名前のない日々

名前のない日々

川崎フロンターレを応援しているブログです。
Jリーグを中心に観戦しときには厳しく、ときには熱く語っていきます。
基本的にはDAZN観戦がメインです。

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前回の日記から

気づけば1ヶ月が経過していた。

身体的にも精神的にも苦しく。

胸を締め付けるような苦しさ

徐々に呼吸がしづらくなり

手足が震えて止まらなくなる。

手を強く握りしめたり、つねったり

頭をかきむしったりと

とにかく落ち着く日が少なく

この日記の存在すら忘れていた。

 

症状が落ち着くのは

温かいシャワーを頭からずっと浴びている時。

気づけば10分以上浴びている日もあった。

 

発症してからもうすぐ半年を迎える。

ここまで長引くとは思わなかった。

そして

 

嘘をついてでも

あの時休まなければよかったんじゃないか

 

もうダメ。

後悔と自責とちょっと絶望

敗北。

 

2/19、完全にうつ病に負けたと思っていた。

 

職場の課長と話をした時

 

どうして自分がこの仕事に就いたのか。

どうして諦めずに続けたいのか。

夢はなんだったか。

 

見失っていたことに気づいた。

本日のテーマ「始まり」

 

いよいよ来週開幕するJリーグ。

それに先駆けて開催されるFUJI XEROX SUPER CUP。

新戦力が起用されるのかどうかという点でも、毎年楽しみな大会です。

レアンドロ・ダミアンが鮮烈なデビューゴールをしたのも記憶に新しいですね。

久しぶりの記事なのでいつもより長め。

 

 

前半の振り返り

 スタメンは昨年と大きく変わらず、登里と大島は怪我の影響で欠場。左サイドバックに旗手、守田の代わりに移籍加入したシミッチがアンカーに起用されました。ベンチには塚川、橘田、遠野が入りました。

 立ち上がりから相手が積極的なプレスで圧力をかけます。フロンターレはやや固い立ち上がりとなりました。相手の強いプレスに対応できない時間帯が続きましたが、空いた裏のスペースを使うことで攻撃チャンスを作っていました。しかし、天皇杯同様、東口選手の神セーブに防がれました。徐々に相手のプレスをかわしてボールを回せる場面もあれば、相手のプレスにハマってしまうなど、互いの狙いがはっきりと見えていて面白かったですね。球際がかなり激しく、審判としてもコントロールが大変な試合だろうなーと思いながら見ていました。

 中盤は相手のプレスに苦しめられていましたが、サイドから攻撃を作り始め、エリア内でのチャンスやシュートはフロンターレが比較的多かった印象です。

 左サイドで受けた田中がボールキープし、抜け出した三笘へ、落ち着いて決めて先制。その後も田中が左サイドでボールを受けてチャンスを作り、田中のクロスのこぼれ球を山根が押し込み、三笘が合わせて追加点。テレビでは完全に「VARだー」となっていましたが、オフサイドはなしでした。

 相手の高いラインの背後を狙い続けることで、フロンターレはチャンスを作ります。リードしたことで相手のアクションを見てからボールを動かしたいフロンターレと、もうやられたくない相手の駆け引きがあり、一時流れが止まっているようなシーンが見られました。前半終了。

 

 

後半の振り返り

 両チームともに選手交代なし。ハーフタイムを挟んで、再び相手は仕切り直しという感じで高い位置からプレスを掛けます。相手の背後を狙いながらチャンスを作りましたが得点にはつながりませんでした。フロンターレはセカンドボーを拾われる回数が増え、時折出てしまうパスミスから相手にチャンスを作られ、相手ペースで試合が進んでいました。そして立て続けに攻め込まれ、クリアが中途半端になったところを拾われて失点してしまいました。ACLに向けても課題になりそうです。

 シミッチ、脇阪に代わって、塚川と橘田を投入。田中がアンカーに入り、インサイドハーフに二人が入りました。その後も展開は変わらず、相手に押し込まれ続け、エリア内で山根のハンドを取られPK。同点とされます。

 フロンターレとしてはなかなかセカンドボールが拾えず、相手にチャンスを作られ続けます。

 三笘、レアンドロ・ダミアンに代わって、長谷川、小林を投入。塚川がアンカーに入って少しずつフロンターレがボールを持てるようになりました。橘田がバイタルエリアでボールを受けるシーンも見られるようになりました。

 家長に代わって遠野を投入。両サイドを中心に攻撃が組み立てられるようになります。接触プレーの延長線で、塚川がやや脳震盪の可能性により車屋と交代。今年のレギュレーション変更で脳震盪による交代は別枠で1枚可能なので、6人目の交代となりました。

 終了間際、田中のくさびのパスを遠野が受け、小林へスルーパス。逆サイドの隅に決めて決勝点となりました。お手本とも言えるようなゴール。そのまま試合終了。今シーズン最初のタイトルと獲得しました。

 

 

全体の感想

 お互いに100%の状態ではない中で、狙いとする戦い方がハッキリとしていて、見ごたえのある試合となりました。これがスタートになるので、フロンターレとしては、新加入選手の攻撃の組み立て方や守備のときの中盤の立ち位置などは合わせて行かないといけない部分はたくさんありましたし、選手交代をしてすこしバタバタしてしまった間に同点にされたので、安い失点の仕方をしてしまったなという印象があります。

