5.あっちの世界
やわらかい感覚を、背中に感じ南月は、
目を開けた。
「痛たっ。」
南月は、頭を押さえて体を起こした。
目を開けると、前には襖
床はフローリングではなく畳、
保健室独特の消毒液の香りではなく
和室独特のにおいだった。
「梨月様?お目覚めですか。」
きれいで透き通った声が、南月の耳に届く。
「誰だろ。様付って。」
南月が、あきれながら立とうとすると襖あけられた。
「梨月様。お体は大丈夫なのですか?!」
あわてて部屋に入ってきた女性は、南月の顔を覗き込んだ。
(梨月?私が?)
「あ、あの。」
南月が、発した声はいつも聞きなれている自分の声ではなく
少し高い、聞き取りやすい声だった。
違和感を覚え、のど元に手を添える。
「梨月様?どうかなさいましたか?」
キョトンとした顔で、南月の顔を見る女性に
「梨月様って、どちら様ですか?」
状況を呑み込めない女性と
質問の答えを待つ南月。
「へ?梨月様は、あなたで、すよね?あなたしかいらっしゃらないでしょう。」
時間が止まったような、そんな感じがした。
「しょうそう、お待ちくらさいましぇ。」
めちゃくちゃな言葉を私につげ
女性は、部屋から出て行った。
6.こっちの世界
梨月は、目を開けた。
自分の目に映るものは、木目の天井ではなく
真っ白な、絵を描くための習字紙みたいな天井だった。
鼻に届くにおいも、畳のにおいではなく
鼻につんと来るような、変な匂いだった。
「何じゃこの匂いは。嗅いだことのないにおいじゃな。」
梨月は、布団から立ち上がろうと横に足をずらした。
「うわぁ!」
あるはずの床がなく、梨月の足は
冷たい床に触れた。
「ひゃ!」
高い声が梨月の口からもれた。
「な、なんじゃ。寒々しいうえにまったく、へんなに―――」
ガチャっという音がして襖ではなく
扉が開かれる。
「南月、大丈夫?」
扉と壁との間から、顔がのぞいた。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
梨月のあげた声が、響き
びっくりしたような顔をした女子が
「な、南月?!あんた大丈夫?階段から落ちて頭おかしくなっちゃた?」
梨月は、
「そなた!いきなり無礼なものの言いを!」
と言い放ち、つめたい床に我慢をして足をつけ
「まったく。ほんとになんてところじゃ。触れいな物言いをする女子がおり
冷たい板が張っておって歩くにもつるつると!足のほうは風が通って!
ん?風?通る?」
梨月は、下を向き2度目の叫びをあげた。
さ、さてさて恒例となりそうな言い訳タイムです
第一に、書いたものが一回すべて消えてしまったのです。
最初から、かいて打ち込んだものが、消滅してしまったんです。
最初から!すべて!
それで書く気が失せてしまって
テストが終わり、さて書こうと思ったら
母が、病院へ
そしてまたテスト
テストが大好きな私の高校
1か月に1回の頻度でテストが・・・
言い訳はここらへんにしましょうか
あんまりこういうのは好きじゃないんです
つぎの更新は、いつになるんでしょうか?
誰か続きを書いてくれれば楽なんですけど・・・
