抹茶はまっちゃくれん!

抹茶はまっちゃくれん!

ハロプロのことを主に書いています!
色々好き勝手書いていますが、ハロプロが大好きな自己満ブログです笑

さてさてさてさて。



これまで私は、かなり感情ベースで

ハロプロ楽曲の考察を

好き勝手やってきたのですが、

今回はちょっと方向を変えてみたというか


かなり事実ベースで
ぶん殴っていきたいと思っています


というのもみなさん気になるのは

ハロプロ最近やばいよなぁ
とか
なんか乗り切ってない…

とか思うことあると思うんですよ


なので

じゃあ実際、数字はどうなの?

今、どのグループを事務所は推すのが正解なの?

というのが私もちゃんと気になり


ハロプロを勝手にマーケティングしてみます笑


一旦ちゃんとアップフロントに届くように
ここらで伸びそうな
可愛いサムネを置いておきます



結構ちゃんとしたブログなので
ちゃんと定義つけていきますよ〜


*今回やったこと



•モーニング娘。

•アンジュルム

•Juice=Juice

•つばきファクトリー

•BEYOOOOONDS

•OCHA NORMA



の、2013〜2025年の楽曲(MV相当)を対象に、


•再生数の平均・中央値

•年代ごとの上がり幅/下がり幅

•直近5年・3年での推移

•直近のショート動画再生数(拡散力)


をまとめて分析しました。




なぜ2013年〜にしたかというと


モーニング娘。やアンジュルムは

全歴史で見ると時代ごとに別物すぎて

データとして整合性が取りづらいし

割と2013がどちらも変革期前に当たり
一つの歴史の序章の前年でもあったり

Juice=Juiceがデビューしたのが

2013なので

2013年以降に揃えることで、

各グループを同じ土俵で比較していきました。

(ここは完全に私の主観です)


それ以降にデビューしたグループは
その年からスタートさせてます



自分で書いてて内容が

ちょっと社会人っぽくて嫌わぁ

大人になったわなぁ
と思いつつ笑笑

数字で見ると、かなり面白い結果だったので

ハロプロ好きな人は見といた方がいいかも←


ただ長いのでね


かなりかなり長いので笑

暇な人だけ見てってください笑



アップフロントちゃんは

よーくお聞き!!






1. 全期間(2013〜2025)まずは平均・中央値・最高・最低を全部出す😩




これが大変だったのよぉ…
計算はAI使ってちょちょいのちょい!
だけど、曲を並べるのがまぁ大変



あ、あとソロ曲やダンスパフォーマンスは
カウントしてません!



あくまでもプロモーションedit、MVのみを
カウントしてます!

あと人力だから
抜けてる曲があったらすんまそん

現時点での集計です!



それでは、集計結果へGO!↓






集計結果(2013〜2025)

モーニング娘。(57曲)
平均:414.39万
中央値:342.0万
最高:1770万
最低:45万




アンジュルム(54曲)
平均:233.56万
中央値:197.5万
最高:850万
最低:55万




Juice=Juice(46曲)
平均:213.13万
中央値:132.5万
最高:1036万
最低:36万





つばきファクトリー(37曲)
平均:169.05万
中央値:125.0万
最高:709万
最低:34万





BEYOOOOONDS(17曲)
平均:232.76万
中央値:229.0万
最高:597万
最低:94万





OCHA NORMA(12曲)
平均:90.67万
中央値:88.5万
最高:196万
最低:23万



上を見ると

「なーんだ、色々言われてるけど娘。がぶっちぎりじゃねぇか!」

に見えますが…



平均には罠があります😎

それを踏襲するのが以下




2. 最高再生数 vs 平均再生数!!

