ヤクルト  000 010 000 001=2 H10 E0

オリックス 000 010 000 000=1 H7 E2

 

投手リレー

ヤクルト 高橋→スアレス→清水→田口→マクガフ(勝利投手)

オリックス 山本→平野→能見→比嘉→富山→吉田凌(敗戦投手)

 

山本由伸は9回1失点11奪三振の投球だった。特に9回クリーンナップ山田、村上、サンタナの3者三振は圧巻だった。さすが沢村賞投手。

 

 

ヤクルトが20年ぶりの日本一に輝いた。5回表に塩見のタイムリーで試合の均衡を破る。その裏オリックス福田周平のタイムリーで同点とされる。

 

もう後がない延長12回に、2死から塩見が三遊間を抜くヒット。相手パスボールで二塁に進塁。このチャンスに代打・川端が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 

敗れたオリックスは、1996年以来となる頂点の座にあと一歩届かなかった。

 

この10年の日本シリーズについて調べてみた。

 

2012年 巨人4勝2敗日本ハム

2013年 楽天4勝3敗巨人

2014年 ソフトバンク4勝1敗阪神

2015年 ソフトバンク4勝1敗ヤクルト

2016年 日本ハム4勝2敗広島

2017年 ソフトバンク4勝2敗DeNA

2018年 ソフトバンク4勝1敗1分広島

2019年 ソフトバンク4勝0敗巨人

2020年 ソフトバンク4勝0敗巨人

2021年 ヤクルト4勝2敗オリックス

 

セリーグのチームが日本一に輝いたのは2012年の巨人以来9年ぶり。

セリーグのチームが勝利したのは2018年の広島以来13試合ぶり。つまり13連敗という不名誉な記録を打ち立てた。その立役者は2年間で8連敗という巨人。

 

2018年広島第3戦〜6戦で負けセリーグのチーム4連敗。

2019年巨人4連敗で、セリーグのチーム8連敗。

2020年巨人4連敗で、セリーグのチーム12連敗。

2021年ヤクルトが初戦でオリックスに負け、これでセリーグのチームはなんと13連敗。

 

ヤクルトは昨年、一昨年とセリーグ最下位。前年最下位のチームが日本一に輝いたのは、1960年の大洋ホエールズ以来61年ぶりだという。

 

 

日本シリーズ第6戦は京セラドーム大阪ではなく、ほっともっとフィールド神戸。ここはドームではないから、「ほっともっと」と言うが、季節はもう冬、寒い、寒い。そんな中11時過ぎまで皆さん、お疲れさん。寒かったでしょう。

 

選手の口から白い息が吐かれる。選手はみんなネックウォーマーを着用している。引っ張り上げマスクのように顔半分まで覆っている選手もいる。ベンチではグランドコートを着て、何人かはポケットに両手を突っ込んでいる。

 

観客も寒そうだ。厚手のコートを着てフードで頭をすっぽり覆っている人もいる。もちろん皆マスクを着用している。選手も大変だが、観客も大変だ。

 

2021年のプロ野球、本日をもって閉幕。今年も熱い熱い闘いをありがとう!