S.N.C.不動産コンサルティング株式会社の長野です。
本日はファーストリテイリング「ユニクロ」の海外での面白い取り組みをご紹介します。
【ニューヨーク=長戸雅子】カジュアル衣料品店「ユニクロ」は18日、米ニューヨーク市の繁華街タイムズスクエアで、保温機能が高い人気防寒肌着「ヒートテック」を無料配布するイベントを行った。
銀色のコスチュームに身を包んだ「ヒートテックマン」がサーモグラフィーカメラで歩行者の体のどの部分が冷えているかを“診断“し、ヒートテックの着用を勧める。
そのすぐ横に自動販売機型の箱があり、なかにいるスタッフが機械仕掛けの人形のような動作で品物を取り出し口から渡すという遊び心のある趣向で、地元テレビで紹介されたこともあり、多くのニューヨーカーや観光客が朝から列を作った。
日本に2年間住んだことがあるという英国出身のドロシー・スペンツァーさん(25)は「ユニクロは良く知っている。とくに肌着は機能的で気に入っていたのでうれしい」と話した。
「ヒートテック」の2007年版は2000万枚というヒット商品となった。ただ、そのほとんどは国内だったため、ユニクロは今年秋からニューヨークや中国の上海などで4割増の2800万枚を販売する。
新しい試みです。
今の消費者は単に安いだけではなく、その商品やサービスの対して価格や機能性、独自性など価値があるかどうかでお金を出すか出さないかを判断しているんだと思います。
実際、私も、商品やサービスを受けるときはそこの部分で判断を下しているような気がします。
ユニクロの方針はそういう意味では実際にどのような形で消費者にその商品やサービスが貢献できるのかを分かりやすく示したいい宣伝だと思います。
保温性能に優れている衣服はいろんな意味で寒いニューヨークの人々を温めてくれればいいなと思います。