 インサイドハーフがウイングの高い位置で受けていくという新しい攻撃の形も見られ、あれが一つの形になっていけば、旗手、遠野、橘田といった運動量豊富でチャンスメークできる選手たちがもっと活きていくのかなと思いました。

 個人的には、新加入選手たちのいいプレーが多く見れたのと、既存の選手達たちのコンディションが良好そうだったので、来週末の開幕戦も楽しみにしたいなと思いました。

 

 

 

以下、気になったこと。新加入選手を中心に。

 

「ジョアン・シミッチ」

 立ち上がりはやや相手に狙われていましたが、時間経過とともにビルドアップの中心になっているなという印象です。セットプレーでもターゲットになっていて、安定したパフォーマンスが見れました。攻撃面では特に大きな心配はしていませんが、セカンドボールに対してのポジショニングやレスポンスが後手になってる印象を受けました。危機回避能力というか、ボールがないところで相手の攻撃の芽を摘むような存在になってほしいなと思いました。後半のガンバのように、リスク承知で圧力をかけてくる相手には、後手を踏むと簡単にやられてしまいます。

 

「塚川孝輝」

 終盤に脳震盪の疑いで交代してしまい、本人はすごく悔しい気持ちもあったと思います。それまでのプレーは本当に見事でした。相手の強靭なFWに対して臆することなく競りに行ったり、ビルドアップでは間で受けてくさびを出してというプレーも見られました。たった20分ほどの出場になってしまいましたが、楽しみな存在として目に映りました。まずは脳検査で異常が見られないことを願います。悔しい気持ちは次の試合で見せてくれれば問題ありません。

 

「橘田健人」

 足元の技術はさすが。ファーストタッチがダブルタッチで相手をかわすプレーですからね。インサイドハーフとしてサイドに顔を出してクロスボールを入れたり、バイタルエリアで受けて相手を押し込んでいくというシーンが多く見られました。ポジショニングが素晴らしいので、自然とボールが出てきやすいのかなと。得点につながらなかったのは残念でしたが、チャンスメーカーとしても期待できる存在だなと思いました。1本ぐらいミドルでもいいのでシュートを打っても良かったのかなと思う場面もありました。やや当たり負けしていた部分もあったので、そこが改善されてくると、大島のような存在になっていくだろうなと思いました。

 

「遠野大弥」

 下がって受けに行きながらもワンタッチで前を向けるプレーは、これからに期待せざるを得ないぐらい素晴らしいプレーでした。決勝ゴールにつながったアシストも、ファーストトラップで体の向きを変えてツー、スリータッチで小林にパスを通しているんですよね。あれはもうワンタッチ多かったらオフサイドになっていましたし、トラップがうまく行かなければ寄せられてしまうので、完璧なプレーだったと思います。短い時間だったので彼の良さであるシュートがあまり見られなかったのは少し残念でしたが、これからの試合に期待したいと思います。

 

「田中、旗手、レアンドロ・ダミアン」

 既存の選手たちの中で気になった3選手です。

 田中は今日の試合のMVPですね。攻守に渡ってハイパフォーマンスを見せてくれて、今日の試合の全得点に絡んでいるので、今年は田中の年になるかもしれませんね。

 旗手は不慣れな左サイドバックでしたが、もともとドリブルができる選手なので、相手のプレスをドリブルでかわせるのは大きいなと思いました。守備面ではまだまだこれからかなと思いますが、ビルドアップで逃げ道が無いときに、ダブルタッチでプレスをかわして前につけられると、かなり相手にとっては嫌なプレーなので、旗手が旗手として活きているなと思いました。

 レアンドロ・ダミアンは副キャプテンに就任したのも影響しているのか、プレーに凄い気迫がありました。周りを活かすこと、チームを勝たせることに尽力していたのが印象的でした。動きもキレがあって、このままの調子で行けば手がつけられない存在になっていって欲しいなと思います。

年末年始の出勤も希望すれば可能であったが

所属長の奨めもあって休むことに徹した。

 

元日は川崎フロンターレの天皇杯優勝もあり

その時間だけは楽しく過ごせたことを覚えている。

それ以外の時間はほとんど何もやる気が起きなかった。

 

近くの神社へ初詣に行った。

誰も居ない中、賽銭の音が小さく鳴る。

 

「少しでも楽になれますように。」

頭の中にすぐ浮かんだ言葉だった。

その後に「このコロナが治まりますように」と願ったが

神様には見透かされているだろう。

 

年明けの勤務は1/4からだった。

朝起きて、疲労感と胸が締め付けられる感覚。

息苦しさもあり、あの時と同じ感覚になった。

作業にも集中できずとにかくしんどかった。

 

出勤してすぐに課長に状態を伝え

「無理せずに、また昼ぐらいまで頑張って見て様子を見よう」という事になった。

 

時間経過とともに症状が強くなっていく。

苦しい。ただただ苦しい。

ポンッと肩を叩かれ、気づけば昼前の時間だった。

それまでの時間、なんの作業をしていたのかはほとんど覚えていない。

 

「どう?具合は。」

「正直めちゃくちゃしんどいです。朝よりは少し楽になりましたけど。」

「午後どうしようか」

「わからないです。どうしたらいいか。」

「帰ろうか。」

「・・・・すいません。本当にすいません。」

「大丈夫。大丈夫。」

 

