お乳が張ってきたのが夜の9時過ぎ。


痛いし、ナースコールで看護師さんを呼んだら、さっそく春ちゃんが新生児室から連れてこられて。

出るなら飲ませちゃいましょってことで。


ウワサには聞いていたけど、最初の授乳ってホントに大変だよね。

痛いし、あたしも春ちゃんも初めてだから、お互いになかなかかみ合わなくてさ。


そして出をよくするためのマッサージがもーう・・・ここでも悶絶ガクリ


しかも春ちゃんを抱いてると、お腹の傷口に当たるからこれがまた痛い。


そして、なかなか直接飲んでくれなくて、キャップ?みたいなのをつけて授乳してると乳首に亀裂が・・・(涙)


痛くないことってなんだろ??の世界で、感覚がどんどん麻痺してくる(笑)

痛くて当たり前、みたいなw


昼間、あたし裸族か(笑)ってほど頻繁に授乳に四苦八苦。


夜はまだ新生児室で預かってもらえるものの、お腹が空いて泣いたら部屋に連れて来てもらう仕組み。


春ちゃんが来て、起き上がるのに時間がかかるもので、授乳クッションやらの準備をしてると5分くらいかかっちゃって、その間、春ちゃんは大泣きするからキモチがあせっちゃって・・・

申し訳ないやら痛いやら


そうこうしてた5日目の夜。


12時くらいかな。


必死(笑)の授乳が終わって、春ちゃんが看護師さんに連れられて部屋を出て行った直後。


急にものすごい寒気に襲われて。


ベッドに腰掛けたままの状態だったけど、歯がガチガチなるほどの震えが止まらなくて

まるで痙攣みたいに体中が震えて動けなくなった。


一瞬、そんなに寒いのか?なんて思いながら、まずはベッドに入ろうと足を上げようにもやっぱりお腹の傷が痛いから、思うようにベッドに登れない。

しかも、震えがどんどんひどくなって、手足が自分でみてわかるほどガクガクに震えてて、余計に自由が利かない。


すぐ枕元にあるナースコール。


それを押すのに10分近くかかった。


その間、気が遠くなるほどの時間に感じた。


すぐに看護師さんが部屋に来て、暖房上げたり、毛布追加してぐるぐる巻きにしてみたり。


たまにこんな風になる産後ママっているんだって。

(って冷静に言われても・・・あたしゃ初めてでビックリしてるんだよーっ)

ちょっと様子見ましょうね、と。

もしかしたら、朝になって熱が上がるかもしれないわ、って。


その後、2時間近く寒気がおさまらず、何とか震えがおさまって最期に時計をみたのが2時25分。


目が覚めたのは7時の検診。

その時、今度は絞れるほどの汗をかいてた。


案の定、38度まで熱が上がってた。


一瞬、風邪でも引いたかとおもったあたしは、きっと今日は春ちゃんに会えないんだろうかと思って、悲しくなったううっ...