平均は便利だけど、
平均だけだと


・一発がデカすぎて平均が上がる
・毎回は当たらないが当たると跳ねる



ということが起こるんですね


でも、売れるって
続けることでもあると思うんです

モーニング娘。も何曲か続いたから
国民的になった

だからこそ次にグループ別に、

最高値と【どのような構造か】

を再生数の傾向から
見ていきたいと思います


まずは


*モーニング娘。
「巨大資産型(過去の超特大ヒットが平均を上げちゃってる)」

最高再生数トップ層

・泡沫サタデーナイト(2016)1770万
・わがまま気のまま愛のジョーク(2013)1650万
・What is LOVE(2014)1203万
・愛の軍団(2013)831万
・ムキだしで向き合って(2016)737万
・BRAND NEW MORNING(2017)686万
・セクシーキャットの演説(2017)682万
・スカッとMy heart(2015)625万
・TIKI BUN(2014)621万
・ラブペディア(2020)608万




ここから見てわかるのが



・1000万級が複数あるのが強すぎる
・この過去が平均(414万)を押し上げている
・ただし中央値(342万)を見ると
「真ん中の水準」はそこまででもない
→ 上位の特大ヒットが平均を作っている


というのが娘。の全期間の内訳



まぁ完全に今の娘。ですね

道重期の再全盛期の楽曲や
モーニング娘。らしい明るいお祭り曲
で、ドカン!と再度来たものの


再ネクストが来ず、徐々に下降


貯金生活でございますね〜


さてさてお次




*アンジュルム
「中ヒット安定+ピークが明確な型」

最高再生数トップ層

・46億年LOVE(2018)850万
・次々続々(2016)685万
・大器晩成(2015)547万
・悔しいわ(2022)441万
・臥薪嘗胆(2015)435万
・泣けないぜ…共感詐欺(2018)405万
・愛魔性(2022)388万
・タデ喰う虫もLike it!(2018)379万
・愛されルート(2021)377万
・七転び八起き(2015)374万




ここから見てわかるのが




・娘。ほど再生数はないが、300〜400万が複数
・平均233万・中央値197.5万で、
 平均との差がそこまで大きくない
・2015・2018・2022あたりに強い塊がある


やっぱり、というのが感想で
アンジュって良くも悪くも
アンジュルムになってからは安定的


大器晩成(2015)で
注目を一気に持ってきてから
というと良曲も多かったし

娘。と比較して申し訳ないが
スキルがあるメンバーも多い
(これも娘。の影を落とした要因でもあると思う)


そして不思議?というか

アンジュってメンバーの仲がいいのも
一つの売りだと思うのですが


再生数が上がるタイミングが

【出会いと別れ】


のタイミングが多いんですね

これはちょっと面白かったところ



大器晩成(2015)
→アンジュルムとしてのスタート、3期加入


泣けないぜ…共感詐欺(2018)
→あやちょが1年後に卒業発表をした
 タイミングの曲


悔しいわ(2022)
→卒業は発表されてないが、たけちゃんに美味しいパートが多くあり、ほんのりそろそろ?を感じる



というか
全て、誰かしらの加入、卒業(発表含む)
タイミングの楽曲ですね


そういう意味では
アンジュルムのコンセプトと
ファンが求めてるものが
合致してると言えるのかも




お次お次



*Juice=Juice
=「ヒットしやすい+2025で拡散構造が爆誕」


最高再生数トップ層

・ひとりで生きられそうってそれってねぇ褒めてるの(2019)1036万
・好きって言ってよ(2020)764万
・ロマンスの途中(2013)603万
・微炭酸(2018)562万
・ポップミュージック(2020)522万
・イジワルしないで抱きしめて(2014)449万
・盛れ!ミ・アモーレ(2025)421万
・プライド・ブライト(2023)415万
・トウキョウ・ブラー(2024)316万
・裸の裸のKiss(2014)276万



ここからわかること




・当たりが出るとデカい(1036万が象徴)
・中央値は132.5万で、真ん中はそこまで高くない   
    → ヒットが平均を引っ張るタイプ
・ただし2025の「盛れ!」は単発ヒットじゃない
(ここは後ほど)


Juice=Juiceはやはり当たるとでかい
し、それが何曲かあるし

割と近年でそれが何度か起こっているのが
強いところ


そして、2025年は
Juice=Juiceが
ハロプロとしては持っていきましたね


この、「盛れ!」に関しては
後ほどまた書いていきます




*つばきファクトリー
=「初期ピーク→下りの形が出てしまっている型」

最高再生数トップ層

・今夜だけ浮かれたかった(2018)709万
・アドレナリンダメ(2022)482万
・低音火傷(2018)424万
・初恋サンライズ(2017)360万
・間違いじゃない 泣いたりしない(2023)324万
・三回目のデート神話(2019)318万
・涙のヒロイン降板劇(2021)308万
・抱きしめられてみたい(2019)270万
・ふわり、恋時計(2019)263万
・ガラクタDIAMOND(2021)198万



