お待たせしました！

北海道2日目！！

網走湖のほど近い所にある旅館で朝を迎えます。

時刻は6時半。

よく起きられたもんだと自分でも感心するわ。

ひとまず朝風呂を堪能し、荷物をまとめます。

理想は宿を7時にチェックアウトすること。

ノープランが故の無茶行程でお送りしていきます。

外はもちろん氷点下。

ご丁寧に宿の女将さんがお見送りにきてくれましたが、二言三言話しただけで「う゛〜寒いっ‼︎」とお別れ。

道民ですらも寒いと感じるレベルを表すかのように、車のフロントガラスは見事に凍っておられました。

エンジンを温めながらゆっくりと早朝の雪道へと車を進めます。

宿は素泊まりなので、朝飯の調達をせねばなりません。

こういう時にセイコーマートの存在は本当に助かる。

道内どこにでもあるし、安くて美味い食品が目白押し。

こりゃ魅了される人がいるのも納得。

朝日を横目に国道を西へと走ります。

凍っちゃってて分かりづらいけど、能取湖沿いを走っているはずです。

全面凍結してる湖面に雪が降り積もるので、一見しただけでは畑と間違えてしまいそう。

トイレ休憩がてら、たまたま通りがかった展望スポットに立ち寄ってみましょう。

おぉ…。

なんだこれは……。

手前に1mくらい積み上げられた雪越しの能取湖(だと思われる)。

そして今回の旅行で一番お気に入りの写真が撮れました。

それがこちら。

めっちゃ良くね？！と何人に見せたことか。

ただこれネタバレをすると、積まれた雪を蹴り上げて舞わせた人工的ダイヤモンドダストなんですよね。。。

そんな裏側まで話すと大抵は落胆されます。

のんびりしていますが、あまり時間に余裕はありません。

それでもついつい寄り道してしまうのが北海道のニクいところ。

ここは計呂地交通公園。

読みは"けろち"。

日本一かわいい地名かも知らん。

Wikipediaによるとアイヌ語で「サケの皮で作った靴を忘れた所」を意味する「ケイ・ラツ」が由来なんだとか。

個人的な思い出すぎる。

上の写真で駅舎が写っていたことからも察せられる通り、ここは元々国鉄の駅。

湧別と網走を結んでいた"湧網線"の途中駅で、昭和62年に廃線となってしまいました。

廃止後は駅前を交通公園として整備を行い、機関車と客車が静態保存されています。

なんでもその客車は宿泊施設としても営業しているそうですが、いまは厳冬期。

駅ごと冬眠に入っていました。

計呂地を出発して程ない頃、雪に埋もれた遊園地を発見。

平成初期感あふれる「レストラン彩湖」に併設された"ファミリー愛ランドYOU"という、これまた時代を感じさせる名前の遊園地です。

土曜の朝9時とは言え、あまりにも人の姿が無かったので冬眠中なのかな。。。

そして9時半。

目的地の紋別市に到着しました。

宿から実に120km。

よく走りました。

ここでの目的は流氷船。

2月にロシアから流れ着く分厚い流氷をガリガリ削りながら進んでいく観光船です。

厄介者でしかなかった流氷を観光利用することで、全国から人を呼び込むことに成功したのすごいよなぁ。

流氷船は紋別市の他、網走からも出ていますが、そちらは昨日の段階で既に満席。

なのでわざわざ早起きして紋別までやって来たわけです。

さて、いよいよ出港の時間ですが、肝心の流氷は、、、

流氷は、、、

流氷は、、、？？？

続、

2024-02-17 威風道東2-1