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こんにちは。
ハナクソ会議代表の八木です。
全ての物語には「光と影」があります。
これは、元航空幕僚長の
田母神俊夫さんがおっしゃっていた話です。
”忠臣蔵も、討ち入りシーンだけを見れば、
ただの「老人虐待」にしか見えないのではないか?”
確かにその通りです。
ご存知の通り、忠臣蔵とは…
主人公である大石内蔵助の主人、浅野内匠頭が、
吉良上野介の屈辱的ないじめに耐え切れず手を出してしまう。
その罪によって、浅野内匠頭は切腹をする。
主人の無念を晴らすため、
大石内蔵助率いる部下たちが、敵討ちを果たす…。
この様に、物語の「表」だけでなく、「裏」を見ることで、
ただの老人虐待の物語が、感動の物語になるワケです。
私たちは、自分が見える一側面だけで、
物事を判断しがちです。
しかし、それは非常に浅はかであり、
誤った判断をしてしまう危険性があるという教訓です。
ちなみに…
私が住む町内には、「名物おやじ」と言われる人がいます。
額にメガネが引っかかっているにも関わらず、
「メガネ知らんか?」と、常に聞いて回る宇野さん。
いつも、無名チームの野球帽を被り、
野球帽を脱いだ姿を、誰も見たことがない竹本さん。
理科室にあるガイコツの標本を、肩車して歩く岩本さん。
彼らは、「○○○三強」と呼ばれています。
※○○○には町内名が入るで、割愛させて頂きます。
そして私を含め、町内の人間たちは、
彼らを、「キ○ガイ」だと決めつけています。
※○には町内名は入りませんが、割愛させて頂きます。
しかしです。
実は、彼らには「まともな理由」があって、
この様な行動をしているのかも知れないのです。
そう、物語には「裏と表」がある様に…。
まず、メガネの宇野さんは、
おでこに引っかかっているメガネとは、
別のメガネを探しているのかも知れません。
人には、命の次に大切な「プライスレス」があります。
恋人や家族が残した遺品や、
自分の命を救ってくれた奇跡の品物…
宇野さんは「命の次に大切なメガネ」を、
必死に探しているだけなのかも知れません。
しかし、私たちは、「宇野という人物」を、
メガネが額にあることを忘れて探し続ける
「うっかり野郎」と、勝手に決めつけています。
次にです。
無名チームの野球帽を脱いだことがない竹本さんですが、
彼の場合は、「うっかり野郎」なのかも知れません。
野球帽をうっかり脱ぐのを忘れ、
気づいた時には、数日間が過ぎていたのかも知れません。
しかし、野球帽を数日かぶり続けた、頭はムレムレです。
どんな状態になっているか、
確認するのが恐いぐらいムレムレです。
そして、「ムレムレの恐怖」を後回しにし続けた結果、
家族も「絶対に帽子を脱がないで!」と嫌がるぐらい、
年月が過ぎ去ってしまった…。
そして今、竹本さんは、周囲の冷たい視線を感じながら、
「無名の野球チーム」と、一人戦っているのかも知れません。
「脱ぎたい…でも恐い…」という葛藤の中でです…。
次にです。
ガイコツの標本を肩車している岩本さん、
彼も「うっかり野郎」だったのかも知れません。
岩本さんには、小さな息子がいました。
そして、その息子は、
肩車をすると、とても喜んだそうです。
しかし、岩本さんは息子を肩車していることを、
忘れたまま、数週間を過ごしてしまったのかも知れない…。
その結果、最愛の息子は、
岩本さんの肩の上で餓死してしまった。
岩本さんは、最愛の息子を見つけるため、イズミヤで、
鑑定料15分1,500円の「霊媒師」に見てもらったかも知れない…。
すると、霊媒師はこう言ったかも知れない。
「あなたの肩には、邪悪なガイコツが見える。
邪悪なガイコツが、お子さんと出会うことを拒絶している。」
そして岩本さんは、こう言い返したかも知れない…。
「恐ろしいガイコツですね…。」
私たちは、そんなことも知らず、
頭ごなしに「ガイコツの標本」だと決めつけている。
岩本さんと最愛の息子さんは、
長い間、出会えずにいるかも知れないのに…。
そこでです。
私は、物語には「裏表がある」と言う教訓から、
勇気をふり絞って、「○○○三強」に、話しかけました。
「宇野さん、おでこにメガネありますよ。」
「竹本さん、辛いかも知れませんが、野球帽脱ぎましょ。」
「岩本さん、残念ですが、そのガイコツが、あなたのお子さんです。」
すると、彼らは、私にこう言ったのです…。
「ギーッ!◎△×★――!ギャー!」
残念ながら、彼らの場合に限っては、
物語に「裏」はなかった様です。
○○○三強は、ただの○○○○でした。
正直、彼らの行動を肯定することに、
無理があることは、書いてる途中で気づきましたが…。
これは一つの基本的思考です。