ここからわかること



・2017〜2019に強い塊がある(初期の勢い)
・その後は平均が下がっていく形
・直近で戻しができてない



つばきはこぶしが先にデビューし
塩漬けされてやっとのデビュー

ということや、

そのこぶしがゴタゴタしていた
こともあり、初速が良かったと思います



ただ、その後
つばきもゴタゴタあったり

コロナ禍で1番煽りを受けたグループだとも
思っていて


賛成派じゃないけど
接触に強いグループではあると思ってます

リトキャメで少々持ち直したものの
それ以上にオリメンが続けて抜けたのも
大きかったのかな、という印象



*BEYOOOOONDS
=「曲数が少ないのに中央値が高い=効率型」


最高再生数トップ層
・眼鏡の男の子(2019)597万
・ビタミンME(2020)437万
・ニッポンノDNA!(2019)402万
・灰toダイヤモンド(2024)296万
・こんなハズじゃなかった!(2021)262万
・英雄〜笑って!ショパン先輩〜(2022)258万
・ハムカツ黙示録(2022)233万
・Do-Did-Done(2025)231万
・激辛LOVE(2021)229万
・求めよ…運命の旅人算(2023)175万




ここから分かること



・平均232.76万でアンジュ並
・さらに 中央値229万 が異常に高い
   → 真ん中が高い=安定して回ってる
・なのに曲数が少ない 
→ 供給不足が機会損失多い?
(これも後ほどやる)


ビヨは曲が少ないからかもしれませんが
そのせいか再生数が多い
効率はいいタイプ

果たしてそれでいいのか?
という気もしますが

数字だけで見ると持ってるタイプ

悪くいうと事務所的に楽してるグループ


それは許せない






*OCHA NORMA
=「さっさとテコ入れしろ型」

最高再生数トップ層

・恋のクラウチングスタート(2022)196万
・ウチらの地元は地球じゃん!(2022)170万
・ちはやぶる(2024)123万
・ちょっと情緒不安定?…夏(2023)108万
・お祭りデビューだぜ!(2022)96万
・オチャノマ マホロバ イコイノバ(2023)93万
・運命CHACHACHACHA〜N(2022)84万
・女の愛想は武器じゃない(2025)78万
・シェケナーレ(2023)55万
・ヨリドリME DREAM(2023)31万 など




ここからわかること



・2022にまとまって強い(デビュー・初期の勢い)
・その後は落ち着いていく




おちゃは可哀想


コロナ禍でデビューし
中々認知されづらいタイミングだし
アプローチもかけづらい

メンバー割とギャル系多いのに
そこを活かせない楽曲が多い

気づいた時には根も弱ければ
水もあまりさせてない状況、というのが
今のフェーズかな…









はい、というのがまず
全体期間で見た場合の各グループ
それぞれの印象と数値


ただ全体で見ても
今と過去は違いますから 


次にもう少し狭めて
直近5年で同じ検証をしていきます






3. 2021〜2025
直近5年だけで再判定!


まず直近5年の各グループの平均は
こんな感じ


・モーニング娘。:平均226.88万(17曲)
・アンジュルム:平均200.11万(19曲)
・BEYOOOOONDS:平均191.33万(12曲)
・Juice=Juice:平均175.13万(15曲)
・つばき:平均136.12万(17曲)
・OCHA:平均90.67万(12曲)




ここからさらに「年ごとの平均」
も出していきます!



