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朗報ですね。
レアアースはドンドン使わない方向にすべきです。
どうせ、わが国には資源なんてそう大量に有るわけじゃないんですから、使わないにこしたことがない。
元々有る資源や汎用の資源が代用で使えるなら、とてもいいことです。
しかも、わが国の特許も増えますのでね。

政府もそう云うことには、【1番でなくちゃいけないんですか? 2番じゃダメなんですか?】ではいけません。
やはり【1番でなくちゃダメ】なんです。
そう云う感覚を維持して下さい。

今後は各種基礎技術系の開発や発明は、政府もバックアップする体制を作る必要が有ります。
民間にばかり頼っていては、ダメですよ。

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レアアース不要の強力磁石 東北大大学院が基礎技術開発

2011年3月6日19時24分 朝日ニュース

 東北大学大学院などのグループは、レアアース(希土類)を使わずに強い磁力を得る「レアアースレス磁石」の基礎技術を開発したと発表した。ハイブリッド車のモーターや家電に使われるネオジム磁石に匹敵する磁力が得られる可能性があり、2025年ごろの実用化をめざす。

 世界で初めて「強磁性窒化鉄」の粉末の合成に成功した。主に鉄と窒素から合成できる。中国からの調達リスクがあるネオジムやジスプロシウムなどのレアアースは不要。強磁性窒化鉄は約40年前から有望性が指摘されていたが、ナノレベルの合成技術が可能になり研究が進んだという。

 磁性材料が得意な戸田工業(広島県)が原料をつくり、合成技術を東北大学大学院の高橋研教授らが開発した。独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトとしてトヨタ自動車なども協力し、今後は高温での耐性や磁力の持続力などを高めるという。