自分の部屋からテレビが無くなって久しい。もう5、6年も経つ。居間に52インチのテレビが鎮座しており、台所で洗い物をしながらでもプロ野球などを見ることができる。

 

ドラマはほとんど見ない。古い映画を見るときはデスクトップPCの24インチ液晶ディスプレイやiPadで、時にはiPhoneでも、見るからいい(prime videoで見放題)。自分の部屋にテレビは必要ない、見たい時には居間に行って見るからいい、と思っていた。

 

しかし、ここ1、2年で状況が変わってきた。チャンネル権は第一に孫にある。Eテレの「お母さんといっしょ」やCSの「キッズステーション」、「アンパンマン」などを見ている。次に妻が最近よく見ているのがBSやCSで放映する昔のドラマだ。今は「北の国から」を連日見ており、はまっているようだ。

 

TVドラマはあまり見ない私であるが、時々ニュース番組や情報番組は見たいと思う。スポーツ中継も見たい。昨日、今日の箱根駅伝は絶対見たい。ということになると、自分の部屋にもテレビが欲しいと思うようになった。そうだ、初売りで買おう。

 

ヤマダデンキのチラシに「TV+Amazon fire tv stick」のセット27800円(税別)が目に留まった。Funai製テレビは32インチで、自分の部屋にはちょうどいい大きさだ。セットで付いてくるAmazon fire tv stickって何だろう。

 

ネットで検索して初めて知ったのだが、Amazon製fire tv stickは非常に魅力的なデジタルガジェットだった。家の中でWiFiが使えて、Amazon prime会員なら絶対に買って損はしない優れものである。今まで知らないでいたのが悔しいとも思える機器だった。

 

fire tv stickとはAmazonが販売している、テレビに接続して映画やインターネット、ゲームなどを楽しめる出力機器だ。Prime Videoに加え、YouTube、Netflix、TVer、GYAO!、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+など様々なコンテンツの視聴にも対応している。さらに音楽もAmazon Music、Spotifyなどが楽しめる。

 

 

設定に30分ぐらいもかかった。まずfire tv stick本体に付属のケーブルをつなぎ、テレビのHDMI端子と電源に接続する。リモコンに単4電池2個を入れペアリング。リモコンを本体に近づけただけで認識し、すぐに使用できるようになる。その後そのリモコンを使いWiFiのパスワードなどを入力する。

 

なお、設定にはAmazonのアカウントとパスワードも必要である。ない場合は新規に加入する必用がある。Amazonプライムの会員である場合は問題ない。

 

WiFiは自動で感知し、パスワードの入力が求められるので、パスワードを入力する。その後、必要な動画配信のダウンロードが始まる。hulu、abemaTV、Netflix などを選択しダウンロードした。「下り」の遅い我が家のネット環境ではけっこう時間がかかったが、平均的な速度契約ならいらいらすることなく終わるだろう。

 

早速映画を見てみる。「鬼滅の刃」のテレビ版はエピソード1から26まで配信されている。適当にエピソード19を選択し見る。やはり、iPadや24インチの液晶で見るよりも迫力がある。音もいいようだ。

 

 

9時からの「天気の子」も見ることにしよう。