大変だ!😳😳








モーニング娘。

2021〜2025 年別平均

2021:432.67万(3曲)
2022:195.75万(4曲)
2023:304.00万(3曲)
2024:171.67万(3曲)
2025:87.25万(4曲)




ここからわかること




・2021は高い(teenage/ビートの惑星/よしよしして)
・2022でガク落ち
・2023で一瞬戻す
・2024でまた落ちる
・2025は時間があまり経ってないを込みでも厳しい帯



かなり分かりやすい
まー卒からの、ちぃ、かえでぃー卒や
変わらない体制へのヘイトが
再生数に現れ

新メンバーの加入や
体制変化、周年で少々上がるも


楽曲に恵まれなかったり
時すでに遅かったりで
どんどん下降


つまり娘。は直近5年の形が

高→急落→一瞬回復→再下降→低位

と、戻せていない側に入ってしまっている

というのがやばい傾向







アンジュルム

2021〜2025 年別平均

・2021:219.50万(4曲)
・2022:333.50万(4曲)
・2023:177.60万(5曲)
・2024:129.00万(4曲)
・2025:93.00万(2曲)




ここから分かること






・2022がピーク(悔しいわ/愛魔性/愛すべき/ハデに…など)
・2023〜2025で下降
・2025は本数も少ない(2曲)

 



うーん、ここも厳しい
何だかんだやっぱり

タケ、りかこ、かわむー、かみこ卒が
効いてるのもあると思うけど

2025がなぁ
まぁここは改めて別ブログにします





Juice=Juice 

2021〜2025 年別平均

・2021:151.00万(5曲)
・2022 : 111.5万   (2曲)
・2023:266.33万(2曲)
・2024:139.50万(4曲)
・2025:215.67万(3曲)




ここから分かること



・2023で上がり2024に落ちるが、2025で戻す
・プライド・ブライトや盛れ!など
 良曲が来た時の瞬発力が大きい


Juice=Juiceは分かりやすく
曲次第って感じですね


出来ることのクオリティが高い
グループだからこそ

安っぽい曲というと良くないけど
音楽のクオリティも
求められてる感じがしますね










つばきファクトリー

2021〜2025 年別平均(曲数)

・ 2021:231.00万(4曲)
・ 2022:229.00万(3曲)
・2023:151.50万(4曲)
・2024:48.75万(4曲)
・ 2025:44.33万(3曲)






ここから分かること



・2021〜2022はまだ戦えている
・が、2023で落ち
・2024〜2025が急角度で低位


先ほどの章でも書きましたが
リトキャメブーストが切れ
オリメンの卒業が続いたのが
分かりやすく響いてますね

あとは単純に楽曲なのかな







BEYOOOOONDS 

2021〜2025 年別平均(曲数)

・2021:188.00万(4曲)
・2022:245.50万(2曲)
・2023:140.00万(2曲)
・2024:205.50万(2曲)
・2025:181.00万(2曲)







ここからわかること




・ 落ちても戻せる(2023→2024)
・そして全体的に底が高い
・ただし毎年の曲数が少ない(供給問題)



圧倒的リリースの少なさ
毎年1枚くらいだよね?

アルバムとかユニットがあるから
曲数多く見えるけど
それにしても少ない








OCHA NORMA 

2022〜2025 年別平均(曲数)

・2022:136.50万(4曲)
・2023:71.75万(4曲)
・2024:77.00万(2曲)
・2025:50.50万(2曲)






ここから分かること




・デビューブーストがそもそもあまり高くない
・以降、100万台に乗れてないのが中々厳しい




おちゃはさっきと一緒だけど
年別で見ると改めて厳しいなぁ
デビューがそもそも
上手く乗せれてないし

そこからの1、2年って
割と今までのハロ傾向だと
ご祝儀があるけど
そこもない状況

お祭りデビュー!とか歌わせてるなら
もっと盛り上げる仕掛けを作りなさいや














5. 2023〜2025:直近3年だけで今のハロプロの真の序列を見ていく



さてさて
ここまでは割と「過去」に絞ってきましたが

ここからが気になるところ

果たして今の真のフラッグシップって
どこにあるべきなのか?