優しく肩を軽く擦られ、午前中で帰宅することとした。

体は重たく、動くのもしんどい。

あの時と同じ感覚だった。

それから私は2週間、出勤できなかった。

 

食欲もなく、とりあえず食べるだけ。

寝ても寝ても体が重たかった。

 

「死にたい」

 

そう思った。

 

この日記を書いている今でも頭の片隅にある。

でも自殺すれば遺体処理やその後の手続などを親が担うことになるので

自殺は考えていない。

 

2週間休んだ後、ようやく体が動く感覚を取り戻し

負の思考も軽くなっていった。

しかし食欲はほとんどなかった。

 

1/18、2週間ぶりの出勤だったが

胸を締め付けられる感覚と息苦しくなる症状は続いた。

午前中に1回、午後に2回必ず来る。

その時は何も考えられなくなる。

 

作業中に所属長がわざわざ様子を見に来てくれる時もあり

「体調はどう?」「御飯食べれてる?」と声をかけてくれた。

「あまり良くはないです」「全然食べれてないです。」

 

課長も所属長も必ず背中や肩をさすり

私の拙い返答に耳を傾けてくれた。

温かかった。

許されるのであればずっと背中をさすってほしかった。

 

1/20現在。

睡眠リズムは崩れ、今日は午後出勤をした。

それでもどうにか3日間の出勤を終えた。

 

大好きだった仕事への意欲はなくなり

現場へ戻るビジョンは全く想像できていない。

 

もうダメかもしれない。

 

その気持ちは頭と心を支配し、今にでも

 

ギリギリ踏みとどまっているのは

 

まだどこかで

 

諦めたくないと思っているからなのかもしれない。

 

もしかして、邪魔かな。こういう人間。

ワクチン接種が世界で開始されるようになり

日本でも接種に向かって動き始めた。

副作用やワクチンの効果に対する疑念があるのは当然。

私も正直、いろんな検査を行ったうえで

人体への影響が殆どない状態で打ちたいと思っている。

ただそうなると、打つまでは1年以上かかる。

それまで待てる人はいないだろう。

 

この感染者数のまま進めば

感染経験者が過半数を超える市区町村などが出てくる可能性がある。

 

これは妄想だが、一番最悪な事態として

”コロナ感染していない人が悪い”という風潮になりそうなことだ。

人は少数の時は肩身狭く暮らすが

半数を超えた途端に優位性を発揮し始める。

「俺は大丈夫なんだぞ!」と胸を張ってマスクもせずに歩くだろう。

そういう奴はインフルエンザにかかるか別の感染症にかかる末路なのは目に見えているが。

Twitterのトレンドに「#みんなでコロナにかかろう」なんてタグが生まれないことを願う。

そんな愚者の命すらも救わないといけないのが医療や介護をしている人々なのだ。

見捨てて良い生命なんて存在しないのだから。

 

 

私個人の意見だが

今の政治家、そして高度経済成長を支えた人々、若者の投票率低下。

日本の戦後教育は見事に大失敗しているんだなと思わざるを得ない。

それは私もそう。

 

新しい生活様式や新しい価値観というのは時代の流れに合わせてどんどん生まれている。

SNSやLGBTが良い例だ。

それらを拒絶したり、歓迎できない人々が多いのは

そういう教育を受けていないからだ。

 

「男は仕事、女は家事」。 誰が決めた。

 

「根性論」 科学的根拠のないアホ理論。

 

「体罰は必要」「これはしつけ」。 人に暴力を振っていい理由なんて無い。それが親でも。

 

「あの政治家は貫禄があるな〜」 白髪生やして、オールバックにして、デブって年取ってりゃ誰だってそう見える。

 

「若い人だとちょっとねー。頼りないよね〜」 少なくともお前より頭がいいぞ。

 

価値観は育った環境によって作られる。

そして自分の価値観を曲げることを人は嫌う。

 

 

 

あるYouTubeの動画に私は感動した。

徒競走をクラスみんなで走らせて、競争心を育むことを目的とした幼稚園があった。

そしてある一定の順位まではランキング付けをして、より負けない心を育てたいという方針だった。

しかしそれを見たフィンランドの教育者は全否定した。

 

「順位をつけることに何の意味があるのでしょうか。それでは上位に入れなかった子たちは運動が嫌いになってしまいませんか。順位をつけることも大事かもしれませんが、本当の目的は運動を好きになって、大人になってもその運動をし続けることで健康的で居られるような教育をすることが大切なのではないでしょうか。」

 

そう。繋がりが大事なのだ。

たくさんの知識を詰め込んで受験をすることに何の意味があるのか。

受験の本当の目的は何なのか。

今の教育の延長線に何があるのか。

それを教える本当の目的は何なのか。

それを知っている人間は少ないと思う。

 

少なくとも文部科学省にはいない。

 

私は残念ながら一貫性のない教育のもと育ってしまった。

なのでその弊害は私の後輩や子どもたちに行くだろう。

本当にすまない。

 

どうして人を傷つけてはいけないのか

どうして差別をしてはいけないのか

誹謗中傷という問題を解決できない世代が死ぬまで少なくとも60年はかかる。

そしたらやっと国が変わるかもしれない。

 

私はそれまで待てないので

 

