迷い猫と路頭に迷って帰ってきました←
台風の影響で増水した川沿いを、夜でも目立つ真っ白な猫が歩いていました。
もう1時半なのになにをしてるのかと思い、声をかけてみました。
「にゃー(そこにいたら危ないよ)」
なにを思ったのか分からないけど、真っ白な猫は「にゃー」と返事をして、
ゆっくりと川沿いから私に向かって歩いてきます。
真っ白で毛並みのいい猫は、「にゃー」と泣きながらすり寄ってきました。
「どうしたの?」と聞くと、「にゃー」とあたりを見回し少しうろうろして、
また私の足元に戻ってきました。
首輪は付いていなかったけど、きっと迷子なんだと思います。
撫でてやると目を細めて気持ちよさそうにするのでしばらくそうしてやりました。
撫でる手を止めると、またあたりを見渡します。
道路を渡りたそうにしていましたが、車が来ていたので止めてやりました。
止めてやった手を離すと、ありがとうとでも言うように「にゃー」と鳴き、
またすり寄ってきます。
わたしはどうしてよいのか分からず、とりあえず自転車を止め誰も通らない歩道に座りました。
そのこはわたしの足に上ってきて「にゃー」と鳴きます。
少し撫でていてやると、ちらりとこっちを見てわたしの足から降り、道路を渡ってどこかへ行ってしまいました。
「ちゃんとかえれよー」と声をかけ、わたしも家への道を自転車で走りだしました。
無事帰れることを祈って・・・
なぜかあの子と別れたあとは、とてもさみしくて
とても切なくて
自転車をこぎながら涙を流してしまいました
そして、ただいま、今日もお帰りを言ってくれる人がいない我が家