久しぶりにキューブを回してみた。普通なら90秒ぐらいで6面完成できる。しかし、今日はなぜかあるステップで悩んでしまう。レイヤーバイレイヤー方式の2層目完成を目指すパートで止まってしまうのだ。あの逆T字型から2層目まで揃う段階で間違ってしまう。

 

リズムに乗って回しているうちはいいのだが、キューブの滑りが悪く、一旦ひっかかるとその後が進まない。ゆっくりと考えながら回すと、ますますその先が見えてこない。う〜ん、こんなはずでは。

 

こうなるともうダメだ。ネットでその部分だけを見ることにする。な〜んだ、ポイントは右手人差し指で記号U、つまり最上段を時計回りに回せばよかったのだ。その後はスムーズに指が動く。考えて回すのではない。回し方や順序を指が覚えているのだ。

 

その後、2、3回回してみる。うん、大丈夫だ。途中やり直すパートが出てきても、2分はかからない。平均で90秒ぐらいで完成させるようになった。これなら人前でもやって見せれる。

 

今のやり方では90秒ぐらいが限度だ。さらにスピードアップさせるためには指の動きだけではどうにもならない。パターンを覚え動かし方を暗記するしかないのだ。それによって1分以内は可能なレベルだが、さらに先がある。

 

ただ各段階で幸運にもパターンが労せずしてできている場合がある。そんな時は1分ぐらいで完成させることもできる。運がいい場合だけだ。

 

この歳でルービックキューブに興ずる人がどれほどいるのだろうか。マイブーム、いわゆるかつてハマったゲームである。いつでも90秒ほどで完成させるためには、当然だが、時々取り出して、何回か回してみることが必要だ。つまり練習だ。プラクティス メイクス パーフェクト。習うより慣れるのだ。

 

夏休みにはいったら、今勤務している中学校の生徒たちの前でやって見せようかと思う。最初は90秒で、次に10秒以内で。

 

ルービックキューブを瞬時に揃えるマジックも数種類ある。90秒もかかるのはふつうに回して揃える場合である。ある方法で10秒以内に揃える見せ方もある。これはまさしくマジックである。

 

90秒ほどで6面完成させたあと、次は10秒以内でと言い、ぐちゃぐちゃに混ざった6面を5、6秒で揃えるとみんなびっくりする。しかしこっちはマジック。ごめんなさい、騙して。。