こんにちは、スタッフの岡嶋です。
お店でもよくオーダーのあるカクテル
ソルティードッグというウォッカベースのカクテルがあるのですが
お客様とのお話の中で
「ジンベースのスッキリしたカクテルといえばソルティードッグだよね。」
という会話になることがしばしばあります。
そうなんです!!
ソルティードッグの原点に戻るとイギリス生まれのジンベースのカクテルになるのです!!!!
もともとは、”ソルティードッグ・コリンズ”(ジン・ライムジュース・塩・ソーダ)
というカクテルを起源に1930~40年頃に誕生したといわれています
”ソルティードッグ”の名前の由来は
イギリス海軍の甲板員が甲板の上で汗と潮にまみれて働く様子を表す海軍のスラング(ソルティードッグ)
と塩の入ったしょっぱいカクテルを掛け合わせた
というのが名前の由来になったと言われています。
現代の一般的なレシピは、
オールドファッションドグラスの縁に塩を付け
氷・ウォッカ・グレープフルーツジュースを入れて混ぜる
それとは異なり当時のレシピ(諸説ありますが)は
シェーカーにジン・グレープフルーツジュース・塩を入れてシェーク
カクテルグラスに注ぐ
当時はショートカクテルとして飲まれていんですねぇ
そんなイギリス生まれのカクテルも海を渡り
第二次世界大戦後のアメリカで急速に普及したウォッカの販売戦略にトロピカル系カクテルが活用されたことに加え
一風変わったスノースタイルや
ジンに比べ癖のないウォッカベースが人々に受け入れられ
今の形が定着していったのかもしれませんね。
そんなソルティードッグが日本にやってきたのは1960年代
沖縄に駐留する米軍兵士から通じて広まり
70年代にサントリーが展開した
「トロピカル・カクテル・キャンペーン」で一気に広まったとされています。
文字ばかりの記事になってしまいましたが
スネイルシェルでは、
当時・現代のレシピ・起源となった”ソルティードッグ・コリンズ”
も楽しんでいただけます
詳しくはスタッフまでお申し付けください。