11時に帰宅した帰り道、いつもなら午後のお休みはウキウキなのに、そんな気分は一切なかった。
1秒でも早く帰って横になりたい。
それだけが頭の中が支配してた。

帰宅後、外は暑くてもいい天気なのにカーテンは閉めきって、クーラーをつけてベッドへそのままダイブ。
何も考えたくなった。
だけど、考えたくなくても頭の中は、裏切られたショックと悲しみで目をつぶっても涙が溢れでていた。
旦那が帰ってくるまでは横になっていよう。
体調が良くないということにしておこう。

朝から何も食べず、水分もとってなかったことに気づき、帰り道にゼリーを買ったので、それを食べてまた。テレビをつけてみていても何も入ってこない。ゼリーも本当なら美味しいやつなのに、そこまで美味しく感じない…
それでもとりあえず食べないと体に良くないと思い、必死で食べた。

私は美味しいものを食べることと、美味しいお酒が飲むことが何よりも大好きで、夕飯でも常に美味しいものがある食卓にしていた。
そんな楽しみが全て奪われた。
吐気が常につきまとい、吐いたらどうしようという気持ちがあり、思うように食べられない。
食べたいのに食べられない。
すごく辛い。
それがまた私の悲しさがさらに増長させた。


翌日、いつも通りの時間に出社した。
しばらくして、私の上司も出社してきた。
少し考えて、やっぱりもうこの精神状態ではいつか壊れてしまう。
そんな考えが私によぎったので、勇気を出して少し相談したいことがありますと、上司を会議室へ来てもらった。
会議室へ入って、喋り始めた瞬間涙が止まることがなく、喋るのもいっぱいいっぱいだった。

今回の飲み会の移動の時に起きたことを全て話し、何よりもこれまでずっと一緒に仕事を2人でやって来て、一番信頼関係が築いていたのに、それを全て崩されたこと、裏切られたことが一番私の中でショックがとても大きく、悲しいです。と。
ずっと涙も止まらず、止まった頃には既に朝礼が始まる時間になっていた。
かろうじて、涙は止まって、目も赤みが治っていたけど、顔が疲れているように見えるようだった。
これではもう今日は仕事ができない。
上司にもこの時に相談し、今日は朝やる仕事が終わったら帰らせてほしいと申し出た。
むしろ、上司は朝の仕事はどうしてもやらないとまずいかな?もしできるなら、もう今日はこのまま帰っていいんだよ、と言ってくれた。
ありがたかった。
ただ、私もチームを取りまとめているポジションにいる以上、それはできなかった。

そして、この日の朝の仕事は終わり、具合が悪いということで11時には退社した。



悶々とした気持ちの中、誰にも相談せずに週が明け、いつも通りに出社しました。

本人ももちろん普通に出社。

…もしかしたら本人から謝罪があるかも?

午前中はこのことでずっと悶々としながら、仕事をこなし、ランチを食べて一休み。
本人からは何もない。
この気持ちは1ミリも解消せず、やっぱり本人に直接あの飲み会で起きたことを言おうと思った。

午後になり、本人が席にいたので、社内ネットワークのチャットシステムを使用。

私「金曜日のこと覚えてますか?」

本人「いや、覚えていない。1/4か1/5ぐらい」

私「…じゃあいいです」

本人「何か失礼ありましたか?」

私「ありました。私のおっぱいめっちゃ揉まれたんですけど。」

(10-20分後の時間が空く)

本人「怒ってます?」
本人「今度お詫びの機会を」


…ブチッ。

こいつ、悪いと思ってない。
自分がやったことが大したことないと思ってる。
確かにお互いずっと仕事をやってきた信頼関係は他の人よりもはるかに構築されている。
ただ、今回はその関係があるから許される問題ではない。

むしろ、全てを崩壊させることだと本人は気づいていない…。


私はこの返信について、完全にキレたので、何も返さずにチャットは終了。

さすがに本人もこの返信がなかったことを気にしていたようで、夜、帰る時に声を掛けられた。

そしてレストルームに呼ばれ、謝られた。
深々と頭を下げて。

(でもね、もうねそんなんじゃ済まされないのよ。

あのチャットの対応は何?
許せないのよ。

軽く考えてたよね?
謝って済む問題じゃないの。
あなたのやったことは。)

「覚えてないのは理由になるんですか?」
「あの日、私がやめてと言っても止めてくれなかった。」
「こういうこと(セクハラはしない)はあなたを信じてたのに」(半泣き)

これ以上喋ると涙で何も喋られなくなりそうだったので、そのまま私は帰った。