菌床舞茸は一昨年と昨年、春に20個ずつ畑の片隅に植え込んだ。初めて菌床を植えた一昨年は、秋に次から次へと舞茸が出てきてみんな大喜びだった。こんなに出てくるものかと、親戚や近所にも配った。

 

昨年は一転ダメな年だった。形の崩れた小さい舞茸が2つだけ。これでは菌床を買う(1個500円、20個で1万円))意味がない。秋になったらスーパーで一万円分の舞茸を買った方がいい。2年続けて買った菌床舞茸だったが、今年の春はもう買わなかった。

 

菌床舞茸は一度植えたら収穫は1回きりではない。2、3年は収穫できるはず。運が良ければ今年も獲れるはずとあまり期待せずにいたが、先週顔を出している舞茸5、6本を見つけた。そして今日、写真のような舞茸があちこちに出てきていた。

 

舞茸は見つけた人が舞い上がって喜ぶから「舞茸」と名付けられた説がある。もう一つはその形状が大勢の人が舞っている(群舞)ようだからという説もある。見つけたら嬉しくて舞い踊るの方がいい。顔を出したと思ったら一気に成長する。踊りたくなるね。

 

先日は舞茸ご飯を食べた。今夜は舞茸の天ぷら、そして舞茸の汁物を食べた。

 

 

 

 

家族が菌を植え付けた、こちらは原木栽培の椎茸。昨年の春に植え付けたものだが、昨年は椎茸一個も取れなかった。やっぱり素人には無理だよと思い、今年は場所を変え、ただ放置していたのだが、ホダ木1本に椎茸が成っているではないか。

 

踊り出すほどではないが、失敗だったと放置していた原木に椎茸が出てきた。もっと出てくるかもしれない。ホダ木を立てかける仕組みを作り、出てくるのを待とう。昨年はたぶんナメコの菌も埋め込んだはず。