昨日に予定されていた新体制発表会見は
緊急事態宣言発出の影響もあって来週の23日へ日程が変更されました。
そう考えると移籍加入選手もここで一区切りなのかなと思ったりしてます。
あるとすればユースからの昇格とかかな。
現時点での新加入も含めたポジション別(登録上)の陣容
GK チョン・ソンリョン、丹野、安藤、イ・キョンテ
DF 谷口、ジェジエウ、車屋、登里、山根、イサカゼイン、神谷、田邉
MF 脇坂、大島、田中、長谷川、山村、三笘、家長、橘田、小塚、塚川、シミッチ
FW 小林、レアンドロ・ダミアン、旗手、知念、遠野、宮城
懸念材料だったCBとSBの補強はなく、高卒ルーキーの田邉だけとなります。
Youtubeで見ても、技術が高い選手なので、そこの心配はしていませんし
昨年出場のなかったイサカゼイン、神谷が試合に絡んでいけば取越苦労で終わるんですけどね。
守備のユーティリティープレイヤーだった守田は移籍してしまったので
怪我や退場、出場停止などがあったときに、どこかで人員不足になる可能性が高いなと思ってます。
正直、車屋のようにCBとSBを使い分けられる選手を一人でもいいので獲得してほしいところですが。
仮にこのまま開幕まで行くとしたら
4-2-3-1や4-4-2システムをもう一度使用し、中盤での起用や優位性を高めるような戦術にするかなと思います。
4ー3ー3は攻撃では驚異的な威力を発揮しましたが、アンカーの両脇という穴がどうしても生まれてしまいます。
そこを使われるとどうしても対応は後手に回って、自陣に攻め込まれてしまうというシーンが多かったです。
そのため、やや諸刃の剣に近い戦術だったという印象もあります。
そしてそれをやられないために、前線からボールを奪って、相手の攻撃の芽を摘む、そしてショートカウンターへつなげるというのが昨年はハマった結果、凄い記録を樹立しました。
もしかしたら3バックにする可能性もあるのかなと思ったりもしていて
サイドハーフを下げて実質5バックで守備的に守るという戦術もあるのかなと思ったりもしています。
攻撃的なチームなので守備的なシステムが必要かどうかは難しいところですが
今年はACLもあるので、アウェイでリードした場合、守りきらないと行けない場面が出てくると思います。
前半は守備的に、後半に選手交代で攻撃的にといった戦術の幅も広がるのかなと思ったりしてます。
ただ4バックと3バックでどちらでもハイクオリティに併用しているチームって
あまり聞いたことないんですよね。
なので昨年の4-3-3も継続しつつ、4-4-2や4−2−3−1のように、加入選手たちがやりやすいシステムも併用するのが現実的だったりするのかなと思います。
いろんなダブルボランチの組み合わせもできますし
トップ下というポジションがあれば小塚、橘田、大島とかがゴール前でプレーすることもできたり
2トップにすれば遠野や宮城のスピードとかは活かしやすくなったりするのかなと思ったりしてます。
守田がいなくなって、アンカーを田中やシミッチが務めたとしても
どちらかが怪我をすればそのシステムを続けるのはリスクでしかないんですよね。
そうなったときのチームの代替案として、ダブルボランチで中盤のリスクを軽減するという戦術も
必要になってくるのかなと思います。
昨年は誰が出ても同じクオリティで試合を展開できるようになってきましたが
次は”誰が出ても”、”どんなシステムでも”同じクオリティで試合を進めることができるという
という目標になって、それを実現できたら本当に最強だと思います。
フロンターレ対策は当たり前のようにされますし
来季は4チームが降格するので、2019シーズンのように割り切って戦ってくるチームも増えてくると思います。
昨年勝てなかったHOME札幌戦、AWAYの名古屋、大分、鳥栖、神戸、鹿島、清水
これらの試合を見ても、4-3-3システムの穴を突かれてしまったのは間違いないです。
相手がどういう対策をしてくるのかというのを想定した上で
相手の対策の穴を突いていく戦術も考えていかないといけないですからね。
人を変えて無理なら、システムを変えるというのも戦術の一つになったらいいなと思います。
正直言うと、来季ちょっと不安です。