を
説得し自分が朝、車で迎えに行って出席してもらったのです。

祖母はとても喜んでいました。
出席できて楽しかったといろいろな人に話をしてくれました。
体調が悪かったはずが、その後6年も長く生きてくれました。
今でもあの時の自分の行動は間違っていなかったと思っています。

6年も長く生きてくれたことで、ひ孫を見せることができました。
写真も撮れ、大切に保管しています。

天国でお爺ちゃんとゆっくり話していることでしょう。
いつか自分も年を重ね、亡くなった時には天国で話せるといいな。
明けましておめでとうございます。
昨年は多くの方と接し、多くのことを学ばせていただきました。
今年も多くのことを学び、多くの方と接していければと思っています。


新年になると、よく自己目標を立てたりします。
自分自身もよく目標を立てます。

「何かをする」や、「こんなことをする」などいろいろな目標の立て方がありますが、
自分で目標を立てる際に、「目標にする人」をよく考えています。
「目標にする人」に近づくために「何をすべきか」を考えたりします。


いろいろな人を目標にさせていただいておりますが、一番影響しているのが


『同級生』です。



私の同級生はすごい能力の持ち主が多いのです。
もちろん学歴もすごい方ばかりです。到底、私では勝てません。
といっても学歴がすごいからではなく、やはり個々の能力が「すごい!」と
感じるからです。



『決断力』『判断力』『発想力』『プロセス』



出せば書ききれないくらいありますが、どれをとっても「すごい!」と感じるのです。



「今の自分は全然追いついていない。これではいけない。」



と、2年半前に痛烈に思わされたことがありました。



「どうすればあの考え方ができるようになるのか、どうすればあのような発想力が持てるのか。」



一瞬、自分に自信が持てなくなったこともありました。
ですが、物事を逆に考え、少しでも多くのことを学ばせてもらい、少しでも近づけていけたらと。
そこから勉強する姿勢を変えたのです。


もちろん今までの努力の仕方では到底追いつけません。
自分が「レベル5」まで来ているときには、もうすでに同級生は「レベル7」に到達しているのです。
追いつくには1.5倍、いや2倍以上の努力をしなければと感じています。


もちろんその人と同じようになろうとは思っていません。
少しでも近付き、プラス「自分らしさ」や「自分の得意な部分」を伸ばしていこうと思っています。
簡単なことではないですが、30歳という大台のうちにできることを行っていきたいと思います。


また、今の環境に感謝です。
このような考え方になったのも今の環境があったからで、その環境を与えてくださった方々に
感謝しています。自分の環境は恵まれていると思っています。



いつか感謝するだけではなく、なんらかしらでその恩を返していきたいと思っています。



さぁ!今年1年も始まりました!
みなさん一緒に頑張りましょう!
今日から上司からの特命で、本年の新入社員のみんなに
私が扱っているプロダクトの勉強会を行うことになりました。



今日はその初回開催日。




講習生は7名。




自動車の知識はほとんどなく、0ベースからの教え込み。




やりながら結構迷いました。




「わからないこと」を「わかる」ように説明する。




これってかなり難しいことですよね。





私のことを知っている方はご存知かと思いますが、





私はよく人を観察します。





動作・発言・モチベーションなどなど。





その状況に応じて内容を変えていきます。
そうしないと、結局わからないままになってしまうので。





わからないままになるのが一番いけないこと。





そうしないためにもかならず細かなことにも気を配るようにしています。





教える側として思うことは





「教えたことがわからないのは、教える側に問題がある」





ということ。賛否両論はあるかと思いますが、私はそう思います。





この7名が、「立派に育つ」ことだけではなく、





たとえ違う会社に行っても通用するくらいのスキルや知識を教えること。





これが命題だと思っています。





私も勉強する身なので教えている場合ではないのですが、




「誰もやらないなら、私がやる」




このスタンスで行こうと思います。