日出神社は上郷町細越にある古い、小さな神社だ。昔は上郷村の村社だったとか 。例祭が毎年6月の第3日曜日に開催され、今年は6月16日。私も総代の一人として祭に関わってきたが、今年は責任役員をやってほしい、宮司にそうお願いされた。

 

  日出神社は「ひので」神社ではない。「ひで」神社と読む。義経北行説につながる言い伝えがここにもあった。

 

  源義経には日出姫という隠し子がいた。日出姫は平泉を追われた義経一行を追いこの地にやってきたが、病に倒れ、その後没す。不憫に思った村人たちが社を建てて姫を弔い、それが日出神社として今に残るのだという。

 

  そんな由緒のある日出神社の役員会が9時から執り行われた。今年は3年に1度の役員改選期であり、結局責任役員を務めることになった。神社庁にも氏名や住所などの報告が求められる大事な役員なのだとか。

 

  4人の責任役員のうち一人が留任、私を含め2人が新役員となり、1名は了解が得られなかったようで、空欄となっていた。

 

  役員会終了後、令和改元祭、並びに神輿完成奉告祭。正午過ぎに終わった。