ざくざくと音を立て
雪を踏むように
両脚ともやわらかなぴんく色に埋もれる


「・・・良く出来たニセモノや」
「・・・ぅん」


解ってる
ん、だけど


「、、、しゃーないなぁっ」
「え?、ぅわっ(汗)」


イキナリ軽々と宙に浮いた
数枚のぴんくと一緒に


「おっ、今日は普通バージョン?」
「たまには正統派も良いでしょ」


撮影も軽々と、、、て
いいのかな
ま、いっか


ぴんく色に埋もれてたから
なんだか脳ミソもぴんく色
な、気がして頬もぴんくな気がして


誤魔化すように

回した腕にぎゅっと力を込めた。