幼児商圏でアンパンマンの市場価値は絶大です

 

アンパンマンを超える商品を作れば世界市場だと8兆9千億円の価値があります

 

ですが簡単なように見えますが幼児と親御様 双方の支持を得る必要があります

 

幼児が酒とドラッグに溺れるキャラクターを支持したとしても

 

親御様はそんなもの絶対にお子様に見せようとはしないですよね~

 

逆に親御様が支持するものは教育やしつけ等に特化したものになりがちなので

 

お子様からは支持されにくい環境となります

 

その両方を兼ね備えた絶妙なさじ加減の作品が8兆9千億円を生み出すのです

 

アンパンマンを分析すると原作者のやなせたかし先生のご年齢からして

 

昭和的発想 教えが根底にあります

 

昭和崇拝主義 映画”三丁目の夕日”のような古き良き時代のノスタルジックを

 

美化してカスタマーが拡大解釈している状況が垣間見れます

 

おじいちゃん おばあちゃん世代の時代の教えに対する信頼性の高さを表します

 

ですが今のパパママ世代のお話を聞くと ”価値観の違い”に驚かせれます

 

「将来お子様にはどんな人間になって欲しいですか?」という質問には

 

”謙虚な人にはなって欲しくない” ”他人よりも自分の利益を優先して欲しい”等

 

昭和の教えで言うところの日本人の美徳とされた部分はありません

 

それだけ他人の事など構っていられない「余裕のない時代」と言えると思います

 

バブル後40年もデフレが続き 来年にはインドに抜かれGDPは5位となります

 

そんな中で”美徳”と呼ばれるものを実行したところで

 

損をするばかりで自分に対するメリットを感じられないのは至極当然の事です

 

いつの時代も最近の若いもんはなってない!と言われ続けてきました

 

そんな世の中にしてしまったのは自分達の世代にも責任があると思います

 

これからは利己主義の弊害を体現する世の中になっていくでしょう・・

 

人間は痛い目を見ないと理解できない生き物だな~ とつくづく実感します