S.N.C.不動産コンサルティング株式会社の長野です。
本日はまた痛ましい事件がありましたので、ご紹介します。
28日、バグダッドでサドル師の肖像を掲げて抗議行動を展開する支持者たち(AP=共同)
【カイロ28日共同】フランス公共ラジオによると、イラクのイスラム教シーア派反米指導者サドル師は28日、2011年までの米軍駐留を可能にする地位協定案を連邦議会が27日承認したことに抗議、3日間の「服喪」を宣言した。首都バグダッド南部では金曜礼拝中に自爆テロがあり、15人が死亡、20人が負傷した。
米軍の即時撤退を主張するサドル師は、イラク中部のシーア派聖地ナジャフの事務所を通じ支持者向けの声明を発表、「イラク全土で黒旗を掲げ、平和的デモを組織する」よう呼び掛けた。同師は現在イラン滞在中とされる。ロイター通信によると、バグダッドで約9000人、南部バスラで約2500人の支持者らがデモを行った。
イラク内務省によると、自爆テロが起きたのはバグダッド南部ムサイブにある金曜礼拝中のシーア派のモスク(礼拝所)。信者らに紛れ込んだ人物が身体に巻き付けた爆発物を起爆した。
イラク国民議会は27日、来年以降3年間の米軍駐留を可能とする協定案を承認したばかり。シーア派の反米強硬派指導者サドル師の側近は「モスクへの自爆テロは、協定案承認の結果だ。米軍がいる限りイラクは戦場であり続けるだろう」と話した。
日本以外の国ではテロが頻繁に起こっています。
自分の主張を貫き通す事も大事ですが、それに巻き込まれて亡くなる方の家族の悲しみを考えたことがあるのでしょうか?
彼らには彼らの主張があると思います。
ただ、恐怖や脅しで人は理解し合えないような気がします。
自分たちの目的を達成できれば、それでいいと考える人たちが少しでも減ってくれば、もう少しいい世の中になるのかなぁとも思います。
テロが成功した事よりも、テロによって亡くなった方がいることに対しての事実をしっかりと受け止めてほしいです。
ただ、自分もその国にいるわけではないので、蚊帳の外からなに甘いことを言ってるんだと言われるかもしれませんが、まずはこのテロが起きて犠牲者がいるという事実を認識することから始まるのではないでしょうか?