今日は「センス」について考えてみましたので、書きます。
よく「センスいいね~」って言葉が使われますが、
「センス」ってやつの正体はなんなのだろうか?と
どうでもいいような疑問をもってしまいました。
私が思うにセンスがいい人というのは、
いろいろな知識をベースとして自ら考えてそのベースを昇華させ、オリジナリティを出せる人かなと
思います。
洋服であれば、何に何を合わせれば、組み合わせとしてベースとなるか?という知識。
そして、そのベースに流行や、自分の好きな色、服の形等を組み合わせていくからセンスがいいと
言われるようになるのではないでしょうか?
一見、完全に独創的なセンスだと思っても、ベースは必ず存在するんじゃないかと思っています。
画家のピカソの晩年は素人では「これが芸術ってもんなんだなぁ」と
納得するしかないようなよくわからない絵ですが、
若いころはしっかりとした静物画も書いていました。
それを考えると、ベースがあり、そこから、自分で考えてそのベースを昇華させていく。
それにより、ピカソもあれだけ強烈なセンスのある絵が書けたんではないかと思います。
仕事でのセンスを考えてみると、まずはベースとなる知識が必要。
その上で、それをより良いものにするためにはどうしたらいいのかを突き詰めて考えていく。
そして、それを実践してたしかめて、改善していく。
この繰り返しでセンスの良い仕事ができるのかなぁと。
私が考える「センスの良い仕事」とは、良い意味でお客様の期待を裏切る、超えることです。
今後、「センスの良い仕事」が出来るようにますます精進していきたいと思います。
※あくまでも、個人の意見ですので、賛同出来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、その点はご勘弁ください。