宮司、事務局、地域住民代表、役員代表(私)の4人で準備作業。予定ではあと3人(責任役員など)ほど来るはずだったが、忙しかったのか3人は欠席。古札入れや賽銭箱など、重い物を運ぶので4人は必要だ。ぎりぎりの4人で作業を進める。

 

何年か前、当神社でも賽銭箱泥棒の被害にあったそうだ。参拝客も少なく、賽銭もたかが知れているが、それでも賽銭箱をひっくり返して賽銭を抜き取るとは罰当たりなやつだ。犯人が憎いというよりは、そこまで追い込まれての仕業なのかとやるせない気持ちになる。

 

例年になく今年は雪が少ない。毎年境内は手作業で雪かきした。参道の除雪は除雪車の協力が必要で、近くの農家の人がショベルの付いたトラクターで除雪してくれた。今年は除雪作業はまったく必要ない。これなら深夜に執り行われる越年祭・元旦祭へもミニで上がって行ける。

 

大晦日の夜に焚く木や着火材なども準備した(地域の若者代表)。社務所にお守りやおみくじ、お札なども出した。関係者が寒さ凌ぎに飲む缶コーヒーも並べられてある。明日の夜に大鍋にお湯を沸かしてホットにする。拝殿を掃除し、新しい紙垂(しで)を縄に挟み込む。

 

準備作業は1時間ほどで終了。明日も雪が降って欲しくない。最近は天気予報が当たらなかったりする。数時間で予報がコロコロ変わったりも。年末年始は警報級の寒波に襲われるとか、10年に一度という暖かい数日だとか。最新情報では大荒れ(雪ではなく雨風)との予報もあるようだが、果たして。

 

夕方に山田町の実家に行く。神棚に飾る幣束やお歳神などを大沢の魚賀浜(ながはま)神社の宮司宅に行き買い求める。何年かぶりに伊勢神宮に行ってきたと言う宮司。伊勢神宮参りは神社関係者にとってはステータスのようなものだろう。いろいろと情報交換。

 

神棚に飾るのは明日がいいですよ。今日は仏滅ですから。

 

遠野では餅突き(機械で)、ニシメ作り、おせち料理作りなど、正月準備に忙しい。1人だけ忘年会へ。