鉢植えの桜だが、懸命に花を咲かせて、いよいよ満開となった。まだ一輪たりとも散ってはいない。
遠野の桜(ソメイヨシノ系)はもう散ってしまった。この後に咲くのは八重桜やフゲンゾウなどピンク色が濃い桜だ。我が家の畑にも何本かあるので、桜を愛でる期間はソメイヨシノだけよりは長い。
ところで桜の旧字体は「櫻」。木偏に貝が2つでその下が女。だから
「櫻という字を分析すれば、2階(貝)の女が気(木)にかかる」
現字体の「桜」ではそれは通用しない。じゃあ、どう分析する?
「桜という字を分析すれば、ツの出す女が気にかかる」
「戀」(=恋)という字の覚え方もよく知られている。
「戀という字を分析すれば、糸し(愛し)糸しと言う心」
浄土真宗の宗祖は親鸞。この「鸞」とい字の覚え方もすぐ分かるだろう。
「鸞という字を分析すれば、糸し糸しと言う鳥」となる。
なお、鸞(ラン)は中国の想像上の鳥のこと。
ここでクイズ
2階の女が飼っている鳥は何?
答は鸚鵡(オウム)
「龍という字を分析すれば、リュウゲツトコヒンマゲテ」。この分析の仕方、特に「トコヒンマゲテ」が絶妙だ。