​退院後診察つづき


結局K医師が休みで

急遽の代診ですよ感を漂わせた

消化器内科部長さんが

座っていました


この病院の消化器内科では

1番お偉い方っぽい


部長「今日は急遽K医師がお休みで…

すみません。私が代診しますのでキラキラ


わたし「はぁ…タラー


私があまりにも

あっさり返事をしすぎたからか


部長「私、K医師の上司で、Hと言います照れ


わたし「あぁそうですか」


どうでもいいんだって、それは。と

言いたかったけど抑えて

H部長が話始めるのを待っていると


H部長「手術で取った組織の中に

がん はあるんだけど…


がん が小さすぎて

病理検査で縦6分割に切った時に

断面が削れて、

がんがない〟

っていう診断になっていますね」


ん?


わたし「は?!それって

がんじゃなかったって

ことになるんですか?」


H部長「いや、でもこっち側を見ると

絶対にあるから

保管してある病理をもう1回深く切って

顕微鏡でみてもらうよう、検査を

やり直しするように私から言いますから

私、消化器内科の部長ですので」


って…。


わたし「保険会社に提出する書類を

今日預けて書いてほしかったんですけど

今日は無理ってことですか?」


H部長「そうですね…まだ確定できないので

だからまた最終結果は2週間後に…」



なんそれ!


なんのための2週間だったんだよっ!

時間を返せ〜って言いたい。まったく。


しかし…

こんなことってあるんだなぁ…

病理検査でないって言われるなんて。