「行かないっ」
私が言い終わるとほぼ同時に発せられた言葉に一瞬とまどった![]()
エッチに誘うのがまるでわかっていたかのように。
「どうかした?」
今までエッチに誘って断られたのは女の子の日以外なかった。
(こないだがその日だったからまだだよなぁ・・・)
そんな事を考えながら聞いてみた。
「別にどうもしないけど今日はしたくないし。」
「そっか・・・じゃあしょうがないね・・・」
そう言うと来た時とは違って二人の間にできた距離感を感じながら繁華街を歩いた。
(・・・やっぱりクリスマスの事で拗ねてるんだろうな・・・)
カナの真意はわからないが、きっとそうだろう。
女の子のそういうところは結構カワイイと思うところでもあるがもっともデリケートな部分でもある(;^_^A
とくにカナはつかみどころがない上に私の嘘の上で成り立ってる関係なので余計困惑した。
結局この日はそのままタクシーに乗りカナを送って別れた
タクシーを降りる際
「またね。おやすみ
」
と言ったカナの笑顔はなんだか少し作ったような笑顔に見えてしまった。。。
そう。これが嘘で作り上げてきた関係の亀裂なのだ。
その頃はまだ亀裂も小さくて気づいてても気にも留めなかったけど、普通の恋人同士とは違う私達の関係にはその亀裂を修復する術は簡単には見つからないのでした。
。。。タクシーを降りて空を見上げると星が綺麗に見えるとても澄んだ夜空でした。。。
先の見えないカナとの関係とは違って本当に素敵な夜空だったのを覚えています・・・
・・・続く・・・