という「今の序列」を、
直近3年に絞って
ここからは見ていきます。


皆さん心して見てくださいね←




まず先に各グループの平均を
ひとまとめにして書いてしまいます


2023〜2025

モーニング娘。:平均180.00万(10曲)

アンジュルム:平均144.55万(11曲)

Juice=Juice:平均187.20万(10曲)

つばきファクトリー:平均85.73万(11曲)

BEYOOOOONDS:平均175.50万(6曲)

OCHA NORMA:平均67.75万(8曲)






これは結構面白いことになりましたね

・直近3年の平均では、Juiceが娘。を上回る
・BEYOOOOONDSは曲数が少ないのに高位置で
アンジュルムの平均を上回る

再生数だけで見る
各グループの現状が
ざっと出ました

これを見て
「納得」という面もあれば
「そうだったの!?」

という点もあると思います

そこを項目に分けて
ここからは分析していきます
 







6.  BEYOOOOONDS
 「そうだったの!?」な点


私は直近3年を見た時に
娘。は、まぁ納得
Juice=Juiceもここまでとは
思ってなかったけど納得

他のグループは
ここまでだったか…
と数字にするとより厳しさがわかった

という気持ちを持ってしまったのですが

意外?
だったのがBEYOOOOONDS

ここでもう一度整理すると



・全期間平均 232.76万
・中央値 229万



というのがビヨの数字の持ち方



だから、やっぱり出せば回る


なのに出していない



これが多分、
他の方も何人かは思ったんじゃないか?
という「そうだったの!?」の要因で


伸びる芽があるにも関わらず

【供給不足】で止めている


というのがビヨの1番の足枷


だから圧倒的戦略の問題として
捉えて欲しい。

ここはあくまでも私の見立てですが
先ほど上の方にビヨは「事務所が楽してる」

と書きましたが
まさにそうだと思っていて

ある意味ビヨは実験というか
戦略的でもあるかもしれなくて

というのも
演劇調や
グループ内でもユニット
を持っていたりと

コンセプトだけで見ると挑戦的

でも、【売り出しはしない】

だからこれは想像でしかないけど

事務所の

【うちこんなこともやってます!】

っていう絶妙な温度で
挑戦してる感を出せるグループ
のような扱いを

そうは思ってなくても
現状そうなってしまっているという風に
私は見立てています。


だからビヨに関しては
圧倒的に事務所は反省して
さっさと火除け冷まし程度じゃなく

燃え尽きるくらい外に向けて
打ち出しなさい!!


ビヨ以外にも言えるけど
アイドルを志す女の子達を預かる責任だよ





7.Juice=Juiceはなぜ、直近3年でモーニング娘。の再生数を上回ったのか


割と本題というか
今乗ってるJuice=Juiceと
長年の看板、フラッグシップの急降下

こちらを今から書いていきます


まず、自論ですが
Juice=Juiceの今を彩る
「盛れ!ミ・アモーレ」は

【結果】
であって、
【原因】ではない

と思っています

なぜかというと

直近3年(2023〜2025)の
平均再生数を見ると、

Juice=Juiceはモーニング娘。
を上回っており

これは一曲だけのバズ、

あるいは
「盛れ!ミ・アモーレが当たったから」という
単純な理由ではないからです。


むしろ「盛れ!」は、
それまで積み上げてきたスキルが

やっと表に出た結果だと思っていて

それに事務所が気づいて
やっとちょっと
力を入れてきてくれてるのが現状

と、私は思っています

では、

•なぜJuiceは直近3年で数字を伸ばせたのか
•なぜ同じ期間、娘。は平均を維持できなかったのか

と、なぁぜ、なぁぜ?
なのですが




① 直近3年の「平均」で見ると、Juiceは落ち切ることがなかった

というのが

まず、事実としての数字。

直近3年(2023〜2025)平均が


•Juice=Juice:約187万
•モーニング娘。:約180万

差は小さく見えるのですが
重要なのは数字の落ち方ですね



モーニング娘。
•2023:一時的に300万台まで戻す
•2024:170万台まで落ちる
•2025:100万未満が中心(※時間バイアス込みでも低位)

