顔写真をデータで送信する必要があり、自撮り棒を初めて買った。通販サイトでチェックすると、自撮り棒は2〜3000円、三脚付きのものは5000円以上もするが、先日私の買った自撮り棒は100円(税別)。商品名は「セルフィースティック」。安いがリモートシャッター付きだ。
シャッターは付属のコードをiPhoneのヘッドフォン(イヤホン)ジャックに差し込み、手元のボタンを押せば、好きなアングル、好きな表情、好きな背景などで何枚でも撮れる。
しかし、iPhoneXにはイヤホン端子がない。音楽を従来のイヤホンで聴くには変換アダプタをLightninngジャックに繋ぐ必要がある。Lightninngジャックは一個しかないからiPhoneを充電しながらイヤホンで音楽を聴くことはできない。
まあ、iPhoneX(8以降?)は従来のイヤホンを使うような想定ではないということ。Bluetoothイヤホン(無線)で音楽を聴く。ケーブルがなく絡まったりすることなく便利なBluetoothイヤホンなのだが、欠点が一つある。
その欠点とは、すぐに紛失してしまうのことだ。2個繋がっていないから1個紛失するともう使い物にならない。左右のイヤホンが繋がり首にかけるタイプのBluetoothイヤホンでも私は無くした。
ということで、この自撮り棒はイヤホンジャックのないiPhoneXでは使えない。変換アダプタはどこかにあったはずだが、探す気にならない。探しても出てこないだろう。
だったら、家にまだある古いiPhone3か、iPhone4Sを使うことにしよう。iPhoneXを買う時にiPhone7とこの2機種も下取りに出そうとしたが、下取りできるのはiPhone7だけ、3と4は古過ぎて下取りできないと言われた。
iPhone3も4も充電すればWiFiでまだ使える。充電用ケーブルも今は使われないタイプだ。USBは同じだが、iPhoneに繋ぐジャックがLightninngではない。しかし3と4用の充電ケーブルはまだ持っていた。
iPhone4Sを充電し、イヤホンに付属のコードを差し込み、自撮り棒をセットした。手元にシャッターボタンがあるからタイマーを使うことなく、顔写真をバンバン撮れる。一番長く伸ばせば50センチぐらいに伸びるし、縮めれば10センチぐらいになり、カバンに入れてもそれほどかさばらない。集合写真を撮るものでもなく、個人写真用にはこれで十分である。
なお、同じものがキャンデーでは165円、キャンドゥーでは100円だった。たいした違いではないが、少しでも安い方から買うと儲かったと思う、この小市民性。