組織内のケンカをおさめるのも仕事・・・「でも、良いところあるよね。」 | 優しくて強いサラリーマンになりたい さくら のつぶやき

優しくて強いサラリーマンになりたい さくら のつぶやき

働くって。人間らしくてとても素敵なこと。
良い仕事をするためには人間関係が大事。
わたし、頑張ったなー、と振り返られるような、場所にしたいです。


仕事をしていると、チームで働いている分、
他人の粗がや、どうしても許せない部分が

目立ち、ケンカ・言い合い、もしくは

双方に大きな不満が発生することがある。

私は、比較的、早い時から

たくさんの部下を抱えるマネージャーを

数年経験させてもらい、
おそらく直の部下の数は

延べ100人近くになるため
よほどの個人攻撃や、

執拗さや、弱い者いじめ、以外は
見逃したり、聞き流したり、と

受け入れられるようになってきた。

人の代わりはそれほどいない。

社員ひとりひとりを大事にしないといけない。

そして、いかに強味、個性を戦力にしていくか、

見極めて、磨いて、伸ばして、組織に順応させるか、

が、マネージャーの腕の見せ所だと思う。

(これを放棄している管理職も多いよな、と思う。)


年齢にかかわらず、相手が成長してくれて、

粗を少しでもとってくれたら良いけど、

個性でもあるから無理はいえない。
大人を変えるのは、なかなか難しいから、

変わるのは相手が自分で気が付くのを待つとして、
今いる人を生かせるのが一番良い。

立場上、私は、チーム内メンバー同士のいざこざに
耳を傾けるのも仕事。

先ほどの、個人攻撃や

弱いものいじめのケースではない場合は


何らかの事情があって、

相手のメンバーも感情的になっていたり
悪気なく、気が付けないだけだったり、

能力的や性格的に、そして人生の優先順位、

価値観の違いで、変えさせることは難しい。
でも、怒る方の気持ちもわかる。


だから、マネージャーとして
心掛けていることは
怒っているメンバーの気持ちに寄り添いながら

同時並行で
相手の良いところを刷り込む。

 

あの人がきて、

こういうところは良くなったからねえ・・・
 

この間やっていたああいうところは、

取引先からは評判が良いんだけどね・・・
 

そこがこっちの方向に出るときは、

頼もしいよね。
 

こういう時は助かっているし、

あの時は彼女らしいコメントをしてくれたんだけどね・・・



怒っている方の部下の様子を

注意深く見ながら
それ以上、相手への怒りが

広がらないように、
 

でも相手をフォローしすぎて

本人のモチベーションを落とさないように
タイミングをみて、これらの言葉を入れる。
何度も、表現や事例を変えて、何度も。

わざとらしくすると
「向き合ってくれなかった」

「聞いているパフォーマンスだけだった」と
フラストレーションをためてしまうから

ガス抜きをさせ、しっかり向き合いながら
言われる側のフォローをする。

でももし、

個人攻撃や弱いものいじめをしている場合は
事実を確認して、

それ以上、攻撃やいじめが広がらないように守る。
これは、すぐにやる。


これらを見極めたり、

偏見をしない考え方と
日ごろの部下の思考やタイプ、

仕事への向き合い方を
みておくことが大事。
 

部下によっては、

上司に良い顔をしているだけのこともある。
自分にとってはイイ部下、良いやつでも
他の人を苦しめているなら、それは是正させないと。

自分(上司)のためではなくて、この組織のために
メンバーたちは働いているのだから。

これを繰り返すと、自然と

意地の悪いメンバーは静かになったり、
居心地が悪くなって勝手に出て行ったり、
組織全体が組織のみんなのために
活かしあいながら動いて行ってくれている気がする。

そして、私も、またマネジメントの自信がつく。

人生の大部分を過ごす職場だもの、
大事にしたいし、

心地良く、成長する場、

チャレンジに集中できる環境を

整えてあげたい。



とはいえ、書きながら思ったけど
出社したときは、できるだけ、
もっとみんなに声をかけないとダメだー。

最近は、忙しさにかまけて

目でみているだけだったな。

反省。

次回、出社の時から

声をかける。会話する!

 

がんばれ!管理職。