夕顔の苗は畑に2本植えた。お盆の頃にすでに実は成り、美味しいうちに実家や盛岡の親戚に配った。
中の種とワタを取り一口大に切った夕顔は油炒めで食べるのが美味しい。赤い唐辛子を輪切りにし少々加えると味も色添えも豊かになる。我が家では味噌汁の具にもなる。
薄くスライスし乾燥させるとかんぴょうになるが、岩手ではあまりかんぴょうとしては食べないようだ。
今日土手の草刈りをしていると、夕顔がゴロゴロと出てきた。畑ではなく土手だ。昨年旬を過ぎて固くなった夕顔、腐った夕顔を捨てた場所であり、種から自然に芽が出て成長し、実が成ったのだろう。
10本ぐらい採れた。しかし、硬そうだ。色も良くない。見るからにおいしくなさそうだ。それでも、お盆の時期に採れた夕顔はすでになくなっており、これらのうち大きめの夕顔を食べようと思う。
去年捨てた実から種が芽を出し、大きく成長する果物、もう一つはトマトだ。あちこちでトマトが成長し、食べても食べてもなくならない。欠け芽を畑に刺しておいてもそこから成長するのもある。山芋や自然薯も少し残っている根から翌年成長し、どんどん増える。
増えるのは野菜に限らない。花も放っておくとどんどん増える。ヒマワリ、コスモスなど、その蔓延り(はびこり)様は暴力的でさえある。シーズンが終わるとすぐに根元から切り倒すが、種がどんどん落ちて翌年も周り中に花を咲かす。