→ 戻しても、定着しない



圧倒的曲頼り、
もしくはメンバーの浮き沈みって感じですね

対して

Juice=Juice
•2023:220万台
•2024:140万台まで一度落ちる
•2025:215万台まで回復

→ 落ちても、戻せる

ここで
両グループの回復力に差が出てますし

盛れ!をちゃんと2025に持って来れたことが
大きかったのもあるし

層の厚さの違いもありそうですね


② Juiceは「一曲が平均を壊さない」構造を持っている

また、Juice=Juiceの特徴は、
一曲ごとの再生数が極端に低くなりにくいこと。

直近3年のJuice楽曲を見ると、
•プライド・ブライト(2023):415万
•トウキョウ・ブラー(2024):316万
•今夜はHearty Party(2024):56万
•盛れ!ミ・アモーレ(2025):421万
•初恋の亡霊(2025):118万
•四の五の言わず(2025):108万

最低帯でも100万前後が複数存在している。

一方、モーニング娘。の直近3年は、
•2024〜2025に
50万台・40万台が複数混ざる

なのでJuiceは
平均を大きく壊す極端に低い曲があらず
娘。は下振れが平均を引き下げている

というのが
直近3年平均の逆転を生んでいる
と私は思っています。

これってやっぱ重要で

音楽が好きなファンが多いハロプロは
音楽が良かったら聴く
という層も多いと思うんです

だから下がっている時に
回らない曲を持ってきたり

それを支える技量が
そのグループにあるかないか

それを失敗すると
元に戻しづらいのが

ハロプロマーケの難しいところでも
あるかもしれないですね



③ Juiceは人数と役割が、YouTubeに最適化されている

これは再生数の背景としてかなり大きくて

モーニング娘。
•人数が多い
•フォーメーション前提
•楽曲も全体像を見せる構造が多い

→ MV単体では成立しますが
 切り抜きや単体訴求に弱い

Juice=Juice
•人数が比較的少ない
•1人1人の歌割・見せ場が明確
•表情・声・身体の使い方が映像に乗りやすい

→ 誰を見る動画かが一瞬で分かる

この差は、
YouTube(特にショート)時代では
致命的になっており

だからこの2グループの
ショート投稿を見比べると一目瞭然なんですよね










バズってるということを抜きにしても

分かりますよね?笑


再生数は勿論ですが

Juice=Juiceはちゃんとサムネを見ただけで

何をやってる動画か分かるし

良い場面を切り取っている


娘。は一時期に比べれば…ですが

ダンスの切り抜きもJuice=Juiceと比べると

リリイベのお粗末な照明やセットの切り抜き

公式とはサムネでは中々思いづらい


ライブの切り抜きも本当に切り抜きで笑

サムネに複数人いて

カラフルな衣装が何人かいる


という印象で再生はしてもらいづらい


圧倒的外への力の入れようの差を感じます



④ Juiceは「MV以外の再生経路」を意識的に作れていた

「盛れ!ミ・アモーレ」の話に戻りますが

重要なのは、
盛れ!が最初に当たった!
のではなく、

当たったあと、
ちゃんと分解されて回り続けた

という点だと思ってて

盛れ!ミ・アモーレの動画は
複数出ているので
それぞれの再生構造ですが

•MV:421万
•ライブver:173万/160万/111万
•THE FIRST TAKE:252万

•SNSで芸能人や素人が踊る(二次拡散)

これは偶然ではないんですよね

Juice=Juiceは以前から、
•歌唱力を前面に出せる(First Take向き)
•ダンスもちゃんと踊れる
•だからライブ映像が作品として成立する

という特性を持っており
プライド・ブライトや
fiesta fiesta
も、ライブバージョンが
かなりの再生数でちゃんと回ってます

だからこそ「盛れ!」は
改めてそれ全部が一度に噛み合った曲だった

今回のバズは
起こしたというより
起こるべく起こり、
後から着火をつけて行った

が、正しいと思ってます

勿論、おちゃの
隙アモ
みたいなキャッチーさで

ハロプロ内にまず流行らせたのも
大きな要因だと思ってるので

事務所はおちゃにボーナス弾みましょう←



⑤ 「盛れ!」は原因ではなく、加速装置

だからこそ
ここで強調したいのは

Juice=Juiceが直近3年で娘。を上回ったのは、
「盛れ!」が当たったからではない!

