阿部ちゃんにいっちゃったなぁ

あぁ、ファンって知られたら、きっともう関わってくれないんだろうなぁ、、。

ゴミ捨て行かなきゃ
そう思いドアを開けようとすると、何かが挟まっていた。


「莉子さんへ。
 昨日はうるさくて本当にごめんなさい。
 そのお詫びと莉子さんのお話を聞きたいので
 今度お茶しませんか?
 ⚪︎⚪︎⚪︎-⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎-⚪︎⚪︎⚪︎ 連絡ください。
 隣の住人より。」

 え?またお話ししてくれるの?え?しかもあってくれるの?え?連絡先?
いろんなことで頭がぐちゃぐちゃだ、、
でも、、、
考える前に手が動いていた。わたしのスマートフォンは電話を繋げていた。
 
「はい。阿部です。」

阿部ちゃんが出た。