近頃は梅雨入り前から暑くなり、エアコンが欠かせなくなりましたが。

毎年必ず一度は 自動運転の罠 に引っかかってしまうので、本当に困っています。

自動運転だと夏なのに暖房に切り替わってしまうアレ、何とかしてほしいです。

切実に。



70代の我が母は子供の頃から汗をかかない体質で、暑さも感じにくかったのだそう。

滝のような汗をかく私には大変羨ましく、さぞ夏も不快な思いなく過ごしたのだろうと思いきや、ずっと夏は嫌いだったと言うのです。

理由は、具合が悪くなるから。

毎日のように頭痛と吐き気に苛まれ、自分以外の家族にはそういう症状が全く無かったため仮病を疑われたこともあったとか。

今聞くと典型的な熱中症の症状ですよね。

この症状、成人して回数は減ったものの無くなることはなく、私も子供の頃から夏に寝込む母の姿を何度も見てきました。

あれは生命の危険に直面していた状態だと思うと今更ながら怖くなります。

かつては熱中症なんて概念そのものがなく、直射日光に当たった場合の「日射病」くらいしかなくて。

インドア派で室内にいても起こる母の具合の悪さは理解されなかったのでしょう。

医学的な見地・エビデンスって後からついてくるんだなぁと実感します。


そんな母の体調もあり、エアコンは24時間つけています。

寒がりな母のために設定温度は冷えすぎないように少し高めにして。

自動運転が一番効率が良いそうなので出来れば早めに使いたいのですが、件の罠を考えると冷房の方がいいので、切り替えのタイミングをいつにするか毎年悩みます。

大体は最低気温が20℃を超せば大丈夫かと判断して切り替えるのですが、見誤ることがほとんどで、毎年一度は暖房がかかってしまいます。

なんとかならないんでしょうかねぇ。

暖房かけるほど寒くないのに…と毎回脱力し、残念な気持ちになります。

そもそも「自動運転が一番効率的で節電になる」という話も、実は嘘なんじゃないかと疑っている今日この頃です。


因みに汗っかきな私としては、設定温度に達したら止まってしまうのもなんとかなってほしい点です。

停止するのではなく送風になってくれれば、設定温度を下げなくても快適なのに、と残念になります。



生成AIなどの技術革新が話題となる昨今。

人間の仕事がAIに奪われる、なんて話もよく聞きますが。

快適に過ごすために細かな気配りをしなくてはいけない現状を見ると、そんな日はまだまだ先だなぁと思うのです。

色々と機械化された工場も、細やかなものや柔軟性が求められるもの(例えば魚の小骨を取るなど)は未だ手作業ですもんね。

消費者はあくまで人間で、消費者に合わせて開発・改良するのだから、人間の視点はまだまだ欠かせない。

私はかつて開発側の仕事をしていて、死を考えるほど追い詰められた経験もあるので、開発する苦労は重々承知していますが。

開発者の皆様、期待していますよ!

よろしくお願いします!



今日はなんだか愚痴りたい気分でした。

それでは、また。