少しずつ自分を変えていきたい。

昨日に予定されていた新体制発表会見は

緊急事態宣言発出の影響もあって来週の23日へ日程が変更されました。

そう考えると移籍加入選手もここで一区切りなのかなと思ったりしてます。

あるとすればユースからの昇格とかかな。

 

現時点での新加入も含めたポジション別(登録上)の陣容

GK チョン・ソンリョン、丹野、安藤、イ・キョンテ

DF 谷口、ジェジエウ、車屋、登里、山根、イサカゼイン、神谷、田邉

MF 脇坂、大島、田中、長谷川、山村、三笘、家長、橘田、小塚、塚川、シミッチ

FW 小林、レアンドロ・ダミアン、旗手、知念、遠野、宮城

 

 

懸念材料だったCBとSBの補強はなく、高卒ルーキーの田邉だけとなります。

Youtubeで見ても、技術が高い選手なので、そこの心配はしていませんし

昨年出場のなかったイサカゼイン、神谷が試合に絡んでいけば取越苦労で終わるんですけどね。

守備のユーティリティープレイヤーだった守田は移籍してしまったので

怪我や退場、出場停止などがあったときに、どこかで人員不足になる可能性が高いなと思ってます。

正直、車屋のようにCBとSBを使い分けられる選手を一人でもいいので獲得してほしいところですが。

 

仮にこのまま開幕まで行くとしたら

4-2-3-1や4-4-2システムをもう一度使用し、中盤での起用や優位性を高めるような戦術にするかなと思います。

4ー3ー3は攻撃では驚異的な威力を発揮しましたが、アンカーの両脇という穴がどうしても生まれてしまいます。

そこを使われるとどうしても対応は後手に回って、自陣に攻め込まれてしまうというシーンが多かったです。

そのため、やや諸刃の剣に近い戦術だったという印象もあります。

そしてそれをやられないために、前線からボールを奪って、相手の攻撃の芽を摘む、そしてショートカウンターへつなげるというのが昨年はハマった結果、凄い記録を樹立しました。

 

もしかしたら3バックにする可能性もあるのかなと思ったりもしていて

サイドハーフを下げて実質5バックで守備的に守るという戦術もあるのかなと思ったりもしています。

攻撃的なチームなので守備的なシステムが必要かどうかは難しいところですが

今年はACLもあるので、アウェイでリードした場合、守りきらないと行けない場面が出てくると思います。

前半は守備的に、後半に選手交代で攻撃的にといった戦術の幅も広がるのかなと思ったりしてます。

 

ただ4バックと3バックでどちらでもハイクオリティに併用しているチームって

あまり聞いたことないんですよね。

 

なので昨年の4-3-3も継続しつつ、4-4-2や4−2−3−1のように、加入選手たちがやりやすいシステムも併用するのが現実的だったりするのかなと思います。

いろんなダブルボランチの組み合わせもできますし

トップ下というポジションがあれば小塚、橘田、大島とかがゴール前でプレーすることもできたり

2トップにすれば遠野や宮城のスピードとかは活かしやすくなったりするのかなと思ったりしてます。

 

守田がいなくなって、アンカーを田中やシミッチが務めたとしても

どちらかが怪我をすればそのシステムを続けるのはリスクでしかないんですよね。

そうなったときのチームの代替案として、ダブルボランチで中盤のリスクを軽減するという戦術も

必要になってくるのかなと思います。

 

昨年は誰が出ても同じクオリティで試合を展開できるようになってきましたが

次は”誰が出ても”、”どんなシステムでも”同じクオリティで試合を進めることができるという

という目標になって、それを実現できたら本当に最強だと思います。

 

 

フロンターレ対策は当たり前のようにされますし

来季は4チームが降格するので、2019シーズンのように割り切って戦ってくるチームも増えてくると思います。

昨年勝てなかったHOME札幌戦、AWAYの名古屋、大分、鳥栖、神戸、鹿島、清水

これらの試合を見ても、4-3-3システムの穴を突かれてしまったのは間違いないです。

相手がどういう対策をしてくるのかというのを想定した上で

相手の対策の穴を突いていく戦術も考えていかないといけないですからね。

人を変えて無理なら、システムを変えるというのも戦術の一つになったらいいなと思います。

 

正直言うと、来季ちょっと不安です。

2回目の緊急事態宣言が発出された。

人々の心が疲弊し、冷たくなっていくなか

穏やかに優しく見守る太陽が冬に暖かさをもたらしている。

私はうつ病の症状が強まってしまい、仕事を休んで寝込んでいた。

 

私の好きなバンドの方の言葉が印象的だった。

「コロナで大変だけど、空は空のまま、鳥は鳥のまま、夏は暑くて、冬はやっぱり寒いまま。コロナで大変なのは俺達だけなのかもしれないよね。すごく大変だから見えなくなっちゃってることも増えてきてるよね。そこんところ忘れないようにいたい。そう自分に言い聞かせている。」

 

幸い私の勤めている職場はコロナであっても業務的な圧迫は少ない。

そのため何も変わっていないことの方が多く、

それって実はすごいことで大事なことなのかなと思ったりする。

もちろん呼吸器系や循環器系、急性期病院のリハビリは業務が増えているかもしれないが。

 

