物語の宝箱

物語の宝箱

いろんな小説を書いていこうと思ってます♪
頑張って更新しようと思ってるので
温かく見守ってやってください(´-ω-`)

宝物みたいに素敵な物語を書いていけたらな。

と思ってます♪

どうぞ楽しんでいってくださいな(´ω`*)

Amebaでブログを始めよう!

やっぱりみんな変わってないんやんぁ・・・・






「・・・・何笑ってるんですか?」





「え!?あー・・・みんな変わらんなぁ思って」





「・・・高校の同級生なんですよね・・・?」





「そーそー」





「仲良いんですね」





「まぁーな、今日やってあいつの頼みで仕方なく来たし」





「そうなんですか?」





「おー俺合コンとかあんま好きちゃうんよ」





「私も花先輩に無理やり連れてこられたんです」





「まじかー!!」





「はい、ケーキバイキング今度連れていてあげるって言われて・・・」





そういった後、うたちゃんは恥ずかしそうに笑った。





「俺もー焼肉おごるって言われてさー」





「ほんとですか?」





「似とーなぁ、俺ら。うたちゃんケーキ好きなん?」





「はいッ、甘いもの好きなんです」





「へぇー・・・良かったら、俺の働いてる店こーへん?」





「・・・・え?」



「・・・・可愛いと思うで?」



「ーっ!?」



「あーぁ、まったく刹那はこれだもんな」



「こういう風に落としてくんだもんなぁー・・・」



「昔からこうだ」



「そして自分で気づいてない」



「何話してるんや?」



「「「「・・・・別に」」」」



変な奴等ー



「じゃ、自己紹介でもするか?」



俊が提案する。



「いいねーやろー!!」



京が便乗する。



「別になんでもいいけど」



カズは興味がなさそう。



りんは・・・・・



早速誰かとしゃべってる。





「花、来たぞー!」



ま、そんなわけで今カラオケの部屋にいる。



・・・・・んやけど・・・。



「あ・・・・」



「はい?・・・・・あーっ!」



なんとそこのソファのはしっこに座っていたのはあの女の子だった。



「朝はほんまごめんな?」



「えっ、や、大丈夫ですって!」



謝りながらふと思った。



「・・・・なぁ」



「何?」



こっそり俊を小突いて聞く。



「ここにいるのってお前の友達の友達なんだよな?」



「あぁ、それが?」



「あの子高校生ぐらいちゃうか?」



「え?・・・・・あー!」



そういうと、俊はプッと吹きだして、その子を呼んだ。



「こいつは花の後輩で、朝凪唄ちゃん。21だぜ?」



「・・・・高校生・・・とか思ったんですか・・・?」



「え・・・あぁ・・・うん」



「もーっ、みんなそれ言うんですよ!?」



「え・・・ごめん」



「俊さんも最初言いましたよね?」



「あー言ったっけ?」



「言いましたっ!」



「・・・コンプレックスなん?」



「そりゃ、嫌ですよ。こんな童顔で・・・・」

駅の前に出ると、他のやつはみんな来ていた。



「おっせーぞ!」



「久しぶりだな、刹那!」



「俊と一緒に来たのか」



みんな口々に俺に話しかけてくれた。



「よし、じゃ、行くぞ」



「どこでやるんや?」



「あそこのカラオケんとこに今いるらしい。201号室だってさ」



「ふ~ん」



「今、行くのめんどくせーとか思ってるだろ?」



「刹那って昔からそうだよなーっ」



「京、うるさい」



「ひでー」



そう言いながら爆笑する京。こいつは笑い上戸やった・・・


たたたっ



電車から降りると、目の前を見覚えのある女の子が通っていった。



「・・・・・あ!!」



今日、朝ぶつかった子・・・・



こんな所で会えるもんなんやなぁ・・・。



あ、謝るの忘れたっ!!



「・・・・ま、いっか」



「何がいいんだ?」



「うわっ!」



「そんなに驚くなよ」



「なーんや、俊か」



「なんやってひどいなぁ・・・」



「今日来るのって俺が知ってるやつか?」



「おぉ、高校同じやったやつ3人、京と凛斗と一弥」



「まじでか!!?懐かしいな・・・俺ここんとこ2年は会ってないわ」



「昔の5人集合だぜっ!!」



「せやな」



高校のときはずーっと一緒におったな・・・



「んで、女がー・・・・俺の大学の友達だったやつとその友達5人!!!」



「ほー」



「ま、楽しみにしとけ」



「おー」