年が明けた。
2009年から2010年へ。
20代からついに30代へ。
何気ない夜明けだったが、
大きな節目を迎えた気分だ。
2009年を振り返ると、
“不甲斐ない”という言葉しか見当たらないくらい、
自分の力の無さ、適応力、
課題解決力、発想力の無さを痛感した一年だった。
手を抜いたり、
いい加減な過ごし方をしたつもりは一切ないが、
結果として、
期待を寄せて頂いている株主、関係者、
クライアント、仲間、家族、
多くの方々に期待を下回り、
一部には負担をかけたこともあった。
個人的にも、
レベルはとても低いが、
幾つか苦しい決断があった。
常に、
目標を形にするべく設定した
タイムラインに追いつけない悔しさがあり、
こうありたいと描いていた姿と、
現実的に取り組むべきアクションとのギャップに悩み、
幾つかの重要な判断が遅れた。
周囲の結果が悪い悪いと耳にしても、
正直、そんなことはどうでもよかった。
判断に自信が持てない自分と、
仲間に自信を与えられない自分に歯がゆくて、
とにかく笑顔でもがいた。
どうでもいいことも、
大切なことも、
考え続けた一年だった。
その一方で、
1月に2名の愛すべき仲間を迎え、
秋にはもう1名、
最も信頼を寄せる仲間が、
参加をしてくれた。
創業のスタートを共にしたTとは、
想定したよりも早く田舎に戻らせることになったが、
無事、地元の高校の教壇に立っていると連絡が入り、
心から、ホッとしている。
自分を入れて5名の弱小組織ではあるが、
本当にいいメンバーが揃った1年でもあった。
夏場には念願の、
「BtoB」の「オリジナル」「webサービス」の
第一弾を立ち上げることもでき、
想定どおりに投資の回収に成功し、
次のステップに進む段階に来た。
秋口から提供を開始した
提携先のwebサービスも堅調に推移し、
12月は、まだまだ小さな額ではあるが、
過去最高の業績を記録。
月次ハイ達成で締めくくることができた。
そして、2010年。
社会人になって8年目。
年齢も、7月で30歳になる。
今は、
不思議と穏やかな気持ちと、
はやる気持ちの両方を感じている。
何だか、
ビジネスマンとしても、
経営者としても、
そして、
事業も、
大きく成長する一年になる気がして、
たまらない。
物事には、
忘れていいことと、
決して忘れてはいけないことがあると思う。
2009年は、
その後者をたくさん与えてくれた勉強の一年、
その意味で、
感謝の一年だった。
2010年は、
経済はもっと収縮するだろう。
「あそこが悪い」「どこどこがつぶれた」なんて話は、
昨年以上に耳にするだろう。
ただ、
そんなことは関係ない。
とにかく、
目の前の風を読み、
常に全力で、
自信を持って突っ走るのみ。
「成功体験と組織拡充と飛躍への土台造り」
2010年、
最高の一年にするぞ