医療機関、保健所は日頃の業務があるにもかかわらず謎の風評被害にもあっている。

「あの頃の”ありがとう”という言葉は嘘なのかな?」そう疑いたくなるここ2ヶ月間の感染者数だった。

疑ってはいけないのはわかってるけど。

 

医療機関に臨機応変を求めてはいけない。

法律や倫理的問題などももちろんある。

そういう臨機応変を許可していくと、理学療法士が手術をしても良いことになってしまう。

医者が認可されていない薬物を処方して良いことになってしまう。

それで命を失うことになって良いのだろうか。

 

規律は”人を守るため”に存在している。

このコロナの3密を避ける、不要不急の外出自粛という要請

サッカーにおけるスタジアムでの観戦マナーなどもそうだ。

規律を守るのは人を守ることにつながる。

そこを見失わなければ、きっと感染者数は減っていくだろう。

 

私は職業柄”しょうがない”という考え方を嫌う。

「ルールを守れない人はどんな集団でくくっても、ある一定数必ずいる」という言葉をTVで耳にすることが増えてきた。

間違ってはいない。

だからといって何もしなくていいわけではない。

大事なのはその人達にルールを守る必要性をどうやったら理解してもらうかが大事だ。

 

「マスクで息苦しいからしょうがないだろ」

それはマスクをしなくていい理由にはならない。

 

私はタバコを吸わないが、高いお金と税金を払って狭い喫煙スペースに追いやられて吸っているのを見ると

自由を奪う国になったなと思う。

もちろんそうなった理由として、ポイ捨てといった規律を守らないある一定数の人間の影響が大きいのは確かだ。

 

分煙は副流煙といった健康面における二次被害から非喫煙者を守るために存在する。

タバコの吸い殻を排水口に捨てれば、タバコの有害成分は水へ流れ出し、最終的には海へ行く。

その海で育った魚を私達は生で食べる。

ポイ捨てをしてはいけないのは、環境を守るためだけでなく、最終的には人を守る。

 

規律違反者を罰するのは簡単で楽な方法。

でもそういう人の多くは

ただただそういう考え方を知らないだけだったりする。

 

小学生に二次関数の問題を解けと言っても考え方を知らないから解けるわけがない。

でも一つずつ丁寧に教えていけば、小学生でも二次関数は解ける。

高齢者のスマホやアプリの使い方講習なんかも同じ原理だ。

 

そう、ただ知らないだけなのだ。

「考えればわかる」と賢い人は言うが

その考え方を知らなければ考えることすらできない。

 

 

あれから1年が経った。

 

知らないことは知っていけばいい。

 

守るべきものを守るだけでいい。

 

空は空のまま

鳥は鳥のまま

夏は暑く

冬は寒い

当たり前のことが当たり前にあるから

人は人のままでいられる。

まずはレンタルバックの3名。

 

知念慶

 強靭なフィジカルとパワフルなシュートを持ち味とした選手ですね。昨年のCFは小林悠、レアンドロ・ダミアンの2人しかおらず、どちらかが怪我をするとどちらかが出ずっぱりでした。

今年は一応ACLもあるので(今のコロナの状況だと開催されるかどうか、、、緊急事態宣言も出たら時期ズレそう。)過密日程の中で結果を残せる選手という意味ではチームを回すためには必要な人材ですね。2019シーズンに比べ、4ー3ー3のシステムになってからはサイド攻撃が圧倒的に増えたので、よりフィニッシャーとしての仕事が求められるだけでなく、前線からの守備のスイッチャーになったり、ポストプレーといった役割が求められてくると思います。昨年「あぁ知念が居たらな」と思った試合がありますし、個人的には小林悠とレアンドロ・ダミアンを足して2で割ったような印象があるので、大分で成長し身につけたプレーを存分に発揮してほしいなと思います。

 

遠野大弥

 スピードとドリブル、なによりも抜群のシュートセンスを持ち合わせたストライカー。2020シーズンの福岡での活躍は誰もがご存知の存在ですね。フロンターレで起用されるとすればウイングでの起用になりそうですが、相手によっては4−4−2の2トップで起用するのも面白いと思っています。ブロックを作る相手が多くなる試合では、相手の背後を狙うプレーや間で受けて前を向くプレーが求められていきます。そしてペナルティエリアでは大胆にシュートを狙っていく姿勢も大切です。ボールを受けるのを怖がらない印象があって、ハードワークもできる選手ですし、チームが苦しいときに流れを変えるゴールを決められるのではないかと期待してます。ただ、フロンターレに対して相手はかなり激しくプレスに来る事が多いので、そこで一枚はがせるかどうかというスキルはかなり重要ですし、イメージとしては横浜FMのマルコスジュニオール選手や仲川選手のようにボールを持てる部分もあったらいいなーと思ったりしてます。チームに勢いをもたらすことができると思うので、フロンターレにハマるのではなく、フロンターレで結果を出すという強い気持ちで試合に出場して欲しいなと思います。

 

