アンチ魂を揺さぶるようなゲームを2日続けて見れるなんて、こんなことが過去にあったか。
昨日の試合(神宮球場)
巨 人 300 001 210=7 安打11
ヤクルト 011 002 40X=8 安打10
勝・大下 ホームラン・サンタナ2 青木 オスナ
敗・高梨 ホームラン・坂本 岡本 中田
今日の試合(東京ドーム)
広島 403 001 000=8 安打12
巨人 000 000 502=7 安打11
勝・森下 ホームラン宇草 鈴木誠 菊池涼
敗・高橋 ホームラン ウィーラー
巨人、2点を返しなおも二死二塁の9回、バッターは中田だったが、やっぱりヒーローになれない。三振でゲームセット。巨人はこれでついに2桁10連敗。長嶋は中田にいったい何を教えたのだろう。
「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」をルーズベルト・ゲームと呼ぶ。
第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズヴェルトの「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来するという。
ルーズベルト・ゲームが年に何回あるか分からないが、2日連続してあり、巨人のいずれも負け試合(対戦相手は違うが)、こんなことはめったにあるものではないだろう。巨人はまたそんな不名誉な記録を作った。
巨人3位、広島4位は変わらないが、3ゲーム差と広島が迫ってきた。巨人がCSにコマを進めるためには、なんとしてでも連敗をストップさせることが必要だ。1つでも2つでも勝てば、試合数がまだ多い広島の方にプレッシャーがかかり、逆転はないだろう。
しかし、このまま巨人が負け続け(あと4試合残っている)、広島が勝ち続けると、CS進出は大逆転で広島となる。