狭いファッションビルに友人と二人でパーティドレスを買いに行く。
そのビルはコンクリート打ちっぱなしの内装で、間接照明ではあるものの青白く少し暗い雰囲気。
フロアの真ん中に一人乗りのエスカレーターが設置され、その両脇に一つずつテナントが入っている。
あるテナントに入ってみるが、変に個性的かつ高額な服ばかりで、なかなか良いドレスが見つからない。
ふと自分の姿を鏡で見ると、くすんだ色のロングTシャツに濃いオレンジ色のTシャツを重ね、膝下丈のニットスカートに暗い色のタイツとスニーカーを穿き、
似合わない色の茶髪をお団子にしている。垢抜けない中学生や高校生のような格好でいることに恥ずかしくなる。
するとその店に別の友人も二人入ってくる。友人の一人は、レースやビジューをあしらった黒いハイネックを着ている。
自分以外の三人が、既婚女性らしく落ち着いていながらも華やかでおしゃれな服に身を包んでいることに気づき、落ち込みそうになる。

実家(田舎の町中)の数件隣に、新しく雑貨屋ができている。
狭い土地にそびえ立つ4~5階の建物。おしゃれだが窓もエレベーターもなく、ワンフロアが12畳ほどしかない。
自宅のカーテンを買い替えようとカーテンを選んでいると、まだ使えるのに買い替えるなんて…と夫が言い出す。
今のカーテンはこういう理由で気に入らない、ずっと買い替えたいと思っていたと思いのたけをぶつけるが理解してもらえない。
そこに突然、疎遠ぎみの友人が「(私)さん、『お話』のカーテンは?私あれすごい好きだった!」と割って入ってくる。
その発言で、自分が数年前、欧米の童話をモチーフにしたかわいらしいカーテンを手縫いで制作していたことを思い出し、購入はせず『お話』カーテンを使うことに決める。
カーテンを購入する必要がなくなり、雑貨屋をぶらぶらと自由に見て歩く。
階段室には大小さまざまな観葉植物が並ぶ。どれも落ち着いた色形の、センスの良い器に入れられている。
4階の売り場には、インテリアのアクセントになるような掛け時計や飾り物がぎっしりと並ぶ。どれも派手ではなく、白~木目の色調でまとめられている。
その中のミニチュアの木製デスクセットに目を惹かれる。
黒い引き出しがたくさんついた机に、椅子は黒い布張りになっていてとても細かい作り。ブライス人形にぴったりなサイズだろうかと考えながら値札を見ると16000円とあり、手がかかっているだけあると納得する。
その横には、白っぽい革でできた文庫本カバーがある。中央に、栞として使う朱色の紐が付けられている。その先には、大正浪漫を連想させるレトロな和風の鍵のチャームがついている。
鍵は角ばっていて左右非対象で、小さいながらも細かな装飾が施されている。
夫(この夢の中では未婚)と、そう遠くない場所まで日帰り旅行をする。
名古屋駅の高島屋のような、大きな吹き抜けとバルコニーのある新しく近代的なショッピングモールをうろつく。
最上階の片隅に、円形のローテーブルがある広いカラオケルームのような空間を見つける。鍵がかかるので夫と二人きりになり休もうとするが、一瞬の隙に子連れママのグループに部屋を取られてしまう。
部屋をあきらめショッピングモールを後にする。
気がつくと学校のような施設に来ている。文化祭のように飲食物を売る出店が建物と建物の間に立ち並んでいる。
空腹を感じ、手頃な値段の昼食を急いで探す。揚げ物屋のような店で、500円の昼食セットを二つ買う。
背の高い楕円型の籠に、お握りと冷めた揚げ物が詰め込まれているがなかなか美味しそう。
セットを受け取りながら、この辺に個室で休めるところはないかと店員の中年女性になぜか堂々と聞く。
するとその店が経営している古いホテルが敷地内にあるという。案内された通りに歩くと、球面ぽい造形に四角い窓が並ぶ灰色の大きな古い建物がある。
昭和を感じる造りで、角が丸く細い枠のついた窓からは色あせた薄いピンクのカーテンと暗い室内が見える。とてもお客が入っているようには見えない。
ホテルには入らず、とりあえずお昼を食べられる場所を探す。歩きながら、眠気が強くなってくる。
ようやく、古い休憩所のような場所を見つける。安っぽいテーブルにデザインがバラバラなほころびたイス、というセットがいくつか配置されている。綺麗な場所ではないが、明るく活気がある。
これでご飯にありつけるとほっとしながら、田舎の大学の学食みたいな場所だと夫に言うと、そうそう!と予想以上の反応があり、話が盛り上がって嬉しい。