宮城天

 ファンやサポーター、彼の家族の皆様には本当に申し訳ないですが、富山で試合に出れると思ってませんでした。2020シーズンは途中出場も含めて20試合出場して3得点、アシストもいくつか記録してますし、スピードを活かしたドリブル、カウンターを武器にチーム戦術のピースの一つにしっかりとなっていたのは本当に素晴らしかったと思います。なんの試合か忘れたのですが、DAZNでフロンターレの試合が始まる前に富山の試合がやっていたのを見たのですが、そのときはなかなかいいパフォーマンスが見れませんでした。ボールキープがうまく行かずにロストしてしまったり、仕掛けても相手の守備に引っかかったり、出して動くの連続性が少なかったりしたので、「いやぁ、ちょっと厳しいな」と思った印象がありました。ただレンタルバックするということは、彼がコンスタントに試合に出場し経験を積むチャンスを自ら手にした結果だと思います。遠野とタイプがちょっと似てるのかな?と勝手に思ったりしてます。ただユースでサイドハーフをやったこともあるので、ウイングだけでなくインサイドハーフとしての成長も見てみたいなと思います。ドリブルができるならボールを持てるので、ビルドアップに加わわりながら相手をひきつけて、はたいて間で受けて運んでいくということができると、三笘や長谷川と違ったドリブラーがいるのはフロンターレの攻撃をより多彩化してくれるのではないかなと思います。三笘、宮代、脇坂、田中、宮城の5人で相手の守備ブロックを崩す日が来て欲しいなと思います。

 

 

次は移籍加入とまだ噂の方。

 

小塚和希

 パスセンスとテクニックを兼ね備えているクレバーな選手ですね。これもたまたま見てたAWAYのFC東京戦(だったかな‥)でボールを受けて前を向くのがうまい選手だなーと思った印象があります。YouTubeの動画のように技術面ではフロンターレでもバリバリやりまくってほしいなと思う選手です。インサイドハーフでの起用がメインになるのかなと思っていますが、大分でプレーをしているのでビルドアップにも加われるでしょうし、ゴール前でもチャンスメークに関わったり、緩急のタイミングも理解していて、出し手にも受け手にもなれる選手なのかなと思います。ボールを持ってなんぼの選手という印象です。ただゴール前ではときに大胆さとアイデアが求められるので、ミドルレンジからのシュートとか、ちょっとした浮き球とか、家長と大島みたいなプレーができると、めちゃくちゃワクワクする選手になるなーと思ってます。フロンターレに合わせすぎず、フロンターレで活きて欲しいなと思います。

 

塚川孝輝

 ボランチで184cmというフィジカルに加えて足元の技術も持ち合わせている選手。昨年はボランチながら9ゴールと大活躍。YouTubeを見る限りではヘディングシュートによるゴールが多いですね。何より印象的なのは、ペナルティエリアに入っていくプレーが多いことですね。もしかしたらオフェンシブに使われることが多かった選手なのかなと思ったりもします。フロンターレではインサイドハーフなのかな?アンカーのポジションでボールを散らしたり、運んだりする存在になっても面白いのかなと思いますし、場合によってはCFとしての起用もあるのかなと思ったりします。大変申し訳無いですけど、正直言えばどう使うのかがまだ見えにくい印象です。4−4−2のシステムを鬼木監督が併用していくのであれば、ボランチとしての出場は十分にあると思いますが、4ー3ー3の場合となると、守田のようなアンカーになってセカンドボールを拾ったり、相手をひきつけたりしてビルドアップの中心になるのか、インサイドハーフで田中のようにボールを持ってマークを剥がして、出してゴール前に侵入していくといったことができて欲しいなと思います。ただ田中も守田もボール奪取能力が高いので、そういう意味では塚川に対する期待値は高いです。公式のデータだと谷口より1cm大きい選手なので、CBの前で相手の攻撃を遮断できるような存在であれば十分にアンカーとして戦えると思います。

今年はACLですからね、フィジカル負けしない選手は必要です。

 

 

ジョアンシミッチ

 もし加入するのであれば、個人的には塚川が目指してほしいレベルの選手なのかなと思います。元U20のブラジル代表経験もある選手。守田の代わりになるには十分すぎるほどの選手が来てくれるなと思っています。ボールを持てば取られないですし、前にしっかりとボールをつけるパスが出せる選手です。ルヴァンカップや10連勝を止められた試合でも、シミッチ選手のプレーは本当に厄介だった印象がありますし、ホームで3−0で勝った試合では彼はベンチスタートだったんですよね。今思えば、だから勝てたのかなと思ってしまうぐらい、ポゼッション志向だった頃の名古屋には欠かせない選手だったと思います。ブラジル選手なのでCBジェジエウ、MFシミッチ、CFレアンドロ・ダミアンというように中央一列がつながるので、前と後ろのポジショニングのズレとかもコミュニケーションが取りやすくなるのかなと思います。それでいて3人とも日本でのプレーが3年目を迎えるので、Jリーグのスピードとかも熟知していますし、中盤ゲームの組み立てが面白くなるなと思っています。

 

 

中盤は競争が激しいですが、フロンターレの命運を握るポジションです。

鬼木監督は勝負に対してガチなのは、天皇杯でよくわかりましたし、プロの世界はそうなんだと思います。

勝負に忖度も妥協も必要ないので

ぜひとも復帰した選手、加入する選手たちには、自らの力でチャンスを掴み取って欲しいなと思います。

12/14,15,16の連勤。最初は不安だった。

でもどこかで「連勤できたらいいな」と楽観的だった。

 

ただ聞こえてくる雑音は思っている以上にストレスだった。

何事もないときは身体も軽く、睡眠も良好だったが

そのストレスがあったときは頭もボーッとし

疲労が強いのに眠れない日があった。

 

