おはようございます
今月、ちょっと遅くなりましたが
星空情報です
残りわずかとなった2021年
最後まで星空を楽しみましょう
12月の夕空で
金星がひときわ明るく輝いています
14日前後には
ふたご座流星群の活動が活発になります
月明かりの影響を避けられる
明け方が観察の好機です
19日に昇る今年最後の満月は
2021年で最も遠い満月となります
2021年地球から最も遠い満月(2021年12月)
2021年に起きる満月としては
最も遠い位置にあります
月は12月18日11時15分に遠地点を通過し
翌日19日の13時36分に満月となります
満月のときの地心距離は
約40万6000キロメートル
月の視直径は29分26秒角です
地球の周りを公転する月の軌道は
楕円形をしているため
地球と月との距離は一定ではありません
さらに、月の軌道は
太陽や地球などの重力を
受けて変化しています
そのため、満月や新月のときの距離は
上の図のように毎回異なります
2021年で最も近い満月は
5月26日でした
その時の満月と比較すると
視直径で約12パーセント小さく
輝面が22パーセント少ない
(それだけ暗い)程度の違いがあります
とは言え、実際の夜空に月を
二つ並べて比較することはできないため
月を眺めて大きさの変化に気づくのは難しいでしょう
あ、なんかちょっと大きいかな?
と、思ったアナタは
既に天体マニアです
それでは、またね
おっと…
次のアップは水曜日ですが
また限定記事になります