僕はようやく冷静に客観的に君とのことを考えられるようになったのかもしれない
あまりの突然の別れに戸惑って悲しみに暮れていたけど
被害者的な考えに支配されていたけど
そうじゃなかったな、とそんなふうに省みることができるようになってきた
君には君の悲しみがあったんだと思う
僕は自分ひとり、君を好きになりほどほどの距離で君との疑似恋愛を楽しんでいた
君の心の中に入りたいばかりに自分の気持ちを前面に押し出してしまった
君の気持ちを思いやっているつもりになって
実は自分の気持ちばかりを伝えようとしていたのかもしれない
うまく言えないけど
僕のしていたことはもしかしたら君の心を尖ったもので突く様な真似だったのかも知れない
もっとやわらかく包み込むようなやさしさを君に向けてあげられなかったことを
今になって気が付き後悔します
「今の私にはあなたの気持ちは重たい」
「どうしたらいいかわからない、何もしてあげられない」
きっと僕が君を想えば想うほどに君は苦しんでいたのかな
そう思うと僕の心は張り裂けんばかりに痛みが走ります
人を愛することは良いこと
人から愛されてなぜ思い悩む必要があるのか...
人を愛することはプラスしか生まないのだと
かたくなに信じてきたけれど
人を愛することで相手を傷つけてしまうことがあるのだということを知った思いがします
あの時、それに気が付くことができたなら
きっと君のたくさんの悲しみのほんの1部でも消してあげることができたのかもしれない
もっと君の悩みを聞いてあげられたのかもしれない
君がくれたたくさんの言葉も
本当は友達として落ち込んでいる僕を元気づけるために言ってくれたんだと思う
僕はそれを疑似恋愛に結び付けてしまった
それが君らしい人との付き合い方だと25年前から知っていたはずなのに
もしかしたら君も僕を想ってくれているんじゃないかと誤解してしまった
ピュアな心で君を愛したつもりだけど、よこしまな気持ちがあったのも事実
そんな自分の気持ちを正面からきちんと目を向けられるようになった
少しは成長できたのかなって思います
君を恨んでしまいそうになったことも再会を後悔したこともあったけど
今はあの巡り会いがとても意味があり大きかったなと感じています
そしてあの頃の短くも密度の高い時間があの3ケ月間が僕の中で光り輝いています
一生大事に心の中に置いておきたい切なくて温かい気持ちです
そして一つだけわかってほしい
僕もまたああいう風にしか人とは付き合えない人間だということ
今ならきっと君と普通に友達として話せそうな気がします
絶対に振り向かない!なんて言わない
でも立ちどまっていた僕の両足も半歩ずつ、少しずつ前に進んでいるのを実感できます
何千何万本当にたくさんのことを思い、嘆き、泣き、怒り、悩み、苦しみ、
そしてこういう気持ちになれたのも君のおかげです
君と出会い、再会し、愛し、少なからず好感を持ってもらえた
決して忘れることのない思い出を持って生きていける僕は幸せです
今この文章を書きながら何とも言えない幸福感に満たされています
他人になってもなお幸せをくれる君に感謝します