日本ハムのドラフト1位の吉田輝星が広島戦に初先発し、5イニング投げ被安打4、奪三振4(菊池などすべて空振り三振)で失点1。

1点リードで初勝利の権利を有したまま5回降板。日ハム自慢の中継ぎ陣に勝利を託す。結果2ー1、吉田輝にうれしい、うれしいプロ入り初の1勝がついた。おめでとう!

 

3月までは高校生だった投手がセリーグ首位の広島打線を1失点に抑えたのだ。これはすごいことだ。ストレート主体で、果敢に3球勝負もあった。最後の回と知らされていたのだろうが、5回は特に気合が入っていた。広島1番からの打線に対してほとんど気持ちのこもった速球勝負。

 

2本ヒットを打たれていた1番長野はレフトフライ、2番菊池は空振り三振、3番パディスタはライトフライと三者凡退に押さえたのだ。ベンチに戻り栗山監督と握手を交わす。ご苦労さん。後は自慢の中継ぎ陣に任そう。

 

吉田輝星初勝利のためには6回以降1点も取られてはいけない。日ハム自慢の救援投手たちがプレッシャーのかかる登板に、みごとに期待に応えてくれた。6回から8回まで一人のランナーも出さない完璧リリーフ。

 

最後は1アウト1、2塁のピンチを迎えるが、ピッチャー石川が何とか抑えた。キャッチャーのこれも石川が、甲子園優勝した時の高校生みたいに天に向かって吠えまくっていた。分かるなあ、その気持ち。

 

ダルビッシュ有に大谷翔平、そして吉田輝星と、高校ナンバーワンの投手をドラフトで指名し、きちんと育ててくれる球団が日本ハムなのだ。

今春のドラフトでは早くも大船渡高校の佐々木朗希を1位指名と公言した。ぜひ日本ハムに入団してほしい。若い選手をきちんと育ててくれる日ハムに期待しよう。