昔は日本シリーズはデーゲームだった。2時頃から始まって4時間の試合時間でも夕食時までには終わっていた。夜も時間的に余裕があった。テレビのスポーツニュースで何度も試合経過を見て喜んだり悔しがったりした。

 

しかし、いつ頃からか日本シリーズはすべてナイトゲームとなった。しかも今年は試合開始時間はすべて6時半だ。10月も末のこの時期、夜は寒くなる。ドームなら寒さは関係ないだろうが、神宮球場など野外の球場では選手も観客も寒くて大変だ。

 

試合終了時間も遅くなる。日本シリーズの試合進行は一般に遅く、試合時間が5時間に及ぶ場合もある。6時半開始で5時間だったら試合終了時間は11時半だ。4時間でも10時半だ。翌日の仕事に差し支えるから、あるいは終電車に間に合わなくなるからと、試合終了を待たずに席を立つ人もいるだろう。

 

どうしてペナントレースと同じ6時に試合開始としないのだろう。どうして、せめて土・日曜日ぐらいデーゲームにしないのだろう。今日のような土曜日に、2時頃からゆっくりと時間を気にせずに日本シリーズをテレビで楽しみたいと思う人は多いはずだ。

 

デーゲームなら観戦後のブログ投稿もゆっくりとできる。6時半開始のナイトゲームでは試合終了を待ってブログ更新は遅すぎてその日のうちに投稿できないこともある。だから試合終了を待たずに(このブログもそうだが)途中からブログを入力をし始めることになる。

 

試合は1ー0でオリックスリードの9回表、ヤクルトはリードされてはいるが守護神マクガフが登板する。何とか無失点で抑えてもらい、9回裏3番山田、4番村上、5番オスナの攻撃で逆転サヨナラを目指す。

 

しかし、その目論見は見事に崩れ去る。なんと、マクガフが先頭打者にヒットを打たれ、次打者の投手前送りバントを一塁に悪送球でランナーが還る。つい一昨日と同じだ。

 

なおも三塁にランナーが残り、犠牲フライでこれで3‐0。ヤクルトには予想外のマクガフ登板になった。

 

1度あることは2度ある。2度あることは3度あるというが、守護神が背信投球。おとといの9回裏となんと似た展開になったものよ。明日もしヤクルトがリードしている場面で9回表、マクガフはリリーフ登板するのだろうか。高津監督がどうする?

 

何とか明日はヤクルトに踏ん張ってもらい、日本一決戦の行方を明後日の第8戦に持ち込むのだ。がんばれ、ヤクルト!