昨年も同じようなことを書いた気がするが、もう一度書いておこう。ナンバーディスプレイじゃなくても、最後にかかってきた電話の番号が分かる方法について。
ナンバーディスプレイ契約は月額400円かかる。初期費用(工事費)として2000円もかかる(いずれも税別)。スマホなどで事足りる時代、年に何回固定電話のナンバーディスプレイ機能を使うのか。無言電話への対策?無言電話をかける人なら番号非通知にしているはずだ。
トイレに入っている時固定電話に着信あり。しかし、すぐに出られず切れてしまった。今の人、誰だったかな。大事な要件だったのかな。あるいは何番からの着信だったのか。
それが分かるのがナンバーディスプレイで、その番号に折り返し電話をかけることもできる。だが、月に一度あるかないかのようなそんなシチュエーションに月400円も払うのか。高い。払いたくない。
そんな時に便利な、「ナンバーお知らせ136」という機能がある。申し込み不要。NTTの固定電話なら普通に使える機能で、1回30円(税別)。
最近多くなってきたのが、受話器を取るとすぐに切れる電話。「ガチャ切り」と言うのらしい。「ワン切り」と反対だ。「ガチャ切り」に何か意味があるのだろうか。無言電話なら受話器を上げても無言が続くはずだが、受話器を上げると瞬時に切れる。留守を狙うコソ泥が人が居るかどうか確かめているのか。
今日も「ガチャ切り」があった。そのまま何もしなくてもいいが、今日は電話番号を調べて、それを検索にかけてみよう。
すぐに同じ固定電話から136に電話する。音声ガイド(最後にかかってきた相手の電話番号をお知らせする場合1を押す、相手にかける場合3を押すなど)に従い、1を押す(これで33円)。すぐに今の電話番号を教えてくれる。もちろん知らない番号だ。
次にその番号を検索窓に打ち込み、GoogleやYahoo!で検索する。すると、迷惑電話であること(の可能性○○%)、詐欺電話であること(の可能性○○%)、保険などの勧誘番号であることなど、が示されるのだ。ガチャ切りはほとんどこんな迷惑番号だ。
たとえば採用通知、試験の合否など、大事な電話に出られなかった場合は、136の音声ガイドに従い3を押す。すると、最後にかかってきた番号に折り返しの電話をかけることができる。
この機能は固定電話を持っている人なら知っておいて損はない。話してみると、意外であるが、知らないでいる人の方がずっと多い。