ということ

盛れ!が当たっても
崩れない土台
を、すでに持っていたから

力が試されるライブバージョンが回る

もし土台が弱ければ、
•MVだけ伸びて
•ライブは回らず
•First Takeも伸びず
•ショートも続かない

で終わるんですよね

だから事務所は
サポートしてるところはあるにせよ

個々で力を伸ばし続けた
オリメン〜現在に至るまでのメンバーに
ちゃんと敬意と感謝を持ち

次の一手をしっかり考えなさい





9. 「モーニング娘。が一番やばい」を悪口じゃなくてちゃんと説明する


さてさて再度、娘。に戻りまして


娘。が抱えている
今のYouTube構造上の弱点は
MV資産は最大なのに
直近平均が落ちている

ということ

ここでも改めてですが

・2013〜2016の超特大ヒット
(1770/1650/1203)が資産として巨大
・ でも直近3年平均は 180万
・直近5年の年平均推移は 
   432→196→304→172→87



という圧倒的右下がり
こう見ると約1/5か…😳

じゃあここで1番大事な

なぜこうなったか?

という問い




その答えは

「グループとして正解をやり続けたこと」

と私は思っています



モーニング娘。は
•コンセプトは一貫している
•メッセージ性も強い
•フォーメーションも完成度が高い

グループとしては、ずっと正しいし
そんな娘。の楽曲が好きだし
元気もたくさん貰ってきた



でもその正しさが、



YouTubeという場所では
再生数を伸ばす方向と噛み合わなくなった



というのも事実かな
と思っています。




③ 人数と構造が「再生数の平均化」を引き起こしている

娘。の最大の強みは、
同時に最大のハンデにもなっていて


娘。の構造
•人数が多い
•全体で完成する設計
•一人が突出しすぎないバランス

これは
ライブでは確かに見応えはあるし
力強く気持ちのいい場面も多い



でもYouTubeでは、
•見どころが分散する
•一瞬で主役が伝わりにくい
•結果「悪くない」で終わる


つまり、

一曲ごとの完成度は高いのに、
強く記憶に残る点が薄まる。

これが
再生数が高止まりはするが、跳ねない
の、1番の原因。


⑤ 歌が弱いのではなく、歌の強さを外に証明される事がない

これはかなり重要な点。

娘。は
歌が弱いわけじゃないと思ってて

ハロプロ単位で見たら
他にも…とは思うかもだけど

歌ってあそこまで踊れるアイドルは
やっぱり娘。が強くはあると思う

でも強さを
外が評価する場に出していない。

娘。は歌って踊れるは
ファンの中では常識でも、

外から見たら
証拠がない。

だから興味を持たないし
持たれない。

知らない人には知らないことは
事実じゃないから


Juice=Juiceと違うところはそこで
ファーストテイクの後も
ライブ映像がちゃんとあったから
「歌が強い」が映像として可視化された。

娘。はそこが空白のままというのも
大きかったと思う。


⑥ 物語が「更新されていない」

娘。はずっと、
卒業、継承、歴史

という物語を背負ってきましたが

でもここ数年、

「今の娘。で、何が起きているのか」
を一言で説明しづらい。

卒業はある。

でもそれが
時代の転換点としては
あまり語られていない。


結果、
これも同じく
知っている人には分かる
でも知らない人には何も伝わらない

状態になっている。

だからこれもやはり
物語の事実じゃなくなってしまう




じゃあ、どうしたらいいんよ?
戻せるよ?