12/17に公休をもらい、その日はゆっくりと休み

とにかく何も考えずに自分が今すべきことだけに集中した。

この日記を書くことも思考を整理するのに役立った。

 

迎えた18日。とうとうフルタイム勤務の日が来た。

お昼ごはんだけは忘れずに買い

自分のタスクをこなすことだけを考えた。

 

リハビリは楽しい。

評価して問題点を考えて、リハビリメニューを考えて

相手に実施していく。

そしてその日に新しい課題が見つかれば、次のリハビリにつなげる。

当たり前のことを改めて楽しいと思える時間だった。

 

リハビリの仕事は実はPC作業が多かったりもする。

電子カルテへの記載やリハビリ計画書の作成

文献の閲覧などもPCでやることが多い。

 

自分の担当をリハビリしない時間はその業務をしている。

フルタイム勤務となったが、担当は少ないままだったので事務作業が多かった。

作業をしている地

認知症の人を遠くから大声で注意する介護士

帰宅願望が強い利用者を冷たくあしらう看護師

今年入ってきたリハビリの新人も少し慣れてきたのだろう、高齢者に対する言葉遣いは雑になっていた。

 

本来であれば注意しなければいけない立場だが

1ヶ月休み、1ヶ月の短縮勤務をしたことに対する罪悪感もあり何も言えなかった。

いや、言うのが怖かった。

 

そのスタッフたちの考え方や

自分に対する見る目が変わったわけではないと思ったとしても

ただただ怖かった。

 

 

良くない光景に対する苛立ちとストレス

自分が後輩のためだと思っていたことはただの独りよがりだったことに気づいた絶望感

そう思うことすらおこがましいと思う気持ち

偉そうに何を言ってるんだと必死に抑え込もうとする気持ち

我慢しようと自分を無理やり納得させたり

負の思考が頭の中をめぐり

それだけで疲れきっていた。

 

フルタイム勤務ができるかどうかの不安はとっくに消え去り

とにかく負の思考だけが頭を巡っていた。

幸い、週末で日曜日がすぐに来た。

疲れきった頭は12時間以上の睡眠を必要としていた。

 

12/21〜26の週はフルタイムで5日勤務をすることができた。

ストレスの因子は変わらなかったが

リハビリの担当人数を増やして、雑音が入らないようにした。

徐々に疲労が次の日に残るようになっていた。

「あー。行きたくないな」と思う日もあった。

 

年末年始は連休だったので

それまで頑張ろうと思っていた。

 

 

お察しの通り。

 

 

やっぱ頑張れなかった。

今年はコロナの影響で過密日程での連戦を強いられたため

多くのクラブでは17〜23歳の選手が起用されることが増え

DAZNでも「〇〇選手はまだ10代でこれだけ堂々とプレーできるのはすごいですね」

「将来性をすごく感じますね」ということが

毎試合のようにどの試合でも言われていました。

 

私個人の見解としては(主は性格が悪いです)

「それ以外にこのチームで褒めるとこが無いのかな。」

「勢いがあるだけじゃん」

と思ってしまいます。

 

『世界的に見たら20代なんて若手じゃない』なんていう意見もありますが

私が今回言いたいのはそういうことではなく

若い選手を起用する”だけ”でまるで”凄いこと”をしているように取り扱うのは

ちょっと違うんじゃないかなと思ってしまいます。

 

これは監督批判でも無いですし、選手批判でもありません。

 

例えば久保建英。

日本代表の試合に招集されれば常に画面の右上とかに

「最年少出場記録なるか」とか「最年少得点記録なるか」

交代出場するだけ「久保出場!!」といった表示がされていたりします。

 

ただ私が見る限り、彼は戦術理解が足りていないです。

サッカースキルは世界レベルなのは理解できますが

守備のタイミング、仕掛けのタイミング

ゲームの流れを見る力など、不足している点が多いなと思いますし

彼が攻撃のブレーキになってるなと思う代表の試合もありました。

 

でもそこには触れずに

「チームは敗戦しましたが、久保などの若い選手を中心に起用し、次に繋がる一戦となりました」

というふうにまとめているTVニュースが多かった印象です。

 

あのね‥

勝たなきゃ次につながらんのですよ。

ワールドカップで若手を積極的に起用したとしても

グループリーグで敗戦したら、次は4年後なんですよ。

次につなげようが無いんですよ。

 

チャンスを掴み取ったのはその選手の功労だと思います。

プロスポーツ選手である以上、結果に相応した称賛・批判がされるべきですし、

また起用した監督にも称賛・批判が及ぶべきだと考えています。

 

失礼を承知で言いますと

どのクラブとは言いませんが

「今年は若手を積極的に起用したので、来年に期待ですね。」

という言葉ってスポンサーや企業にしてみれば

「ホンマかいな」という気持ちのほうが強かったりします。

そういう意味で出資してないですよと。

勝つために、クラブが強くなるために支援しているので

経験とか成長という一見ポジティブですが定義が曖昧な言葉で片付けてしまうと

本当の成長というのは手に入れられないと思っています。

 

 

ここ数年のフロンターレの選手起用は

おそらくどのクラブよりも平均年齢が高いです。

大卒選手を主に獲得しているので

全体的に年齢層が高くなってしまっている部分はあると思います。

そして若手が出場しにくいチームとしても有名です。

 