でも、その後先生が来て診察してくれて。


おそらく、乳腺が張ったことによって熱が上がったのか、もしくは悪露の出が悪いから熱が上がったかのどちらかだろうって。


助産師さんが来て、乳腺のマッサージを施し、子宮収縮を促す薬を処方され。

お昼頃にはすーっかり熱が下がってた。

ビックリ。

で、午後から春ちゃんが登場。

痛い痛いって、正直、授乳をちょっと面倒だと思ってしまっていた私だけど、こうなってみて初めて、春ちゃんに毎日会えることが楽しみになってた自分に気がついた。


午後は春ちゃんと一緒にお昼寝をしたくらいにして。


・・・しかーし


私にはもうひとつ、試練が待っていたのです。


入院6日目にして、もう一度あの手術台に乗ることになろうとは・・・



小春日和

麻酔が切れてくると、だんだん傷口の痛みが・・・あせる


どうやらこの痛みには耐える必要はないみたいで、座薬で痛みを抑えてた。


・・・全く動けないのよね。あたし。


寝返りも出来ないし、相変わらずの点滴三昧に絶飲食。


そうそう、術後2日間は絶飲食で。

何がツライって空腹とのどの渇きがハンパ無い叫び


かといって盗み食い(笑)しようにも、体が全く動かせないし、ちょっとでも動こうものなら傷が開きそうで怖いし痛いし、結局おとなしくテレビなんて見たくらいにして。


グルメ特集にお腹グーグー鳴らしながら、指くわえて眺めたくらいにしてw


そして襲ってくるのが子宮が元に戻ろうとする収縮痛。


薬が切れる頃に徐々にやってくる痛みに、その都度ナースコールで座薬を入れてもらって。


夜は新生児室で預かってもらってる春ちゃんも、昼間は病室に連れてこられて、元気に泣いてはいるものの、あたしは起き上がれずにちゃんと顔が見れなくてえ・・・


それもそのはず。


旦那を差し置き、うちの母、春ちゃんがかわいくてしょーがなくって、ちょーハイテンションで抱っこして遊んでるからw


3日目。


やっとお昼から絶食解禁♪

まずは重湯と流動食。


生まれて初めて食べた重湯だけど・・・これが涙が出るほどおいしく感じたものぶーぶー

食べられるってシアワセにこ


なーんて感動に浸るのもつかの間、午後からは地獄の歩行訓練がまってた汗


起き上がるにも、立ち上がるにも、歩くにも・・・

こんなに腹筋って使ってたんだねって思うくらい・・・

激痛ドクロ


あたし: 「お腹裂ける~~~~っっっ」


看護師さん: 「裂けませんっ!だいじょーぶっ!」


こーんなやり取りが続いて。まずはトイレに行かされたw


実際に痛いのは傷口よりも、周りの筋肉らしいんだよね。

ほんっとに痛いっていうか熱いっていうか・・・

悶絶しながら歩いて。


幸い、個室だったし、トイレは病室内だからさほどの距離は無いんだけど、普通なら10秒でいける距離を、20分くらいかけて歩いたわガクリ


そして何がつらいって・・・


用を足すにも腹筋使ってるんだねえ゛!

尿道カテーテル入れてたこともあって、痛いのなんのって

ここでも悶絶叫び


こりゃ怖くて大なんてできないっっっ


ベッドに戻るにも一苦労で、結局トイレ1つに1時間以上費やしたのでした。


とはいえ、動かなければ回復が遅いっていうから、ベッドから起き上がったり、無駄に部屋の中を徘徊したり、かなり頑張った。


助産師さんが


「あらー、すごいわねー、早いわ~」


と、感心するくらいチョキ


そして術後4日目。


お乳が張ってきた。

どうやら母乳の準備が出来たらしい。


・・・ここからがまたしても新たな試練が課せられることになるなんて。



春ちゃん、逆子だったの。


それに気づいたのは妊娠6ヶ月くらいのとき。


首にへその緒2回転半巻きで、お腹の中で起立状態。


そんなもんで逆子体操や、マタニティ用の針灸で逆子治してもらおうにもNGサイン汗

ただ、8ヶ月に首に巻いたへその緒が無くなったって病院でいわれて。


ここぞとばかりに逆子体操を頑張ったけど・・・

結局治らなかったガーン


なので、帝王切開で予定日より2週間早く生まれることになったのです。


正直、あたしは相当ビビッてました。


今まで手術なんてしたこと無かったし。


まあ、嫁入りしてコドモも出来れば、傷が残るうんぬんはさほどまで気にならなかったけど

やっぱりお腹切るのは怖かったショック!


それに、2週間早まる手術日。

最期の2週間の楽しみや、なにより自然分娩でお腹痛めて産みたかったって、残念なキモチでちょっと落ち込んだくらいにして。


手術前日。


午後から入院して説明やら準備やら。


春ちゃんは明日外に出られることを知ってか知らずか、今までほとんど胎動なんて感じなかったのに、ぐるんぐるん動いてせわしなかったなぁ。


夜8時半以降は絶食だから、それまでにたらふく食べてw


翌日は朝から絶飲食を命じられ、でも、緊張のせいかお腹が空いたとは思わなかったかな。


9時から点滴3本うって、13時30分、手術室に移動。

筋肉注射や血圧を安定させる薬を打ったり、尿管カテーテルを入れたり、心電図のシールを貼って準備終了。


あたし、この時点で相当緊張したのか、心拍数が上がる上がるw


手術台(分娩台)に乗って、脊髄麻酔を打たれた。

ここの先生、麻酔がとーっても上手で、あっという間に(しかも痛みほぼナシ)で麻酔終了。


左足からどんどんしびれて、気がつけば手術が開始。


痛みは・・・ナイ(当たり前か)


でも、お腹の中に手がはいってくる感覚はしっかりあってえ・・・


逆子だった春ちゃんの頭を持ってぐぐーっと引っ張るのがわかった(怖)


その間、ホントにあっという間。


掃除機みたいな音がして、春ちゃんの産声が上がった。


はじめてみる我が子。


・・・エイリアンみたいだし(笑)



小春日和
↑これ、生後20分後くらい


2530グラム。


ちびっこで出てきた春ちゃんの産声はもーう超元気であひる


ほーう、と思っていたら、突如として吐き気に襲われたあたし。


目を開けていられなくて、気持ち悪くてどうしようもなくて。

それに気づいた看護婦さんが何度か「大丈夫ですかー?」ってほっぺたたくけど、反応できないくらいに気持ち悪い。

かろうじてヒトコト、「吐く・・・」とだけ。


吐いてもいいよ準備が整い、吐けば楽になるだろうってあたしも嘔吐したけど・・・

考えてみたら食べてないし、吐くものなんてないんだよね


空気だけ出てくるみたいな空振りな嗚咽。


しかも、切腹後、まだ縫い合わせてない開いたまんまのお腹だけに、すっごい変な、みょーな感覚で。


四苦八苦してるあたしを見かねたのか、麻酔追加。


その後、たぶん20秒も経ってない。

あたし、おちてた。


気がついたときには処置も終わって病室に帰ってきてて。

時計をみたら15:00。


手術終了予定時刻ピッタリ。


しかも、ベット脇には小さな春ちゃんが新生児用ベットの上で大泣きしてるしw


さすがに全く身動きが取れないから、家族や旦那がワイワイやってるのを眺めながら、帝王切開って悪くないかも、と思ったりして。


ま、まもなく帝王切開の試練を目の当たりにするんだけどねガクリ