ノーベル賞 | SNC不動産のブログ

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    日本人3氏、晴れの授賞式=ノーベル賞メダル、国王から-欠席の南部さんはシカゴで

    ノーベル賞ノーベル賞授賞式を終え、メダルを手にする(左から)物理学賞の小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授と益川敏英・京都産業大学教授、化学賞の下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(10日午後、スウェーデン・ストックホルム市内のコンサートホール)[代表撮影]【時事通信社】

     【ストックホルム10日時事】ノーベル賞の授賞式が10日午後4時半(日本時間11日午前0時半)から、ストックホルム中心部のコンサートホールで行われ、益川敏英・京都産業大教授(68)と小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)に物理学賞、下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(80)に化学賞のメダルと賞状が、スウェーデンのカール16世グスタフ国王から授与された。

     ノーベル賞授賞式に、3人の日本人受賞者が同時に臨んだのは初めて。業績についての紹介は日本語でも行われ、いずれも笑顔で栄誉を受けた。

     物理学賞の南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)はストックホルムでの授賞式は欠席。米中部時間同日午後1時(同11日午前4時)に同大で授与される。益川、小林両氏は、スウェーデン王立科学アカデミーのラーシュ・ブリンク教授から「あなた方お2人と南部教授は、対称性の破れに関する画期的な業績によって賞を授与された」と紹介された後、舞台中央に移動。ファンファーレが鳴り響く中、物理学賞のメダルを受け取った。

    ノーベル賞ノーベル賞授賞式で、グスタフ国王(中央右)からメダルを受け取る益川敏英さん=10日午後、ストックホルム市内のコンサートホール[代表撮影]【時事通信社】

     下村さんは、モンス・エーレンベリ教授から「わたしは先生の緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見につながる研究について勉強し、独自性にあふれる発見の経緯に尊敬の念を抱きました」と紹介され、化学賞のメダルを受け取った。

     授賞式は、平和賞以外の各賞の受賞者11人が対象。家族や同僚が招待され、日本からは塩谷立文部科学相や中島明スウェーデン大使が出席した。

     日本人のノーベル賞受賞は2002年、小柴昌俊・東大名誉教授(82)の物理学賞、田中耕一・島津製作所質量分析研究所長(49)の化学賞以来6年ぶりで、3人の同時受賞は初めて。通算では米国籍の南部氏を含め16人となった。(2008/12/11 01:44:41)

    「驚いてたら物理学者じゃない」=益川さん、大舞台終え-小林さん「ほっと」、下村さんも笑顔

    ノーベル賞ノーベル賞授賞式の晩さん会で、シルビア王妃(右)と談笑する物理学賞の小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(中央)。左は益川教授夫人の明子さん(スウェーデン・ストックホルム市庁舎)2008年12月10日【時事通信社】

     【ストックホルム10日時事】ノーベル賞の授賞式が10日夜(日本時間11日未明)、無事に終わり、個性あふれる日本人受賞者3人はそれぞれの喜び方を見せた。

     物理学賞を受賞した京都産業大の益川敏英教授(68)は開口一番、「終わったということです」とほっとした表情。緊張したかと聞かれると「2カ月も前から分かっていたこと。突然来たんじゃない。こんなので驚いてたら、物理学者じゃないよ」と軽口も飛び出した。

     高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠さん(64)は普段通りの落ち着いた口調で、「まあ、ほっとしてます」。国王から直接メダルを手渡された時はさすがに緊張したといい、「荘厳な感じがしましたね」と語った。

     元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員の下村脩さん(80)は、授賞式が終わった舞台上で家族らと写真撮影。明るい笑顔を振りまいた。

     その後、3人はストックホルム市庁舎での晩さん会に出席。国王を先頭にした入場では、小林さんは益川さんの妻明子さんを、益川さんは小林さんの妻恵美子さんをそれぞれエスコートした。

     晩さん会の終盤、小林さんは物理学賞受賞者を代表してスピーチ。「この宇宙で物質が優位に立っている理由はまだ謎だ。同僚たちとこの問題を追い続けたい」と語り、満場の拍手を浴びた。(2008/12/11 09:40:35)

    南部氏もメダル受ける=ノーベル物理学賞、米シカゴ大で

    ノーベル賞ノーベル物理学賞のメダルを示す南部陽一郎・米シカゴ大学名誉教授(アメリカ・シカゴ大学)[シカゴ大学提供]2008年12月10日【時事通信社】

     【シカゴ10日時事】ストックホルムでのノーベル賞授賞式を欠席した南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)は10日午後(日本時間11日未明)に同大学のホールで開かれた式典で、駐米スウェーデン大使から物理学賞のメダルと賞状を受けた。ファンファーレが鳴る中、メダルと賞状を受け取った南部さんは、笑顔で「サンキュー」と答え、大勢の関係者から拍手で祝福された。

     ダークスーツ姿の南部さんは血色が良く、引き続き短い講演を行った。素粒子物理学は単一の統一された法則に基づいており、授賞理由となった「自発的な対称性の破れ」は、人々が一斉にある方向を向くようなものだと説明。超電導の理論からヒントを得たことなどを話した。最後に謝意を述べて終えると、再び盛大な拍手を受けた。

     式典終了後、スウェーデン大使は「大学は式をよく運用してくれた。南部さんは謙虚な人だった」と述べた。日本から招待された会社社長の男性は「『対称性という物理学の原理がすべてではない』という受賞スピーチは、素人にも分かりやすかった」と話した。南部さんは元気そうな様子で、レセプションでは冗談も飛び出したという。(了)

    (2008/12/11-06:47)

    「大変光栄、夢に見た」=授賞式前に3氏が会見

    ノーベル賞ノーベル賞の授賞式を翌日に控え、合同記者会見する(右から)物理学賞の小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授と益川敏英・京都産業大学教授、化学賞の下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(スウェーデン・ストックホルム)2008年12月09日【時事通信社】

     【ストックホルム9日時事】ノーベル賞を受ける益川敏英・京都産業大教授(68)、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授(64)、下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員(80)の3人が9日午後(日本時間同日夜)、ストックホルム市内のホテルでそろって記者会見し、下村さんは「大変光栄、夢にまで見たことなんですよ」と率直に喜びを語った。

     授賞式を翌10日に控えた心境を問われると、小林さんは「わたしはセレモニーが苦手なので、通り過ぎるまでじっとしていようかと…」と苦笑い。下村さんは「賞をいただくためには、講演、授賞式、晩さん会の3つが義務のようなものですね」と冗談交じりに答えた。

     米国で長年研究を続けた下村さんと、海外経験のなかった益川さんが同席。下村さんは「わたしが米国に渡ったころは貧乏で、研究もろくにできなかった。だけど最近は米国よりいいくらい」と日本の良さを強調。これに対し、益川さんは「僕は(英語が話せないという)『特殊事情』があるから。(英語が)できれば行ったと思う」と返した。

     「理科離れ」が指摘される日本の子供たちにメッセージを求められた3人。下村さんは「自然を見て、もっと興味を持ってほしい」と呼び掛けると、益川さんも「好きなことをとことん突き詰めて見て」。小林さんも「発見する楽しさを味わってほしい」と熱っぽく語った。(2008/12/09 23:48:41)




    昨日は教育の話をしましたが、その勉強をすることの極みがこの3人の姿なのでは
    ないかとかんがえてしまいました。





    物事を結果が出るまでやり続ける情熱こそが成功の秘訣なのだと勉強させていただきました。