ただフロンターレの歴史上

ルーキーイヤーでバリバリ出場していた選手って

記憶が正しければ

伊藤宏樹と中村憲剛だけなんですよ。

その他の選手はみんな2年目とか3年目でコンスタントに出場を重ねているので

「若手を起用しない」ことをマイナスイメージのように捉えるのは

ちょっと的が外れているような気がしています。

 

稲本、大久保、家長、チョン・ソンリョンというように30代でフロンターレに加入した選手を見ても

今年の旗手や三笘の活躍を見ても

年齢関係なくやっぱり凄い選手は凄いんだと思います。

 

そこに、小林、登里、斎藤、レアンドロ・ダミアンといった30代の選手たちが

スタメン争いに負けじと高パフォーマンスを発揮していたりするので

『若手を起用すること』を『凄い采配、挑戦的な采配』というようにポジティブに捉えたり

『若手を起用しないこと』を『成長させない、チャンスを与えない』というようにネガティブに捉えたりするのは

なんか違うんじゃないかなーと思います。

 

チャンスは与えるものではなく掴み取るものですし

そのチャンスで結果を残せなければそれも実力です。

 

「若手を起用すること」の本当の大事な意味とは何なのか

これはクラブが理念をしっかり持たないと

若者の将来と時間を奪ってしまうことに繋がりかねません。

天皇杯優勝しましたね。悲願です。

鬼木監督体制になって4年で星が5つ付きました。

あれだけタイトルが喉から手が出るほど欲しくて

それでも取れなくて悔しい思いを沢山してきたのに

一つ獲って4年連続でタイトルを取ってます。

ちょっと信じられないですね。

夢じゃないのですね。

 

天皇杯は憲剛の出場はありませんでしたが、あの試合展開だと入れにくかったと思います。

ある程度ボール保持ができていて、中盤のスタメン3人のパフォーマンスが良くて

相手がパワープレーになっていくのは目に見えていたのでバランスを崩すわけにはいかない。

憲剛を入れる狙いは守備というよりは攻撃に変化を加えたいので、あの試合展開だと入れにくかったと思います。

もう1点取れていれば、ゲームを落ち着かせて試合をしっかり終わらせるというように

チームのベクトルを合わせる仕事ができたかもしれません。

 

チョン・ソンリョン、レアンドロ・ダミアン、ジェジエウは契約更新。

ジオゴマテウスは期限付き移籍期間満了となりました。

 

ジオゴマテウスに関しては残念でなりません。

本当に素晴らしい選手だったと思いますし、山根とは違った武器を持っている選手なので

もう1年一緒に戦いたかったです。

レンタルの選手なので、フロンターレに権限はないのでどうしようも無いのですが‥

 

あとはレアンドロ・ダミアンの更新は嬉しく思います。

2019年から完全移籍で加入していますが、今年のパフォーマンスは昨年よりも良かった印象があります。

特に天皇杯決勝のパフォーマンスは得点こそならなくても、何度も起点になっていたのと

彼のスプリントのタイミングとチームのタイミングが合うようになってきているのを感じました。

以前にも書いたかもしれませんが

フロンターレ版のレアンドロ・ダミアンが完成しつつあるのかなと思います。

もうちょっと身体絞って軽くなったらスプリントしやすくなりそうだけども。

公式だと90kgあるのでね、、、

 

チョン・ソンリョン、ジェジエウは契約更新を検討しなかったら

フロンターレに殴り込みに行かなくてはいけないぐらい欠かせない選手なので

契約更新できてよかったです。

 

そして守田英正。

ポルトガルのサンタクララというチームへの完全移籍が報道されています。

天皇杯優勝後に田中や小林、憲剛と強く抱擁している姿がありました。

最後の天皇杯を掲げている集合写真では彼の顔に切なさを感じました。

戦術的にももちろんですが、チームの一人としても

めちゃくちゃ行ってほしくないです。空港で飛行機に乗らせないようにしたいぐらいです。

空港に向かう車を渋滞やらパンクやらの何かしらのアクシデントで行けなくさせたいぐらいです。

ただ海外挑戦というのは選手の夢でもありますし

そのチャンスは彼自身の努力の結果手に入れたものなので

彼の決断を邪魔するわけにはいきません。

今の守田は最高パフォーマンスを発揮できているので

その状態で海外挑戦して欲しいと思います。

”川崎の守田”から”日本の守田”になってほしいなと思います。

 

 

下田は大分へ完全移籍の報道がありました。

4ー3ー3へシステムが代わり、インサイドハーフでのプレーで求められるものが

彼の本来持っているスキルと別のものになってしまったのは否めないかなと思います。

4-4-2であればボランチだったのでサイドの守備というのはサポートポジションでよかったのが

4ー3ー3だとアンカーのサイドのスペースを守備しなければならなくなったので

彼の持っている良さが発揮しにくいシステムになってしまったのかなと思います。

チームに加入して、求められる戦術を理解してからは大きな戦力になってました。

目立った結果が出なかったのが残念ではありましたが

そんな彼が大分に行くとなると、ちょっと嫌な感じがしてます。

水を得た魚のように躍動しそうなので…。

あぁ、、、下田に来年やられるかも…。