という事になってきますが
やるべきは「設計」ですね

まず、曲を「分解前提」で作る

次の娘。曲で本当に必要なのはこれ。
•MVとして完成している
・かつ歌だけで成立する
•一人ずつ切り出しても成立する
•表情・声・一瞬のフックがある



「切り刻まれても強いか?」

を制作段階でチェックする。

これはショートの話ではなく
曲の寿命を延ばす設計の話。

結局これって
昔の娘。つんくがやってたことで
MVとかはどこまで
関わってたかは分からないけど

歌詞の切り取りは
多分意図的にやってたはず

このパートといえば〇〇
この歌詞は〇〇に当ててるよね
だから〇〇が歌ってる


パートに物語があり
それが強さだった

ラブマだって

イメージできるのはサビの
日本の未来はwow wow

ザ・ピースも
選挙の日ってうちじゃなぜか〜は

今だに選挙で語られるし

直近最高再生の
泡沫サタデーナイト!
は、このタイトルがサビで連呼される

ヒットにはやっぱり
切り取れる強いワードが重要なんだと思います


今の娘。を一言で言える状態にする

上に書いたこととも被るけど

外の人に聞かれて、
「今の娘。ってどんなグループ?」

と聞かれたとき、
即答できる言葉が必要。

そしてその言葉に沿った
切り抜きや曲を出して
今のイメージをまず固める




卒業、加入をちゃんとエンターテイメントにする

娘。は特に
アイドルはエンターテイメントである
ということを忘れてしまっていたように思います




娘。の失速って
変わらない風景というのも
要因の一つにあると思ってて



今でこそ新陳代謝できてきたものの
ここ5年で離れた層って

きっかけがないと
変わった娘。を
知らないままになってしまっていると思う

なので
配置がどう変わったか
中心がどう変わったか?

を、意図的に
見せる必要があると思ってて

以前はこの曲
このメンバーが長年歌割り持ってたのに…

という象徴的な曲が
何曲もあると思うので

そこをショートで切り抜く


今はもう構造が変わったのだ
ということを
ちゃんと見せることも大事だと思う



出し惜しみするところと
そうじゃないところを
ちゃんと見極めて欲しい。



だからまず、娘。は
見せ方と設計を、
今の環境に合わせて組み替えること。

というのがやるべきことの
最重要かなと思っています。





10. じゃあ事務所が今、どこに注力するのがいいの?






さてさてさてさて
ここまで長々長々と書いてきましたが

結論、今じゃあ
どこに注力すべきか

っていうのを
最後に書きます

あくまで私の結論ですからね

ほーん…

と見といてください笑笑














1位:Juice=Juice




2位:BEYOOOOONDS




3位:モーニング娘。







これが私の結論です!

まぁJuice=Juiceはそりゃそうよね?


この今の勢いを落として欲しくないし
次の一手でかなり決まると思う

たださ

前科はこの事務所
いっぱいあるからさ

ひとそれの後も
リリース期間空けて
そのままフェードアウトしたし


アンジュの46億年LOVEのあとも
アッチャアッチャとかいう曲持ってきたし


まっっっじで!!
ちゃんっっとやりなよ!?!?

と言いたい




間違えても
・よくわかんない言葉の羅列は持って来ない
・バズ狙いすぎてミ・アモーレをもじったりしない
・こういうこともできるよ!な元気系とか行かない


ここで大事なのは
盛れ!で集めた熱を【本気の歌】で
固定させること

本気の音楽は
得意分野なんだから頑張ってほしい

だから合言葉は



方向は変えずに角度を変える



リピートアフターミー?




方向は変えずに角度を変える←


歌えるスキルグループっていうのは
伝わったし

変なタイトルだけど良い曲で
質が高いというのが盛れ!

だからこそちゃんと
歌で攻めることを忘れず
Juice=Juiceの売りである

品、も損なわない楽曲を

ちゃんと持ってきてね(圧)



ビヨを2位にしたのは
ビヨもJuice=Juiceと同じく
土台がちゃんとあるグループだから


供給が少ないだけで
数字も持ってるグループで
SNSも強い

だから次にバズを狙うなら
ビヨだと思ってるし

この子達は放置されすぎなので
早いとこ力入れろください





娘。3位は
何だかんだフラッグシップで看板だから
戻してもらわないと困る

ってのもあるし

資産はしっかりあるんだから
それを【今】にどう落とし込むかが

娘。の課題


価値観も変えなくて良い
大事なものも持ったままで良い

でも【今】を作り、作ってきたから
娘。があるわけで

それをもう一度思い出して欲しい

ある意味それが娘。の根っこの
原点回帰でもあると思う









はい、

かーーーーなり!!!

長いブログになりましたが
めちゃくちゃ自己満でマーケティングを
やってしまいました笑笑

アンジュ、つばき、おちゃは、
どこに注力すべきか?
のブログだったので
最後の方あまり触れれなかったのですが

ここも改めてブログにしたいと思います。



ここまで見てくださった
暇なみなさん←

長々ありがとうございます🙇‍♀️


またまた次の記事でお会いしましょ〜

では〜