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大阪市内-東京都区内の移動、あなたなら何を使いますか?


たいていの方なら、新幹線と答えるだろう。鉄道ファン、それも、営業規則に詳しければ、この表現から察して鉄道を選ぶと思う。(乗車券を買うと、券面は上記の記載になります)


では、ふつうの聞き方でもう一度。大阪-東京の移動、あなたなら何を使いますか?


やはり新幹線だろう。値段の安さで夜行バスという方もいるかも知れない。

利用者数の割合から見ると、飛行機利用は決して多くない。だが、大手航空会社は一番の幹線として乗客獲得に力を入れている。


私はというと、ある時期までは新幹線、バス、飛行機を全体の利用者数の割合とほぼ同じ程度の率と思われるバランスで使い分けていた。そもそも乗り物好きだから、どれも捨てがたいという考えが根底にある。


ところがある時期から、飛行機一択になった。それもANA専門。


野球の応援で遠征するようになって、新幹線より早く行ける所へ行くことが増えたこと、飛行機の割引運賃が多様になったこと。こういうことが決定的な搭乗増の要因だったのだと思う。


離陸の瞬間の浮き上がる時のあの何とも言えない感触、気流が不安定で急に高度が変わるときのふわっとする感触、あれが苦手で離陸時は明らかに目が泳いでいた。でも、年に20回程度の搭乗で慣れた。高所恐怖症ではないが、ジェットコースターやバンジージャンプはいまだにだめです(^^;)


一番はじめに意識して飛行機を見に行ったのは、1990年、ボーイング727が退役するということを新聞で見て、羽田に出向いたこと。この時代はインターネットなどなく、情報源はテレビや新聞だけだったなあ。

そしてなにより、真野ちゃんまだ生まれてなかったんだ(本人から、またあたしを基準にするのって説教されそう)
回9001M-ANA B727

最近鶴丸が復活したJALの当時の機体はこんなデザイン。

回9001M-JAL B747


そして、初めて乗ること自体を目的として行ったのがこれ。

回9001M-ANA B747 JA8963
マリンジャンボ。小中学生からデザインを募集し、当時小学生の女の子の作品が選ばれた。今ではこの方はデザイナーとして活躍されており、真野ちゃんみたいにみんなに夢を与える素敵なお仕事をされているようです。


これは特別塗装の飛行機の世界的な先駆けで、以降いろいろな楽しいヒコーキが登場したのはみなさまご存じの通り。これも今後少しずつ出します。



野球の応援で乗っているうちに、搭乗自体が楽しくなってしまい、かなり無茶をするようになってしまった。

「今日はちょっと伊丹に行ってくる」なんてのは日常的、千歳や那覇の日帰り往復も当たり前(もったいないと思われるでしょうが、宿泊代がかからないです、乗ることが目的だから問題なし)、成田-中部-仙台-成田の「三角乗り」、羽田-千歳-新潟-伊丹-羽田の「四角乗り」なんて変なことしたり、今月は毎週末搭乗なんてこともやってしまった。

いわゆる「修行」だろうと言われれば、否定はしない。だが、「伊丹-高知ピストン」なんてあからさまなことはしなかった。便数やスケジュールの関係で、今乗った飛行機で30分後に折り返しなんてことはあったが、1往復だけ。同日に何往復もすることはない。でもそういうときって、折り返し搭乗の時CAさんにされる挨拶は「いらっしゃいませ」ではない。





「おかえりなさいませ」



完全に弄られている。俺はご主人様ではない。

前述の三角乗り四角乗りのようなパターンだと、同じ機体にまた乗ることもある。クルーも同じ顔ぶれである。


1便目:「お飲み物は何になさいますか?」

2便目:「今度はお飲み物は何になさいますか?」


もうなんとでも言ってくれってところだね。

気がつくと、野球観戦数と搭乗回数のどちらの方が多いのかなんてことになっていた。


そうまでして乗るのにはそれなりの理由がある。これがまた別の分野につながっている。

これは次に書きます。